これまでに頂いた「私の一冊」
『Life without regrets : 繋ぎとめる未来』晴野 康史/著
音楽系のSNSで投稿をはじめたのがきっかけで多くの全国の皆様からの御要望に応える形で出版した「君に伝えたい詩がある」シリーズを5作品出版しておりました。今回出版社様の熱意のもとに純然たるエッセイ集として本作品を出版しました。商業出版で出版され、初版プレスはアマゾンで2日で完売してしまいましたが、出版者様がメジャーではない為、流通面で中々、公共の場に出難い作品となりますので、納本という形で寄贈させて頂きます。世界が今、大きく変わろうとする転換期と言えます。これからの未来を自分なりにつかみ取る為に1人でも多くの人に読んで頂き、勇気や希望、正義を貫くことの大事さを考えて頂くひとつの道しるべになれば本望です。
2023年6月寄贈 中央図書館
『ウラヌス』マルセル・エメ/著
「名前のない通り・小さな工場」「ウラヌス」の著者であるマルセル・エメは日本では「壁抜け男」などの怪奇小説・幻想小説の作家として有名ですが、実は社会派的な作品も多数残しています。ただ残念なことに、それらの作品は日本語に翻訳されたことがなかったので、殆どの日本の読者には知られていませんでした。私はフランス語の勉強を始めてしばらく後に、これらの作品を日本語に翻訳し出版することで、多少なりとも社会に貢献したいと考えました。プロの翻訳家ではないので、訳文に読みづらい箇所もあるとは思いますが、小説自体はいずれもユニークで秀れた作品ですので、多くの方に御一読いただけることを願っています。
70歳代以上
2023年4月寄贈 中央図書館
『バッテリー』あさのあつこ/著
野球を通じて、少しずつ大人になっていく姿に、親子でひきつけられて、夢中で読みました。精一杯ぶつかって悩めるのが、学生時代のよいところだと気がつくのは、大人になってからだと思いますが、今を生きる若い方、子どもさんに読んでいただきたいと思います。
50歳代
2023年4月寄贈 中央図書館
『カーテン向こうのバラ』安海 祥/著
「ひとりぼっち」を抱えて悩む子どもとどう向き合うか、大人としてできることを見つけられたように思います。小説の中に織り込まれた童話も魅力的で、孤独に立ち向かう勇気を少しもらえました。ラストの「らいおん」の決断には感動! 人間関係に悩む中高生やその親ごさんにエールを送る一冊です。
40歳代
2023年6月寄贈 中央図書館
『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業 上・下』マイケル・サンデル/著
最近、本の整理中にマイケル・サンデルの『ハーバード白熱教室講義録』の本の帯に書かれた「正しい殺人はあるのか」に目が留まり読み返してみました。これはごく最近ハマスによるイスラエル人への大量殺人があったばかりで、その事が強く印象に残っていたせいだと思います。結果から言うと、今回も明確な答えを出す事は出来ませんでした。それははっきりと「正しい殺人など無い」と言い切りたいところなのですが、私個人の無いと言う正義と日本国の日本人としての別の正義が、私の中に確かに存在しているからです。私は今回イスラエル人の立場であれば、おそらく反撃を支持します。これは殺人を容認した事を意味します。明らかに矛盾しています。でも不謹慎ではありますが、自分がおもしろいです。おそらく答えは出ないと思いますが、数年後自分の考えが変わっているのか、変わっていないのか確かめる意味でもこの本は処分せずに取っておこうと思います。
60歳代
2023年11月寄贈 中央図書館
『世界でいちばん透きとおった物語』杉井 光/著
最後で、これまでの壮大な仕掛けに気づいた時、いい意味で鳥肌が立った。思わずページをめくり直すこと間違いなし。この文庫本でしか味わえない体験をぜひ他の人にも知ってほしい。
40歳代
2023年10月寄贈 阿倍野図書館
『残機1』梅津 瑞樹/著
舞台を中心にご活躍されている訳者、梅津瑞樹さんの著書です。連載されているコラムと書き下ろしの短編が収められています。ご本人のユニークな部分が独特の文章でつづられており、一見とっつきにくそうですが、意外と読みやすい本です。言葉えらびが巧みすぎて「?」と思うところを、紐といて理解していくと、彼の人となりが見えてくるようで、私はとても楽しかったです。役者としての彼が気になっている人にぜひ読んでいただきたいです。そうでなくてもおもしろい文章を求めている方はぜひ。おすすめは「鯨」です。
30歳代
2023年12月寄贈 中央図書館
『お~い!お~ちゃん! : 自閉症の弟と私のハッピーデイズ』廣木 佳蓮/著
私は、このお二人と最近、とある喫茶店で知り合いになりました。このような本を出されていることは、まったく知りませんでした。後日、店主さんから、この本をこっそり紹介されました。出版され10年ほどたちますが、変わらない社会の中で自閉症を友にして、仲良くすごされている姿は、まったくかわっていません。日々の日常と、そえられた四コマ漫画に、著者の思いが込められています。
60歳代
2024年1月寄贈 中央図書館
『100%好かれる1%の習慣 : 500万人のお客様から学んだ人間関係の法則』松澤 萬紀/著
たった1%変える行動とは「ありがとう」を伝えることや目の前の人を大事にすること。人に喜んでもらう視点で行動すると、自己肯定感が上がり、人間関係も仕事もお金も全てにおいて好循環に入り、幸福感を得られる。人生の本質が学べる本。頑張ってるのに人生が上手くいってない、という人にぜひ読んで欲しい。
50歳代
2024年2月寄贈 中央図書館
『大阪市交通局完全データDVD BOOK』メディアックス
少し古い本ですが、特に6ページの駅地上高・地下深度データは必見。もちろん中央図書館が直結する西長堀駅についても載っています。ちなみに長堀鶴見緑地線は18.8mの深さです。千日前線の駅は見てのお楽しみ。
20歳代
2023年2月寄贈 中央図書館
『ロング・グッドバイ』レイモンド・チャンドラー/著
新聞で「おススメ本コーナー」に紹介されていた本で、私にとっては初めての翻訳本でした。私の好きな村上春樹氏の翻訳ということもあって即購入。男同士の友情と殺人事件、謎…。一気読みという言葉がしっかりと当てはまる一冊でした。古い作品です。登場人物のセリフなども古さを感じます。「ハードボイルド」な主人公・マーロウの男らしさと優しさ、厳しさがじんわりと伝わってくる作品です。
40歳代
2023年1月寄贈 中央図書館
『何度だって生き直せ』RYUREX/著
オリコン1位まで上り詰め、人気絶頂の中、突然声が出なくなり活動を休止。人生のどん底を経験した著者。音楽以外にできることはないと感じていたが、自分と向き合い、自分の好きな事や得意なこと、できることを見つけ、音楽以外の方法でどん底から這い上がってきたということ。長く続くコロナ禍で「自分と同じ様にどん底を感じている人たちを応援したい、そんな人たちに何かヒントになるものを届けたい」という著者の思いがとても伝わる本だと思いました。悩んでいる方のヒントやお力になれるのではないかと思います。
30歳代
2022年4月寄贈 中央図書館
『共同幻想論』吉本隆明/著
本書は国家、とくに日本という国家の本質を『古事記』『日本書紀』に遡ることで、それまでの常識を根源的に覆したものです。もの事の本質をみるには現在の状態とともに歴史的に深く考察して批判することが大事だということを我々に教えてくれます。私は20代の時に本書を読み大変感銘を受け、ものの見方が変わりました。
20歳代
2022年4月寄贈 中央図書館
『ロング・グッドバイ』レイモンド・チャンドラー/著
