大阪市立図書館100周年・中央図書館60周年記念「図書館にまつわる思い出のこし」でお寄せいただいた思い出です。
大阪市立図書館は昭和49(1974)年、マイクロバスを改造した積載冊数1,300冊の「まちかど号」で、図書館が近くにない地域での本の貸出を開始しました。昭和51(1976)年には積載冊数2,000冊の「まちかど2号」も運行を開始しました。当時の車の写真を『大阪市立図書館100年史』の口絵や当館ホームページ「図書館のあゆみ(自動車文庫)」でご覧いただけます。
千島一帯には、戦災・水害からの復興のための土地区画整理事業のしめくくりとして、公園・高層住宅・公共施設が順次建設されました。『千島公園住区計画』によると、区役所・福祉センター等とともに図書館も区民センター施設として建てる構想だったようですが、区役所は昭和47(1972)年に完成し、大正図書館は昭和61(1986)年5月、まちかど号のステーションだった場所に開館しました。(2022年2月25日 大正図書館)
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