令和6年度大阪連続講座「大阪で暮らす-いまむかし-」第1回 「生活史」聞き書きのすすめ -個人から見た大阪の記録-
7月13日(土曜日)、令和6年度大阪連続講座の第1回目、「「生活史」聞き書きのすすめ -個人から見た大阪の記録-」を開催しました。
京都大学大学院文学研究科教授 岸政彦氏を講師にお迎えし、身近な人の人生を聞いて、それを書き残すということについてお話しいただきました。
『大阪の生活史』にまつわる話や、生活史を聞く上で大切にされていることなど、貴重なお話をたくさん伺いました。
会場はほぼ満席で、岸先生の軽快なトークに、客席には笑顔があふれていました。後半の質疑応答の時間には非常にたくさんの手が挙がっていました。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
以下は、本講座の開催案内です。(『大阪の生活史』筑摩書房)
講師の岸政彦氏より
昨年(2023 年)、『
大阪の生活史』という本を出版しました。これは一般の方々から公募した150 人の聞き手が、大阪に縁のある 150 人の語り手の生活史(人生の語り)を聞いてまとめた分厚い本です。この本を紹介しながら、親や友人など、身近な人びとの人生を聞いて書く、ということについてお話します 。
【講師】岸 政彦 氏 (京都大学大学院文学研究科教授)
【日時】令和 6(2024)年7月13日(土曜日)14時から15時30分(開場13時30分)
終了しました【会場】中央図書館 5 階 大会議室
【定員】300人(申込不要・当日先着順)
【その他】手話通訳ご希望の方は申込が必要です。6月29日(土曜日)までに、講座名(第1回)・お名前・ご連絡先、「手話通訳希望」を明記のうえ、ファックスで お申込みください。(FAX 06-6539-3335)ファックスをお持ちでない方は、来館にてお申込みください。一時保育はありません。
【問い合わせ】中央図書館 利用サービス担当 電話 06-6539-3302
【講師紹介】
岸 政彦 (きし まさひこ)氏 (京都大学大学院文学研究科教授)
社会学者・作家。令和 3(2021) 年に小説『
リリアン』新潮社で織田作之助賞を受賞。令和2(2020)年頃より、東京、沖縄、大阪にて、100人超の聞き手を公募し、生活史を集約する大規模なプロジェクトを実施。
主な著書に、『
断片的なものの社会学』(朝日出版社、2015) 、『
大阪』(柴崎友香との共著、河出書房新社、2021) などがある。
ちらしは
令和6年度大阪連続講座 大阪で暮らす-いまむかし(PDF形式, 675KB)をご覧ください。