新聞で「おススメ本コーナー」に紹介されていた本で、私にとっては初めての翻訳本でした。私の好きな村上春樹氏の翻訳ということもあって即購入。男同士の友情と殺人事件、謎…。一気読みという言葉がしっかりと当てはまる一冊でした。古い作品です。登場人物のセリフなども古さを感じます。「ハードボイルド」な主人公・マーロウの男らしさと優しさ、厳しさがじんわりと伝わってくる作品です。
40歳代
2023年1月寄贈 中央図書館
『ほねほねザウルス 2 なぞのオオウミガメをさがせ!』ぐるーぷ・アンモナイツ/作・絵
ほとんど自分で本を読まなかった子供が、はじめてはまって何度も読み返したのが『ほねほねザウルス なぞのオオウミガメをさがせ!』でした。外出する時はいつも小脇に抱えて出かけ、行く先々で本を広げていました。大人が読書をしたり、パソコンで作業をしたりしている、スターバックスの落ち着いた雰囲気の店の椅子に腰かけ、大人達の真似をして、澄まし顔で『ほねほねザウルス』を静かに読む姿がなんとも可愛らしかった事。今ではすっかり大きくなり、相変わらずあまり本を読まない息子の懐かしい姿を思い出す一冊です。
50歳代
2023年1月寄贈 中央図書館
『[紙芝居]笑い地藏』藤島 壽子/作
2020年以降、コロナ禍。年齢問わず「笑う」「話す」「歌う」「体を動かす」等々が少なく、いえ、なくなってしまいました。私も昨年交通事故にあい、入院。不安で前向きにはなれませんでした。この笑い地蔵を読んで頂き、自分が笑顔になれば、周りも笑う。笑えば体も動きはじめる。年齢問わず、利用して頂けたらと思います。
70歳以上
2022年11月寄贈 中央図書館
『きみにあえてよかった』エリザベス・デール/ぶん
愛犬との死別の悲しみの中、この絵本を手に取りました。ページをめくるたび、涙が出ました。大切なペット(家族)を亡くされた方、主人公ベンと共に悲しみが癒されますように。
20歳代
2022年10月寄贈 中央図書館
『1Q84』村上春樹/著
村上春樹さんの作品が大好きです。この『1Q84』は、氏の作品中No.1ではないかと思えるほどの世界観とストーリー展開、味のあるキャラクターで、グイグイと本の世界に引き込まれました。まさに一気読み。1984年、私はまだ子供でした。携帯も無い世界、時代。パソコンではなくワープロ。読書がまだ多くの人たちに愛されていた時代。きっと、氏の好きな時代だったのでは、と思いました。
40歳代
2022年8月寄贈 中央図書館
『俺のミッション : 中国ビジネス三都物語』はやぶさ ひろ/著
本小説著者のはやぶさひろです。本著についてご紹介いたします。初めて中国へ赴任した主人公が、言語と文化の違いに喘ぎながらも、数々の不正に対峙し企業再生に挑む姿を描いております。文化の善し悪しではなく、中国で事業を展開するなら中国の文化を学び受け入れたうえで対処しなければ事を成せない、ということを伝えることが第一の目的です。大手出版社のOBからも身に余る評価を賜っております。
60歳代
2022年5月寄贈 中央図書館
『名木と伝承』こだまっこ編集部/編著
森林に恵まれた日本には、木にまつわる史実、伝承が多くあります。一本の木に着目し、その木や地域の史実、伝承、また「いわれ」を深く調査研究した結果を1冊の本にまとめました。この本から得た情報や新たな発見を後世に残すことにより、木を通した地域の活性、日本文化の継承をして名木周辺の森林保全につなげていきたいと考えています。いつもとは違った視点で木を楽しんでみてください。
40歳代
2022年5月寄贈 中央図書館
『こどもの吃音症状を悪化させないためにできること : 具体的な支援の実践例と解説』堅田利明/編著
「吃音(きつおん)」をもつ子どもと親、まわりの方のためにこの本を手にとって読んでいただきたいです。幼児期に100人に5人、小学生、成人になると100人に1人吃音の方がいます。様子をみましょうといわれ、誰ともつながれず悩んでいらっしゃる親子さんのために、また、学校の先生方に知っているつもりでいたと思いますが、本当の吃音についての知識を知っていただける本だと思います。まわりの理解によって、吃音の子どもたちの症状が悪化せず過ごしやすい日々が送れるように。まだまだ知られていない吃音について、この本でぜひ知っていただけたらと思います。
2022年5月寄贈 中央図書館
『復活』トルストイ/著
17才の時、外見だけで私を見定める他者の冷たい目に悩んでいました。17才で人生に疲れ死ぬことまで考えていた時、兄の本棚でこの本を見つけ読み始めたのです。そして人間にとって内面の心の在り方が、いかに大切で重いものかを知りました。それからの私の人生は本と道連れに生きてきました。人間の知恵や愛情を貰いつづけています。本の名前も作者も思い出せないのですが、「本を読んでも忘れてしまうのに、何の役に立つのですか?」と師にたずねました。師は「忘れてもかまわないんだよ。読み続けていればいつか必ず、その手の中に金のつぶを握りしめていることだろう」と答えました。私は74才です。金のつぶはあるかなあ。
70歳以上
2022年5月寄贈 中央図書館
『ちいさなくれよん』篠塚かをり/著
ぼくはこの本で本がすきになりました。小さいころは何回もよみました。クレヨンのやさしさで、ぼくもあんな人になりたいとおもったこともありました。このたのしさをほかの人にあじわってほしいとおもってきふしました。
~9歳
2022年5月寄贈 平野図書館
『作家・奥田継夫とわたし』安江俊明/著
大阪出身・奥田氏の著作『ボクちゃんの戦場』の映画化で当時MBS毎日放送の記者として映画ロケを取材した際、氏と知り合いました。以来、彼の経営するBAR「みーる」に通い、2001年からは氏を囲む会「みる会」を結成し、会設立
20周年を記念して、会の活動などを記録したのが本著です。ユニークな活動記録になっていると自負していますので、是非一人でも多くの方に読んでいただきたいと思い、寄贈致します。
70歳以上
2022年3月寄贈 中央図書館
『オバケに時間をぬすまれる!?(ホオズキくんのオバケ事件簿4)』富安陽子作
小学生のオバケたんていだんが、オバケに時間をぬすまれた男の子を助けるところが、ドキドキわくわくしていておもしろいです。また、オバケに名前などがついていておもしろいのでとてもオススメです。
10歳代
2022年3月寄贈 旭図書館
『怪談レストラン(シリーズ)』松谷 みよ子責任編集
娘が小学生の時に夢中で読んでいたものです。ぜんそくっ子でしたので、病院の待ち時間や、外に出られない時にたくさんの本に助けられました。もしも図書館ではいっぱいであれば、子どもさんの施設や、病院などで、娘と同じような子どもさんたちに楽しんでいただけたらと思い、ずっととっておいたものです。おかげさまで、娘は元気に成長し、今は大学生活を楽しんでいます。
2021年12月寄贈 中央図書館
『一般相対性理論-アインシュタインの重力方程式の導出-』吉村 芳和著
一般相対性理論の主題であるアインシュタインの重力方程式を丁寧に導出している。数学的な準備が十分してありこの一冊だけで一般相対性理論が完全習得できる。
2021年11月寄贈 中央図書館
『魂の黄金法則-あなたの人生を好転させる積善の秘密-』久保 征章著
もし、この本を読んで、その通りにした人がいたら、その人は幸せになると思いました。もし、日本中のみんながこの本を読んで、その通りにしたら、日本中のみんなが幸せになると思いました。もし、世界中のみんながこの本を読んで、その通りにしたら、世界中のみんなが幸せになると思いました。もし、
何か苦しみを抱えている人がこの本を読んだら、それだけでも、その人は救われると思いました。そんなすばらしい本だとおもいました。ぜひとも一読をオススメします。
30歳
2021年11月寄贈 鶴見図書館
