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2024/11/10

[終了報告]【港】ワークショップ「大切な本を修理して永く楽しもう!」

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第27回大阪市図書館フェスティバルロゴマーク


終了報告
第27回大阪市図書館フェスティバル
ワークショップ 大切な本を修理して永く楽しもう!


11月10日(日曜日)、ワークショップ「大切な本を修理して永く楽しもう!」を開催しました。

今回のワークショップは、こわれてしまった本を修復するための「本の修理」、末永く利用するため破損を防ぐための「本の装備」の2本立て。これらは図書館がみなさまに本を通じて情報を届けるため、日々行っている大事な作業のひとつです。

まずは「本の修理」。紙には目があり、折れやすく破れやすい方向があることを学びます。破れかたによって、補修テープやボンドなど適した道具が異なります。一人ひとり、いろいろな道具を使いながら、実際に絵本を修理し、破れた絵本がみるみるよみがえりました。
大阪市立港図書館ワークショップ「大切な本を修理して永く楽しもう!」当日写真大阪市立港図書館ワークショップ「大切な本を修理して永く楽しもう!」当日写真
次に、破れや汚れを防ぐ「本の装備」。本に透明のカバーをかける作業です。
サイズに合わせてカバーを切って、よれないように、空気が入らないようにていねいにゆっくりと作業をすすめます。
みなさん、はじめてとは思えないほどきれいにぴったりカバーをかけてくださいました。
大阪市立港図書館ワークショップ「大切な本を修理して永く楽しもう!」当日写真

製本方法のひとつ、糸綴じの実践も見せていただきました。鮮やかな糸使いに参加者一同くぎづけになりました。
大阪市立港図書館ワークショップ「大切な本を修理して永く楽しもう!」当日写真
最後には、お持ちくださったご自身の本を、それぞれの状態に適した方法で補修します。
ページがバラバラになってしまった本、破れてしまった本、保存の方法に悩む薄い本などの悩みに田野先生がていねいに解説してくださいました。
お持ちくださった本から、みなさんがその本をどれだけ長く大事に読んでこられたかが伝わってきました。

会場には、水にぬれた本を修理するための万力(まんりき)や、本の部位の解説パネル、製本や修理の方法を解説した本を展示し、参加者の方も興味深くご覧になってくださいました。
大阪市立港図書館ワークショップ「大切な本を修理して永く楽しもう!」当日写真大阪市立港図書館ワークショップ「大切な本を修理して永く楽しもう!」当日写真
ご参加くださったみなさま、講師の田野先生、ありがとうございました。

以下は開催案内です。

図書館には、資料の提供や収集に加え、資料の保存という重要な役割があります。そして、大切な本を永く楽しめるように図書館では修理や装備といったさまざまな工夫をしています。
図書館の本の修理を体験してみませんか?
また、本を保護するための装備の方法もお伝えします。

【日時】令和6(2024)年11月10日(日曜日)13時30分から15時30分(13時15分開場) 終了しました 
【会場】港図書館多目的室(港区土地区画整理記念・交流会館5階)
【対象】どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
【定員】24名(事前申込先着順)
【申込方法】10月1日(火曜日)から 電話または来館受付
【その他】
・汚れてもいい服装でお越しください。
・材料は図書館で用意しますが、もし修理したい本がございましたらお持ちください。
【申込・問い合わせ】大阪市立港図書館 電話 06-6576-2346
ちらしは
「大切な本を修理して永く楽しもう!」ちらし.pdfをご覧ください。
いただいた個人情報は、個人情報保護法ならびに大阪市個人情報の保護に関する法律の施行等に関する条例に基づいて取り扱い、事業終了後速やかに破棄いたします。

図書館フェスティバルのほかのイベントについては、第27回大阪市図書館フェスティバルを開催します!をご覧ください。

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