今回ご紹介する5月の1枚は、以下の写真を一目みるだけで「○○区や!」とピンとくる方も多くいらっしゃるかもしれません。
そう、こちらの観覧車は港区の天保山の観覧車です。
開業当時は世界最大と話題にもなりました高さ100mを超える観覧車です。
まちかど号はこんなところにも巡回します。
さて、改めて5月17日(火曜日)12時50分から13時40分まで、港区は天保山第五コーポ2号棟に車を停めて本の貸出を行いました。
この日は生憎の曇天でしたが、晴天の日に高さ100m以上の場所から大阪市内を見渡せると思うとわくわくします。
さらに観覧車から、まちかど号が見えるかもしれない! と思うと楽しくなってきますね。
さて、そこで観覧車からまちかど号が実際に見えるのか計算しました。
港区巡回場所地図 .pdf より大阪市立図書館webページ内にアップロードされている港区ステーションマップという簡易地図になりますが、
画面中央付近の★印がまちかど号の停車位置となります。
観覧車からの方角としては大体「東南東」で間違いはなさそうです。
まちかど号の停車位置は、こちらの建物から少し離れたところに停車していることが多いのですが
もしかしたら建物の陰に隠れて見えなくなっては残念ですよね。
そこで、確定している数字を代入した図で表すと以下の様になります。
ここから三角形の相似の性質と、三角関数を用いると概算ながらも不確定の数値を導き出すことができます。
1980[mm]:110[m]=y[m]:(y+235)[m]
y≒4.3m
a:底辺239.3[m]
b:高さ110[m]
tanθ=b/a=110/239.3
θ=atan110/239.3
θ=0.431[rad]
角度°=0.431[rad](180/3.14)
≒25
つまり、建物xの高さが6.5m以上ある場合は、残念ながら観覧者から見下ろしても、まちかど号を見ることができません。
しかし、高く見積もっても建物高さが4m以上には見えません。
なので、観覧車の一番上からまちかど号の天窓ぐらいは見えるかもしれないということになります。
この検証結果は概算の見積もりですので、はっきり言って責任は持てません。
もしご興味ある方がいらっしゃいましたら、巡回日時に合わせて観覧車に乗ってみてはいかがでしょうか?
以下に直近の巡回日を記載しておきます。
天保山第五コーポ2号棟前(築港3丁目3)
6月14日(火曜日),7月12日(火曜日),8月9日(火曜日) 12時50分 から 13時40分
【自動車文庫】港区の巡回場所と日時
快晴になることを心からお祈り申し上げます。