『私はただ、「生きてる~!」って叫びたいだけだったんだ-寝たきりになった私が、ベッドの上でたどりついた半径0メートルの幸福論-』大鈴 佳花著
世の中がゆれうごく中、人生に希望を持つきっかけとなった一冊です。この本が誰かの生きる希望を取り戻すことにつながると願い、多くの方々に読んでいただけることを希望します。
20歳代
2021年11月寄贈 東成図書館
『せんせいって』まつした じゅんじ さく
学校の先生のいそがしさが楽しく伝わります。毎日休憩もなし、土日もなし、残業手当もほぼなしで、子どものために向き合おうとする先生の情熱と愛情が伝わります。
40歳代
2021年9月寄贈 中央図書館
『オシャレなスイスワイン観光立国・スイスの魅力』井上 萬葡著
スイスワインの歴史は、紀元前ローマ人たちの侵攻による歴史の中で育まれてきました。彼らが築いた城塞都市は、今なおスイスの中でその歴史を重ねて、新たなワイン文化を開花させました。数多くのお城や教会、そして何よりも標高の高いブドウ畑が、脈々と流れるヨーロッパの美しい川や湖に沿ってその姿を現します。観光立国スイスの中で見る万華鏡のようなワイン文化をそれぞれの地を本の中で訪れて楽しんでください。初作『霊峰に育まれたスイスワイン』(井上貴子/著)と共にご覧ください。
60歳代
2021年9月寄贈 中央図書館
『としょかんライオン』ミシェル・ヌードセンさく
新聞の書評で紹介されていたので購入しました。絵のかわいさもさることながら、子どもから口ひげをたくわえた白ひげの男性、いろいろな肌の子たちが描かれています。昨今のマスクの問題にもあるように、お願いとはいえマスク着用を無視する人もいれば、マスク警察と呼ばれる人たちもいます。この本は、「理由があれば規則を破ってもいいんだよ」という寛容さや”図書館“という”何でも受け入れてくれる場所があること“などを教えてくれます。
2021年7月寄贈 中央図書館
『日本製』三浦 春馬著
『日本製』は俳優三浦春馬さんが約4年間かけて47都道府県を訪れ、47のメイドインジャパンを紹介している本です。知っているようで知らない日本文化・伝統・産業に触れ、新たな発見があると共に、訪問先での好奇心旺盛な様子、訪問後書いたコラムなど春馬さんの魅力が随所にちりばめられています。是非一度手に取ってみて下さい。
2021年6月寄贈 天王寺図書館
『「周波数」を上げる教科書: 世界一わかりやすい望む現実を創る方法』 まきろん著
「引き寄せの法則」という数年前から流行っている自分の望む現実を「引き寄せる」という方法を上回る「周波数」を上げれば望む現実を「創れる」!! しかも超簡単にお家でお金もかからない! この本を読んだ後にスピリチュアルの最先端技術を知った思いでした。やり方はこの本にある「ワーク」をするだけ。1分でできるワークもあるし「恋愛」「仕事」「お金」「癒し」等目的別にその時々でワークを選んだりも出来ます。さっと目を取すだけでも既存のスピリチュアル系の本との違いが分かり、まさに教科書として手元に置いておきたくなる本です。「不安」に揺れる昨今の世界から「夢実現、豊かさ」溢れる世界へと移動が始まりますよ。
50歳代
2021年6月寄贈 中央図書館
『×××HOLiC 1巻』CLAMP著
2006年にアニメ化した当時、私は小学生でぼんやりとアニメを観た記憶があり、改めて読み直したいと思い全巻購入しました。対価を払えばどんな願いでも叶える店と、願いを叶えるためにアルバイトをする主人公の、非日常的な日常譚です。黒を基調とした装丁や画風、10頭身を超えたスタイリッシュなキャラクターデザインが印象的です。アヤカシやまじないの登場する世界観や、
主人公の心情的成長が魅力だと思います。主人公の出自や世界観については、同じ作者の『ツバサ:RESERVoir CHRoNiCLE』や『カードキャプターさくら』を読まないと分かりにくいです。また、終わり方も好みが分かれると思います。
20歳代
2021年5月寄贈 旭図書館
『そして五人がいなくなる』はやみね かおる作
この本は小学生のときに出会い、ミステリーが好きになるきっかけとなった本です。事件の謎解きとおもしろい要素があり、続きが気になって一気に読んでしまいました。
20歳代
2021年3月寄贈 城東図書館
『大津絵』 中尾 千重絵師、著
江戸時代、東海道の土産物として流行した民画。奇想天外な世界、風刺と人の世の教訓を説き、滑けい味あふれ人々をひきつける画。仏様、世俗画、鬼、奴さん、藤娘、動物等。「大津絵は上手か下手か知らぬなり」
親しみやすい味わいを持ち、現代も多くの大津絵ファン持っています。
2021年1月寄贈 中央図書館
『好きな色は似合う色 : 真実のパーソナルカラー』 二宮 恵理子著
1980年代にアメリカから日本へ導入されたパーソナルカラー(個人の魅力を最大限に引き出す色)は、「自分らしさ」を追求するニューノーマル時代に再び脚光を浴びています。人の心を掴んで離さない色の専門家として有名な著者は、約20年の歳月をかけて「好きな色」と「似合う色」の関連性を証明しました。この本では、そのパーソナルカラーの真実とあわせて、色で人生が変わったというエピソードもいくつか紹介されており、色が持つ不思議な力に驚かされます。潜在意識に働きかける「声」を取り入れ、人生をプラスに変えたい!と思っている方にオススメの一冊です。
20歳代
2020年11月寄贈 中央図書館
『利生の人 : 尊氏と正成』天津 佳之著
室町時代をよく知らないまま読んだのですが、混乱の時代を、理想の実現のために悩みながら走りぬいた足利尊氏、楠木正成、後醍醐天皇の姿に胸が熱くなりました。本のタイトルにある「利生」という志は同じなのに、戦わざるを得なくなる3人の運命が本当に悲しいです。楠木正成が戦場での糧食「焼き飯(やきめし)」を足利尊氏にふるまう場面がとても優しくて、温かい気持ちになりました。
40歳代
2021年2月寄贈 中央図書館
『グレッグのダメ日記 どうかしてるよ! 』ジェフ・キニー作
このシリーズはこどもたちに魔力的な人気を誇っています。
40歳代
2021年2月寄贈 阿倍野図書館
『ぼく、わたしのトリセツ』まつした じゅんじ文
絵本のトリセツ本はめずらしいです。しかも設定がおもしろいです。いつも怒られてばかりの「ぼく」と「わたし」が、大人たちに「自分の取り扱い説明書」を突きつけます。「ぼく」と「わたし」が巻き起こす、“大人をもっと好きになりたい子どもたち”の物語です。
もっと笑いたい全ての大人に贈る、子どもからのメッセージです。
40歳代
2021年1月寄贈 中央図書館
『ルドルフとイッパイアッテナ : 映画ノベライズ』斉藤 洋原作 ; 加藤 陽一脚本 ; 桜木 日向文
はじめてちいさいときによめた小説です。読みやすいので、ぜひ読んでみてください。
10歳代
2021年1月寄贈 鶴見図書館
『蒼い時』 山口 百恵著
私は、ベストセラーになった本はすぐには読まないという天邪鬼な面がある。でも、これは、早めに読んだような記憶がある。
芸能界という華やかで危うい世界。その中心で国民的スターとなった著者が、21歳で同じ芸能界の三浦友和といわば職場結婚を機に、芸能界を引退する。その際、今までの自分を振り返っての自叙伝を書いたもの。
当時と今では時代が変わってしまったこともあるだろうが、この本のなかの主人公(著者)は意外なほど、当時の社会上の常識、道徳的な良識というものを、持った人格だと知ったのは記憶に残っている。結婚観、自分の性などについては、とかくルーズな風潮がある芸能界の人間としては、保守的と言えるほどの信念をしっかりもっているとの印象が残っている。21歳という年齢を考えると、自己確立の確かさに驚く。(私などいまだに自己確立していない!!)
