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2019/06/16

[終了報告]【中央】映画『ニューヨーク公共図書館』トークイベント

Tweet ThisSend to Facebook | by 中央図書館

終了報告

大阪市立図書館×映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』トークイベント

借りるだけではもったいない!『もっと』使える!図書館


6月16日に、中央図書館にて「大阪市立図書館×映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』トークイベント」を開催しました。
開場と同時にたくさんのお客さんがご来場され、満員の状態でイベントがスタートしました。

まずはじめに、映画のダイジェスト版を、各シーンの簡単な解説とともにご覧いただきました。
次に、在米ジャーナリストの菅谷明子さんと会場とをSkypeにて繋ぎ、映画のことや、ニューヨーク公共図書館についてお話しいただきました。
どれも印象深いトークのなかから、既に東京にて公開されている本映画に対する反響についての菅谷さんのひとことをご紹介します。
”図書館は誰もが行ったことのある場所だが、映画の中では「え?これが図書館?」という驚きがたくさん出てきます。自分が知っているのとは違う観点があるという気づきなどが、この映画が反響を呼んでいる理由の1つかなと思います。”(引用)
菅谷明子さんskype風景








次に、瀬戸内市民図書館の前館長である嶋田学さんと大阪市立図書館職員によるトークイベントを行いました。
ニューヨーク公共図書館と大阪市立図書館、日本の図書館の違いや現状に触れながら、これまで嶋田さんが関わってこられた図書館の取り組みなど、図書館全般について幅広く語り合いました。

嶋田学さんトーク風景

参加者からは「図書館の可能性をあらためて感じることができました」「菅谷さんが紹介してくださった『健やかな好奇心』という言葉がたいへん心に残りました。健やかな好奇心をささえる図書館が日本に広がってほしいと願います」といった感想をいただきました。

また、トークイベント終了後に事前申込者限定のバックヤードツアーを開催しました。ふだんは入れない、地下の書庫を見て感嘆の声をあげられていました。

書庫ツアー風景

イベントにご参加いただいたみなさま、菅谷明子さん、嶋田学さん、本当にありがとうございました。


以下はイベント開催のお知らせです。

世界で最も有名な図書館のひとつであるニューヨーク公共図書館は観光名所でありながら、地域に住む人によりそう身近な図書館でもあります。
巨匠フレデリック・ワイズマン監督がその全貌を描いたドキュメンタリー映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』ダイジェスト版からニューヨーク公共図書館の秘密に迫るとともに、図書館創設経験者である図書館学研究者や大阪市立図書館職員が図書館の知られざる魅力やその可能性を語ります。

「図書館」にはどんなイメージを浮かべますか?ただ本を借りるだけの場所ではもったいない!
イベント参加後には、「こんな図書館の使い方があるのか!」という気持ちになること間違いなし!! 
トーク後には大阪市立図書館の舞台裏を見学できるバックヤードツアーもあります(事前申込先着順)。

  • トークイベント

     【日時】6月16日(日)開演10:30 終演12:15 (開場10:00)終了しました
     【場所】中央図書館5階大会議室
     【定員】300人(当日先着順)入場無料
     【内容】1.映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』予告編とダイジェスト上映
         2.トーク:菅谷明子さん *スカイプ出演
                              (在米ジャーナリスト/『未来をつくる図書館~ニューヨークからの報告』著者)
                 3.トーク:嶋田学さん(奈良大学教授/前瀬戸内市民図書館館長)、
                                澤谷晃子(大阪市立中央図書館職員 / 日本図書館協会認定司書)

  • バックヤードツアー 受付終了

    【定員】各回15人(事前申込先着順)参加無料 ※トークイベントにご参加いただく方のみ
                第1回 12時30分から12時50分  
                第2回 12時35分から12時55分  
                第3回 12時40分から13時00分
    【申込】以下のフォームからお申し込みください。
               ※バックヤードツアーは定員に達しましたので受付終了いたします。

          

絵文字:鉛筆ゲストプロフィール

  • 菅谷明子*スカイプ出演(在米ジャーナリスト、 ハーバード大学ニーマン・ジャーナリズム財団役員)
    主著に「未来をつくる図書館~ニューヨークからの報告」「メディア・リテラシー~世界の現場から」(いずれも岩波新書)。ニューヨーク公共図書館を取材した「未来をつくる図書館」は2003年に出版されて以来、日本の図書館員のバイブルとも言われ、現在まで重版を重ねるロングセラー。
  • 嶋田学(奈良大学教授/前瀬戸内市民図書館館長 )
    1963年大阪生まれ。豊中市立図書館、滋賀県旧永源寺町図書館準備室、東近江市立八日市図書館、能登川図書館、永源寺図書館などを経て、2011年4月、岡山県瀬戸内市の新図書館開設準備室長に着任。2016年6月から瀬戸内市民図書館館長。2019年4月から奈良大学文学部教授(司書課程)
  • 問い合わせ先:大阪市立中央図書館 利用サービス担当 電話06-6539-3326
    共催:大阪市立中央図書館、ミモザフィルムズ、ムヴィオラ

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    映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』 監督・録音・編集・製作:フレデリック・ワイズマン 
    原題:Ex Libris - The New York Public Library|2017|アメリカ|3時間25分  
    配給:ミモザフィルムズ/ムヴィオラ  協賛:図書館流通センター 後援:アメリカ大使館 協力:日本図書館協会
    映画公式サイト:http://moviola.jp/nypl/


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