【開催報告】
なにわ慶子さんが、心中を選ぶほかなかった徳兵衛とお初の胸中を情感をこめて語り、ますの隆平さんが当時の背景をわかりやすく解説して下さったことで、近松門左衛門が描いた『曽根崎心中』の世界に引き込まれました。
北区曽根崎付近の江戸時代の古地図と現代の地図を照らし合わせての説明は、多くの方がうなずきながら聞いておられました。
最後の質疑応答の時間では、「当時の人々から見た遊女はどんな存在だったのか」「登場した場所が現在ではどうなっているのか」などの参加者からの質問に、講師のおふたりが丁寧に回答してくださいました。
第24回大阪市図書館フェスティバル
曽根崎ものがたり -語りべシアター-
【語りべシアター】とは映像と語りで表現する手法です。
今回は「曽根崎心中」を浄瑠璃文と現代文で分かり易く語り、
また古地図との比較や当時の世相も照らし合わせて解説いたします。
【日時】令和3(2021)年11月7日(日曜日)14時から15時
終了しました【場所】島之内図書館 多目的室
【出演】なにわ慶子さん、ますの隆平さん
【定員】10名(申込先着順) 入場無料
【申込】10月16日(土曜日)から11月6日(土曜日)まで
来館または電話(06-6211-3645)でお申し込みください
【問い合わせ】 島之内図書館 電話 06-6211-3645
ちらしは語りべシアター「曽根崎ものがたり」チラシ(PDF形式, 1.02MB)をごらんください。図書館フェスティバルのほかのイベントについては、第24回大阪市図書館フェスティバルを開催します!をご覧ください。新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、中止する場合があります。発熱がある、咳が出る、風邪症状があるなど体調不良の場合は来館をお控えください。ワクチン接種の有無にかかわらず、マスクの着用をお願いします。(2歳未満のお子様は不要です。)事前に「催しにおける新型コロナウイルス感染拡大防止対策」をご確認ください。