彼女の後のアイドル松田聖子とくらべると対照的。ふと大昔の女優原節子を思い出した。
この本の出版の裏話については、『読むクスリ』上前 淳一郎/著の中にある。自伝を出版させてほしい、ゴーストライターを用意するとの申し出が何十と著者に来るが、著者は自分で書きたかった。偶然知り合った残間絵里子さんへその思いを伝え、二人での作業が始まったとか。大げさに言えば奇跡的なエピソードが、『読むクスリ』第1巻にあり、これも記憶に残る。
70歳代以上
2020年9月寄贈 住吉図書館
『生きる』 江一 圭著
この本は主人公が人生のあらゆる苦難にも「人への思いやり」「愛」を心の柱として、しっかり生きていく勇気をもらえる本です。統合失調症の精神病をも自分の心の力で回復してゆく姿は、自分の子がうつ病でひきこもっている私にとって希望となります。学校のいじめ、競争社会、家庭問題……全て自分の身近なでき事に感じながらあっという間に読めます。主人公の心の動きが細かく書かれ、自分だったら……と比べることにより、自分の心のことを知るヒントにもなりました。コロナでみんなが頑張っている時代にぴったりと思って、私も寄贈させて頂こうとふと思いました。
50歳代
2020年8月寄贈 中央図書館
『薬学生のための臨床化学』藤田 芳一編集
第一線で活躍されている多数の執筆者の思い入れを受け、編集に携わりました冊子です。臨床化学分野だけでなく、生化学、病態生理学など広くカバーしていますので、興味がある方は一読してください。
70歳代以上
2020年6月寄贈 中央図書館
『保護犬はかわいそう。じゃない』さとう ももえ著
保護活動を通じて出会った実在する犬や人を基に書いた8つの物語です。
かわいそうじゃない=ハッピーエンド・幸せ物語ではなく、かわいそうを脚色することもなければ、幸せを脚色することもない、犬を中心にした物語です。
この本を通じて保護犬への先入観がなくなることを願っています。
40歳代
2020年4月寄贈 中央図書館
『誰にも言えない夫婦の悩み相談室』小野 美代著
タイトルには「夫婦の」とあるけれど、シングルの方にもオススメしたい本です。もちろん内容は夫婦の悩みについてですが、男性とのコミュニケーションの手法(負けるが花というもの)が書いてあるので、パートナー以外、例えば職場の男性にも使うといいと思う。負けず嫌いで「負けたくない」からやってしまっているアレコレ。身に覚えのある女性は多いはず。何故負けたくないのか?戦おうとしてしまうのか?その本音に気づくこと。そしてその本音を相手にぶつけるんじゃなく、差し出す、差し出す方法は、具体的な相談内容も書かれているのでわかりやすいと思います。誰にも言えないなら、まずはこの本で解決の糸口を探してみるのはどうでしょう?
50歳代
2020年2月寄贈 西成図書館
『あなたが危ない!』江原 啓之著
著者の書籍は他にもいくつか読んだことがあるが、いつも感じるのは、スピリチュアリズムという霊的なことを語りながらも、実に現実的な内容が多いことである。本作においても、遺伝子組み換え食品や食品添加物、環境汚染から文明の発展が私たちに与えるストレスを深い考察をもとに問題提起されており、多くの専門家が解決の糸口を見いだせないものにも言及されている。自殺者が世界1位と先進国でありながら深い不安の中にある今の日本を救い出す著書と感じる。
40歳代 男性
2019年11月寄贈 城東図書館
『知ってはいけない現代史の正体』馬渕 睦夫著
「民主主義」の名のもとに、国会やマスメディア、インターネットでは、いわゆる「ウヨク」「サヨク」がお互いを中傷するだけとも思える議論が続き、政治に無関心な民を多く育んでしまっていると感じています。本書は、20世紀の世界史を国単位だけでなく国際的に活動する人々の動きからも見直し、現代社会はどのような仕組みかを明らかにしています。21世紀、令和の時代は、右と左の社会対立を乗り越え、調和の時代「真に民が主役の時代」になることを願い、本書を寄贈します。
40歳代 男性
2019年9月寄贈 住吉図書館
『アルプス越えて買物に』本田 静哉著
私は1986年から6年間ジュネーブの会社で働いた。自動車の運転免許も苦労の末ジュネーブで取得した。それだけに、ローザンヌからの自動車での旅行など欧州をあちこち車で旅したこの旅行記は、身近に感じて記憶に残っている。
著者は、52歳ごろから2年ほど、自動車での〈中年ヒッピー〉旅行を実行後、この本を完成させる前に死去。ジャーナリストでもあった著者の眼から見た欧州を肌で感じた。
不明
2019年6月寄贈 中央図書館
『カエルの楽園』百田 尚樹著
寓話という形を取りながら日本の国と日本人をこれほどあらわした物語は存在しない。途中まで読み進めば結末はわかってしまうが、それでも読まずにはいられない。日本中の若い人に読んでもらいたい一冊。
60歳代・男性
2019年5月寄贈 中央図書館
『生命と姓名との出会い』大佐米 宮司著
産婦人科と小児科・新生児科が集合し、小児外科・心臓外科等が連携して診療にあたる胎児科。胎児の検査・診断を行う医師・凍天志のところには、横隔膜ヘルニア、左心低形成症候群、脊髄髄膜瘤などの重症の病気の胎児をかかえた両親が訪れ、最良の選択を常に追い求める。
胎児診断は親になる覚悟の第一歩。妊婦だけでなく幅広い層の男女に読んでほしい一冊。
私がいま一番にオススメする一冊です。
50歳代・男性
2019年5月寄贈 中央図書館
『世界美術大全集 東洋編』1~17巻 小学館
仏教美術が好きだが、高齢になり海外に出向くこともできないため、世界の美術全集を集めました。
高齢になり家財の整理をしており、ひとりでも多くの方に見ていただき、楽しんでいただければ、うれしいです。
70歳代以上・女性
2018年12月寄贈 城東図書館
『死ぬのを楽しみに生きると人生の質は最高になる -ヨーガとヒマラヤで摑んだ人生の極意-』成瀬 雅春著
私は、今まで、色々なことにクヨクヨと思い悩む性格だったのですが、この本を読んでから、「生き死に」に関わること以外は悩まなくなりました。結果、生きるのが楽になりました。もっと早くこういう考え方(生き方)ができるようになりたかったです。
ヨガの先生の本ですが、ヨガに興味がない方にもオススメします。
この成瀬雅春先生の本は、大阪市立中央図書館さんにもたくさんありますが、この本はなかったので、お送りさせていただきます。
年代不明・女性
2018年10月寄贈 中央図書館
『銀魂』空知 英秋著
小学校の時から大好きでした。
下品なネタがふんだんで、敬遠する方もいるでしょうが、侍の生き様や言葉はどれも心に響くものばかりです。
今までもこれからも、私の人生のバイブルです。
できれば、図書館でたくさんの方に読んでいただければと思います。
20歳代・女性
2018年9月寄贈 中央図書館
『アルプスの麓の国々を巡る -手造りの旅の味-』間野 暢興著
この本は、筆者の定年後、ここ8年間の活動の結晶である。筆者の青春時代から蓄積した夢の実現でもある。70歳で大学教員の職を退いて、毎年1回主に夏に2週間ほど、かねてからの憧れの対象であったヨーロッパアルプスを間近に眺め、同時にその麓に展開する国々の都市を訪ねる6回の個人旅行を行った。それらの旅のエッセイ、ネットを利用しての手作りの旅の計画と実行のガイド、および、地域の地理的歴史的文化的背景についての解説をまとめたものが本書である。旅行は、空間的には広い地域の中のほんの一部分の、時間的には現在という一瞬間の、断片的見聞に終わりがちだ。しかし国から国への経済、文化、芸術の伝搬の歴史があり、また隣り合った国どうしの領土争奪戦も繰り返されてきた背景もある。これらの旅行を通して、筆者のEUへの関心は一層深まることになった。
70歳代以上・男性
2018年6月寄贈 中央図書館
『破壊と希望のイラク』高遠 菜穂子著
高遠氏は、2004年4月7日ファルージャ近郊でイラク人の武装グループに拘束された。(『戦争と平和 それでもイラク人を嫌いになれない』2004.8講談社)
拘束の後、苦しみぬいた彼女は、再びイラク人道支援を行う。彼女はイラクの人達にとって、なくてはならない存在になっている。私達、日本人にとっても同様。
私は、高遠さんによってイラクがとても身近に考えられるようになった。
60歳代・女性
2018年4月寄贈 阿倍野図書館
『熊を彫る人 -木彫りの熊が誘うアイヌの森 命を紡ぐ彫刻家・藤戸竹喜の仕事-』
藤戸竹喜の人生と思想、アイヌのこと、熊の木彫りのことなどが、彼の飾らない言葉で語られている。
アイヌの考え方の中に、生命あるものへの感謝の形と共生の考えがあることを知ることができた。(鮭を5本獲ったら、そのうちの2本は必ず刻んで置いてくる。熊の神様、フクロウの神様、狼の神様に食べてもらうため。古くからずっと続くアイヌの習慣)
60歳代・女性
2018年4月寄贈 阿倍野図書館
『絶対平和論 -日本は戦ってはならない-
現在の世界は、決して平和ではない。戦争がいつ起こるかもしれない。そんな不安な時を生きている。しかし、それをどうとらえ、どんな手立てを考え、どんな目標をもっていけばいいのか、語ることができない。知らないことが多い。そんな私にとって、知らされ考えさせられた一冊だった。
一読後、すぐに再読した。知らなかったことがだんだんわかってくる。国会中継を聞いてもわかる部分がでてくる。読んで考え、聞いて考え、私のこととして考える。そしてまた忘れたら読んでみる、そんな本だと思える本。私の教科書。先人が命をかけて歩んだ道をていねいに学びたいと思った。
60歳代・女性
2018年4月寄贈 阿倍野図書館
『もの食う人びと』辺見 庸著
高校に入った年に父から渡された本で、真っ暗な青春街道をひた走っていた私には、本の中にあった「旅は100時間の授業に勝る」との要旨の言葉が、すでに100時間以上遅刻していた僕にとって、少しの灯りになった。ため込んだ貯金を使い、北へ向かった。こういう時、この年頃の者は、北へ向かうものである。ついでに、失恋した女性も北へ向かうと2時間サスペンスが教えてくれた。ついでに家政婦も見ているから気をつけて。
本州の最北端を目指したその旅は、見事にゆるやかなカーブを描いて最北端を“避けて”中途半端な土地でバスは終点に止まった。「兄ちゃん!大学生かい?」バスの運転手にそう言われて、こわばっていた心のひもがほどけた。運転手に勧められて見た日本海は、どこまでも白く、真夏の柔道着のにおいがした。旅は100時間を越えたから、今も書くのかもしれない。
30歳代・男性
2018年4月寄贈 中央図書館
『「美」の引き寄せ -思い通りの美しさを手に入れる!-』奥平 亜美衣著
誰でも今日から簡単に始められ人生丸ごと好転に繋がる「美の引き寄せ」のコツが、実践ワークと共に余すところなく記載されている本です。とても分かりやすくて、事例もあげられているので読みやすいです。
後半にはモテメイク伝道師河村慎吾先生のスキンケア・メイクレクチャーが載っています。引き寄せメイクで大切な肌の触れ方、自分の魅力を引き出すメイク方法が写真付きでわかりやすいです。
私自身、この触れ方を実践していたら、肌の色や艶もよくなり、友人に「そのもちもち肌に触れさせてほしい」とよく言われます。
美のバイブル本としてお勧めしたい1冊です。
40歳代・女性
2018年4月寄贈 中央図書館
『時の旅人「おくのほそ道」歌紀行』磯田 久夫著
私はこの本を読んで、秋田県うるま市の象潟に行ってみたくなった。大阪から列車で9時間、飛行機でも4時間はかかる土地である。しかし訪れたい衝動にかられた。
もしかしたら、江戸時代、「おくのほそ道」が発行された当時、日本の読者は同じような気持ちになったかもしれない。現代の我々はなかなか芭蕉の文章は読みこなせないけれど、この本のおかげで手に取るようにわかり、「現地を確かめたい」気持ちになった。次の長い休みを利用して行ってみようと思う。
40歳代 女性
2018年2月寄贈 中央図書館
『あなたの知らない大阪「駅」の謎』米屋 こうじ著
東北出身で大阪に縁のなかった鉄道ライターの著者が、大阪の駅の魅力を知り、まさに大阪中の駅のあちこちのエピソードを調べ著した本です。
鉄道マニア向けという訳でもなく、駅そのものや近隣のエピソードなどがエッセイとして書かれていて、どこから読んでも面白く、大阪の魅力を再発見できる本だと思います。
40歳代 男性
2017年10月寄贈 中央図書館
『江戸太神楽-今を生きる日本の伝統芸能-』丸一 仙翁著
日本の伝統芸能として親しまれている「江戸太神楽(えどだいかぐら)」を紹介している本です。著者は、太神楽が江戸に根付いて以来13代目を数える丸一仙翁(まるいち せんおう)。ひとつの芸能の歴史と、著者の生い立ちから現在までの背景である昭和初期からの東京の様子が楽しめます。
日本語と英語の2か国語で書かれており、日本の姿を紹介するのに役に立つ本です。
40歳代 女性
2017年10月寄贈 中央図書館
『ナマステ!会いたい友だちと』関西大学初等部6年生著
私が仕事(教材の販売、納品の業務)で訪問している関西大学初等部の6年生の生徒が、インドの小学生との国際協力を、先生はじめ関係者のアドバイスをもらいながら、自分達で考え、本を自費出版することで、行いたいという思いが詰まった本です。一人でも多くの子供たちが読み、刺激されることが、出版した子供たちの希望に添うこととなり、また、読んだ子供たちが社会貢献をするきっかけとなれば世界平和にもつながっていくと思います。
50歳代
2017年2月寄贈 城東図書館
『モンスターマザー』福田 ますみ著
弱者の仮面をかぶったモンスターは存在します。会社にもこんな人がいました。さんざんトラブルを起こしたあげく、双方の弁護士同士の話し合いの末、退職されました。原因については、誰もよくわかりませんでしたが、おそらく育った環境によって被害者意識が強く形成されたものと思います。この本の内容まではひどくはないですが、「人格障害」は外見からは全く分かりません。対応を誤ると学校も企業もこういったモンスターにつぶされかねないのです。
40歳代 女性
2017年2月寄贈 城東図書館
『イギリス家庭菓子 美味しい紅茶とバターの甘い香りに誘われて』宮崎 美絵著
本格的な家庭菓子のレシピが70程、紹介されています。おなじみのスコーンから、現地ではポピュラーでも日本では珍しいケーキまで多彩です。作業工程はどれも長くなく、ザクザク混ぜて焼きっぱなす感じの素朴なものがほとんどですが、とにかくどれも美味しい!!各レシピには著者のエピソードやポイント、保存方法も丁寧に添えられているので、非常にわかりやすいです。その上、イギリスに長く滞在されていたという著者ならではの、そのお菓子の背景や位置付け、現地の食文化や習慣まで見えてくるのがおもしろいところです。本格アフタヌーンティーを楽しみたい方、必携です。
40歳代・女性
2016年10月寄贈 中央図書館
『ぼくにもそのあいをください』宮西 達也著
大人も読んで泣ける話です。
40歳代
2016年9月寄贈 阿倍野図書館
『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』江本 マシメサ著
この本は、いわゆるジュベナイル(図書館注 少年少女向き)に属するが、おとなにも楽しい。特に北国の生活にあこがれを抱く(が、寒いのは苦手の)人におすすめしたい。主人公は、フィンランドをイメージした白夜の国に所領を持つ若い伯爵、リツハルド。妻を探しているが、都会の貴族娘では到底務まらない。ようやく探し当てたのが、軍人である“カッコイイ”女性、ジークリンデ。二人の過ごす、北国の四季が大変に美しく描かれており、若い作家の美的な感性が心に響く。
50歳代・女性
2016年4月寄贈 中央図書館
『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない』1―3巻 CHIRORU著
この本は"かわいいものに癒されたい"人にお勧めしたい。作者もそのつもりで書いているようだ。主人公は二人。結構難しい事情を抱えて魔王討伐任務についている青年、デイルは、森の中で魔族の幼い娘、ラティナを保護する。事情は次第にわかるので、最初は少々不自然な感じがしても、とりあえずラティナのかわいらしさに身もだえしつつ、これだけじゃないはずだ、何かあるんだろうきっと、と、あきらめずに読んでみる。
第1巻は、ラティナがデイルのもとに来て、その保護下に入り、人間社会になじみ、また人間社会の魔族に対する反応を描くところまで。
第2巻では、この世界の都市部を離れ、デイルの故郷へと二人が旅をする。この旅を通じて、設定世界の説明が深まり、デイルの抱える問題と、ラティナの役割が明らかにされていく。
第3巻は、この後の展開を補助する巻のようだ。展開の意外性に驚かず、忠実に読み進めれば自然にこの先のストーリーが見えてくることだろう。
ラティナは、無駄にかわいい訳ではない。また、デイルがラティナを特別にかわいいと思うにもそれなりの理由がある。ほのぼのストーリーに見えて、その裏に潜む静かで悲劇的な背景。この悲劇が爆裂に向けて徐々に醸成されていく緊張感もいい。4巻の展開が待たれる。
50歳代・女性
2016年3月寄贈 中央図書館
『シャルパンティエの雑貨屋さん』1―4巻 大橋 和代著
これは大変にかわいらしいファンタジーといえる。主人公の名はジネット。小さな王都で、冒険者向けの雑貨屋を営む店の次女である。この店は、老舗ではあるが、両親を亡くした6人の兄弟姉妹が切り回している。もう一人長女がいるが、結婚して夫とともに他の商店を切り回しており、実は7人兄弟。このたび長兄が結婚して、お嫁さんが同居することになったため、ジネットは家を出ることを考える。
ちょっとご都合主義(あるいは運命の出会い)ながら、偶然のタイミングで、遠くの村での出店を許可する、領主のサインの入った書類を入手する。ジネットは"店を持てるチャンスなんて一生に何回もあるわけないわ"ということで、実は場所も知らない、しかも他国にある、シャルパンティエに向かって旅立つ。
ジネットの旅を見守るのは、なかなか精神にクル。いや、本当に大丈夫なのかという親心がうずく。しかし、ここがファンタジーのまことにありがたいところで、ジネットはとにもかくにも目的地シャルパンティエにたどり着く。そして無事に領主に会い、これから開く村で、はじめて開店するいくつかの主要店舗の一つとして無事に雑貨屋を開店する運びとなる。
領主は、はじめて領地を持つことになった、もと最高位の冒険者だ。冒険者時代に貯めこんだ資金力と、長年培った人間関係、そして誠実な仕事ぶりに対する信用度が財産である。
こう書くと、複雑な状況を想像する人もいるだろうが、作者は関係性を小出しにしてうまく説明しているので読み進める中で難解な点はない。
お話しは楽しい。かわいい娘が、百戦錬磨の冒険者相手にランタンだの、乾パンだのを仕入れては売る。何しろこの世界に名だたる"二つ名の"もと冒険者がバックについているわけだから、お店が開きさえすれば、比較的安心してみていられる。お話が進むにつれ、ジネットの妹が雑貨屋に参加し、ポーションだの、解毒剤だのの薬類を調合するようになる。そして、表紙絵にもあるように、ビンに入った魔法世界の薬が出そろい、雑貨屋も本格的になっていく。
魔法によるストーリーの処理や、竜騎士の登場なども彩(いろどり)を添えるが、面白いのは、この作者が"ぶっ飛び"魔法を使わないところであろう。大規模魔法を使えば、大概の物事は処理できる。空を飛んでもいいし、火事でも洪水でもどんとコイ、まかしとかんかい、というのがまあ魔法の醍醐味であって、ストーリー構成上問題はむしろ"どんな難敵や困難な状況を設定するか"にあるように思われる。
しかし、この主人公は、人の努力に"魔法を少し組み合わせて"事態を解決する。子供が病気になって村が動き出したら、読み進める前に一度本を置いて、この世界の雑貨屋になったつもりで、自分なりの解決法を編み出してみるのも楽しい。
50歳代・女性
2016年3月寄贈 中央図書館
『美しい日本語の発音』田代晃二著
視覚障がい者向けの音訳ボランティアに携わっていた時の参考書でした。普段何げなく使っている日本語の言いまわしや構造を、ていねいに記してある「日本語自体の参考書」です。この本で多くの事を学びました。自分が話す言葉で正確に意味を伝えたい、そんな時に役立つ本です。
40歳代・男性
2016年3月寄贈 中央図書館
『自伝小橋健太―悔いは、ない―』小橋 建太著
プロレスラーとして華々しい活躍を誇った著者が、レスラーを引退してからの回想録としてまとめた本です。数多くのケガ、そして腎臓がん・・・病を克服してのリング復帰などの苦労について、真正面から思いを伝えようとする著者の性格がにじみ出たいい本だと思います。
40歳代・男性
2016年1月寄贈 中央図書館
『余命三年時事日記』余命プロジェクトチーム著
内容は現在もブログに掲載されていますが、正直「知らないではすまされない」事実が多すぎると感じました。情報量はブログが現在の所圧倒的ですが本の方が読み易い方もおられると思い、寄贈を決意しました。あとは、読んでみて下さい。日本人でいたいなら。
40歳代・男性
2016年1月寄贈 東淀川図書館
『七転び八起きで、九十まで』左藤 恵著
法務大臣、郵政大臣、国土庁長官を歴任した経験談。また大阪府知事であった父との思い出や大阪市内にて真宗大谷派がどのような位置にあったか、大正から平成にかけての大阪、京都の様子などを伝える一冊です。
30歳代・女性
2015年12月寄贈 中央図書館
『鳥と猫と君とボク』小峰紀子画 谷口雅美文
鳥と猫そして数々の花達が生き生きと描かれていて、眺めているだけで楽園からの風が感じられます。それぞれの絵に添えられている文章(ストーリー)も、心に染みるものばかりです。日々の生活で忘れてしまった感情がくすぐられました。ずっと手元に置いて、折々に読み返したい本です。誰でもきっと、どれかの絵とストーリーに共感すると思います。
40歳代・女性
2015年10月寄贈 天王寺図書館
『爽風四一五』平藤晶子、平藤武文著
私と娘の共著で自費出版した本でして、「グリーンサンタがやってきた(晶子著)」と「心の旅路(武文著)」からなっています。「グリーンサンタがやってきた」は平成18年にスカンジナビア政府観光局に応募して優秀賞を受賞した作品で、その原稿を一部加筆修正して、世界各国の諸問題を取り上げながら 今後のあるべきグリーンサンタを提言したものです。
一方「心の旅路」は会社員生活をしながら中央仏教学院で学んだことをもとにして、紀行エッセーや自作法話を百八つにまとめたものです。
60歳代・男性
2015年7月寄贈 中央図書館
『独立国家のつくりかた』坂口恭平著
この国で生きる我々が抱きがちな固定観念を打ち砕いてくれる本です。「こうあるべき」から自由になれば、目の前の世界が変わって見えてくる。人それぞれ、もっと多様な価値観、生き方があって良いのだと軽やかに教えてくれます。
40歳代・女性
2015年4月寄贈 中央図書館
『石巻 -2011.3.27~2014.5.29-』橋本照嵩著
著者の橋本照嵩さんは俳句の先生方の写真をとられていたことから、俳句を習いはじめた妻は橋本さんと知り合うこととなった。石巻は橋本さんの故郷で、2004年の秋に一度仙台から石巻の辺りをずっと案内していただいたことがある。石巻ののんびり村という民宿に一泊させていただいた。朝ごはんのいくら丼は取り立てのサケの卵でそのおいしさは感動的で忘れることはできない。その民宿も津波で流されたそうだ。このように石巻は思い出深いところだ。その石巻の震災後の様子を埼玉から通い続け写真に収められた。この写真集の出版の案内をもらってすぐに出版社に注文した。ページを繰って行くと大晦日になってもシャベルをもって何か(たぶん大事な方でしょう)を探しているうしろ姿の写真が目に入り胸に込み上げるものがあった。他にもいろいろな人の表情が収められており、多くの方に見ていただけたらと思った。
寄贈者:60歳代・男性
2014年10月寄贈 住吉図書館
『0歳児の心の秘密がわかる本-赤ちゃんて、どうして泣きやんでくれないの?-』H・ヴァン・デ・リート F・プローイュ著
初めての育児で、周りに頼る人もおらず、行きづまっていた時に助けられた本です。赤ちゃんの成長する世界や泣いたりぐずったりする理由がわかったようで、気が楽に前向きになれました。
寄贈者:30歳代・女性
2014年10月寄贈 中央図書館
『母という病』岡田尊司著
母親との関係によっておこりうる影響、幼少期の関係性。著者が精神科医として見つめてきた。信実性があり、母親自身もまた自分の母から影響を受けていた事が原因でもあり切なくなる本です。自分が母親から受けた影響とは何なのか・・・そして今、母親として生きる子供への接し方を深く考えさせられました。母親である以上、けっしておろせない母という十字架、自分の事、子供の事、苦しんだり、悩んだりしている人、すべてに読んでもらいたい本です。
寄贈者:40歳代
2014年7月寄贈 中央図書館
『十三才の胎動』内村佳保著
現役中学生が贈る、いじめを通した中学生活を描いた小説。大人には書けない、中学生のリアルな気持を、ぜひあなたに!!
寄贈者:20歳代・女性
2014年4月寄贈 中央図書館
『神の代理人』ロルフ・ホーホフート著
第二次大戦へのローマ法王(カトリック教会)の責任についての本です。法王個人というより、政治的に難しい局面で組織・政治家等のふるまいについて考えさせられます。
寄贈者:60歳代・男性
2014年3月寄贈 都島図書館
『おそろし』宮部みゆき著
時代劇物の小説です。少しオカルト的な所もありますが人に対する思いやりや慈しみを登場人物の中に感じられます。物語の先が知りたいのに、読み終わりたくないそんな気持ちにしてくれた小説です。
寄贈者:40歳代・女性
2013年3月寄贈 住之江図書館
『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』辻村深月著
母娘と女性どうしの心理描写がとてもよかったので、おすすめです。
寄贈者:年齢不詳・女性
2013年7月寄贈 中央図書館
『ちいさなうさこちゃん』ほか(子どもがはじめてであう絵本1~8)ディック・ブルーナ/ぶん・え
初めての子育てで、初めての子にどんな本を読ませたらいいか?なやみました。
本屋さんで子どもが一番はじめに気に入って手に取ったのがこの本です。毎日読みきかせ、初代はぼろぼろ・・・。実は2冊目の本です。初めての子育てで母親にも心あたたまる絵、子どもにもやさしい色づかいだと思います。
寄贈者:30歳代・女性
2013年8月寄贈 都島図書館
『五体不満足』乙武洋匡著
この本は文庫にしかない収録(最後に)があり、単行本を持っていたにもかかわらず購入した本でした。
また改めてページをめくることがないので寄贈しましたが、メディア等で彼の活躍を今も見かけるので、その頃の彼を読み知ることより今の活躍を応援したいと思っています。
寄贈者:40歳代・性別不詳
2010年4月寄贈 島之内図書館
『裏読み日本経済 -本当は何が起きているのか-』朝倉 慶著
今の日本経済、世界経済がどんな情況下にあるかはっきりとわかりやすく書いた本。
寄贈者:50歳代・男性
2010年5月寄贈 中央図書館
『あなたの声が聴きたい -難聴・中途失聴・要約筆記-』藤田保編
中途で難聴となったときに支えとなった本。
今はのりこえることができたので同じような状況の方におやくに立ててくだされば…と。
寄贈者:30歳代・女性
2010年6月寄贈 島之内図書館
『だめだこりゃ』いかりや長介著
「8時だヨ―」の世代であった自分がいかりやさんの死去を知ったのは2004年3月で、土曜日で旅行の帰りの駅の夕刊で知ったのをおぼえています。
その後に買って読んだ自伝本でドリフの知らなかった一面がいろいろ書いてあります。テレビで見る面とはちがった裏側の部分は逆に本人の姿をリアルに写し出します。コメディアンとしてのいかりやさんや俳優のいかりやさんしか知らない人にもぜひ。
寄贈者:30歳代・男性
2010年6月寄贈 旭図書館
『覗いてみたい!?先輩OTの頭の中 : 精神科OTの醍醐味!』苅山和生著
コミュニケーションが取りにくい日常生活の中で、私たちのそばに精神的ダメージを受けた人たちが身近に増えています。
色々な立場で、その人たちに接するとき、冷静にかかわることができるでしょうか。壁にぶつかったとき、そんな時、この本から色々学ぶことができます。そして自分の頭の中、心の中に一杯いろんなものが出て来るのが分かります。自分再発見の“万華鏡”を見ることができます。
寄贈者:年齢・性別不詳
2010年7月寄贈 中央図書館
『雲の犬』山崎久男著
ニュース番組にて紹介され、難病「拡張型心筋症」と闘う家族の在り方を見て、思わず取り寄せしたこの一冊。拡張型心筋症の方、そのご家族の方のみでなく、心寄せ合い、励ましあう、本来の家族の在り方を感じられる本です。
日本全国の図書館への寄贈を呼びかけている作者及び関係者の方々の意思をくみ、協力させていただきます。
寄贈者:30歳代・女性
2010年8月寄贈 此花図書館
『ピーターと影泥棒 上、下』デイヴ・バリー、リドリー・ピアスン著
『ピーターと影泥棒』は、フック船長や新たな敵とのやりとりがスリル満点で、あっという間に読めてしまう楽しい本です。こどもたちだけでなく、おとなの人にも読んでほしい本です。
寄贈者:年齢・性別不詳
2011年2月寄贈 港図書館
『C++の絵本』アンク著
「絵本」シリーズは貴重で特徴的な存在であると考えます。書名のとおり、絵を使用しプログラミング初心者を意識した内容となっており、「言語の入門書を読む前に読む本」という位置づけであると考えます。C++言語に興味のある貴方!まず本書を読まれ、その上で言語的入門書、オブジェクト指向入門書に進んでいかれれば比較的C++への導入がスムーズになるのではと思います。私自身は、あるプロジェクトで、本格的にC++を使用することになり、当時の上司に薦められたのが、本書との出会いでした。プログラミングはとても面白みのある行為だと思います。本書がその端緒になればと思います。
寄贈者:30歳代・男性
2011年2月寄贈 中央図書館
『花が咲かない椿』花笠香菜著
随筆らしく気軽に読める内容で、所々に「ふっ」と笑える内容が、私にとっては良い気分転換となる一冊です。自分の好きなことを自由にやってみる。やり始めたらとことんやってみる。だめだった場合でも、道はある。それを教えてくれるのが、この本でした。
また、タイトルからは想像もつかない内容も含まれています。それは研究所の日常が描かれているところです。一般の方々は「研究所」のことをほとんど知らないのではないでしょうか。私自身文科系の出身であることもあり、研究所で起こっていることは全くイメージが湧きませんでした。今は就職活動中で、文科系出身の方でも多くの人が研究所で勤務することを希望されていると聞きます。ところが、仕事の内容を知る情報があまりにも少ないと聞くこともしばしばあります。ですので、就職活動をされる方、特に研究を支える仕事がしたいと考える学生の方々にも、進路を考える上でのヒントになるような気がしています。
20歳代・男性
2011年8月寄贈 中央図書館
『あなたが死んだら私は悲しい』碓井真史著
自殺の事で悩んでいる人の役に立つ本だと思いますので、出来るだけ多くのそういう人に読まれればという思いと気持ちから寄付したいと考えた次第です。内容は全部私の信仰には一致しないですが、読んでよかった、すばらしい本だと思います。そして、この本がもう一冊あることによって悩んでいる人が一人でも読んでよかったと思ってくれればと思います。この本が余っても大切にしていただければと強く思います。
20歳代・男性
2011年8月寄贈 中央図書館
『ほまれ』澤穂希著
ワールドカップ優勝に感動して読みました。澤さんのかんばりがすごいです。
50歳代・女性
2012年1月寄贈 都島図書館
『タオで生きぬく』早島妙瑞樹著
この本を読んで今までの価値観は何だったかと思うほど価値観がかわり、日常が、生きることがとても楽しくなりました。
考え方だけでなく、心と体を元気にするやり方がのっていて、体調をよく崩して、アトピーや風邪、肥満などで悩んでいましたがアトピーも出なくなり、13㎏やせて風邪もひかなくなり、心と体が元気になる本で、とてもオススメな本です。
30歳代・性別不詳
2012年2月寄贈 中央図書館
『生きがいの創造』飯田史彦著
3年前に本屋の棚でふと見つけ買って読みました。 それまで本を読まなかった私ですがこの本をきっかけとして本を読むようになりました。計500冊程図書館で借りたり、買ったりして読みました。人間、何のために生きてるのか?人生は何か?意味あるのか?人生の目的・ 価値はあるのか?etc に方向を示してくれる本だと思っています。大学の先生が書いてあり、文献等バックボーンがしっかり示されています。
60歳代・男性
2012年3月寄贈 中央図書館
『餓鬼ども!』カツオシD著
新鮮な食べ物を手に取れば燃えてしまうなど、餓鬼の生活は悲惨だ。それなのに主人公達は暗くない。むしろ改善されていく生活に希望すら見える。これは現代の日本人と対極にある幸福感かも知れない。
40歳代・男性
2012年10月寄贈 中央図書館
『まっ黒なおべんとう』児玉辰春著
初めてこの本を読んだのは、小学生の時でした。この本で初めて、戦争の原爆の恐ろしさと悲しみを学びました。今の日本で生活していては、考えられないようなことが、ほんの少し前に起こっていました。戦争を経験していない世代の人間として、一度は読んでおく必要のある本だと思います。
20歳代・女性
2012年10月寄贈 中央図書館
『白い巨塔』山崎豊子著
私は小さいころから本を読むのが大のニガテでした。そしてそのまま大人になり、子供が三人いますが、子供もニガテです。これではいけない!このままでは本を読まないまま、私の人生は終わってしまう。世間の人は本を読みなさい、世界が広がると言います。よしと思い読み始めました。読むのは通勤の電車。少し難しい話になると眠くなり寝ている事もしばしば・・・。でも延長しながらなんとか読み終えて次は5巻の白い巨塔です!おもしろい!本に出会えて電車の楽しみが増えました。これからも読めそうな本をどんどん増やしていきたいです。
50歳代・女性
2012年7月寄贈 住之江図書館
『蒼穹の昴』浅田次郎著
夢中で読みました。歴史的なストーリーで、日中共同のドラマ放送になりビデオを撮って見ました。でも本は人の感情が文字でゆたかに表現されていて映像より心に深くきざまれました。本をめくっていてわからない所(理解出来ない所)は又元に戻って読みました。一人の女性の一生が人を動かし国を動かす。その裏側の苦労が、人間性が、心に残りました。
60歳代・女性
2012年6月寄贈 城東図書館