思い出のこし
タイトル 京橋のダイエー
投稿者 平成10(1998)年生まれ
いつ頃 2004から2018年頃
思い出 　京橋駅(JR環状線)から大阪ビジネスパークへつながる連絡橋の中間地点に大型の商業施設ダイエーがありました。私が学生(注：小学校から高校)の頃は、京橋駅を最寄りに学校へ通っており、下校の寄り道は決まってダイエーでした。ダイエーの経営状態の悪化(？)から、途中でイオンに吸収され、店の名前もイオンとなりましたが、地元民はだいたいダイエーで呼び続けていました。ゲームセンターが、2Fと4Fにあり、よく友人と行ったのをおぼえています。2019年に悲しいことに閉店となり、今はとり壊しの工事が進んでサラ地になっています。
場所 　都島区京橋付近
補足・追加情報
　ダイエーは、『For the customers -ダイエーグループ35年の記録-』によると、昭和32(1957)年に、旭区千林駅前に「主婦の店・ダイエー薬局」として看板を掲げました。JR京橋駅前にある京橋店は、昭和46(1971)11月26日にオープンしました。
平成27(2015)にイオングループの完全子会社となり、平成28(2016)3月のリニューアルオープンとともに、京橋でもダイエーの名前が消えました。『ゼンリン住宅地図 大阪市都島区』を確認すると、2016年版は「ダイエー京橋店」ですが、2017年版では「イオン京橋店」と表記されています。
　その後、令和元(2019)年9月に閉店となり、大規模商業施設新設の方向で再開発建て替え工事がすすめられています。
　40年以上、京橋の地で親しまれていたので、平成28(2016)年以降の動向は、いろいろな新聞記事にも取り上げられています。　(2023年1月31日　都島図書館)
参考文献
  • 『For the customers -ダイエーグループ35年の記録-』ダイエー社史編纂室/企画・編集 アシーネ 1992 書誌ID 0012767580 前書き、年表
  • 『ゼンリン住宅地図大阪市都島区 [2016]』ゼンリン 2016 書誌ID 0014088356 p.23
  • 『ゼンリン住宅地図大阪市都島区 [2017]』ゼンリン 2017 書誌ID 0014322527 p.23
  • 『読売新聞2014年9月25日 朝刊 大阪』10面「ダイエー復活かなわず」(商用データベース「ヨミダス歴史館」でご覧いただけます)
  • 『産経新聞2016年3月11日 朝刊 大阪』経済面「ダイエー看板消え　地元「寂しい…」京橋店「イオン」で再出発」(商用データベース「産経新聞データベース」でご覧いただけます)
  • 『日本経済新聞2016年3月11日 地方経済面近畿B』10面「関西のダイエー、イオンに」(商用データベース「日経テレコン」でご覧いただけます)
  • 『読売新聞2019年7月18日 朝刊 大阪』8面「イオン、京橋店建て替えへ」(商用データベース「ヨミダス歴史館」でご覧いただけます)
  • 『日本経済新聞2020年2月12日 朝刊』9面「イオンモール　オフィス併設拡大」(商用データベース「日経テレコン」でご覧いただけます)
受付日 2022年8月1日
利用条件 「CC-BY-SA」ライセンス画像オープンデータとして、CC（クリエイティブコモンズ）ライセンスにおけるCC BY-SA 4.0で提供いたします。大阪市立図書館オープンデータの取り扱いについては、オープンデータについてページをご覧ください。
・都島区
平成(1989-2019)

タイトル 大阪工業倶楽部会館
投稿者 昭和20(1945)年生
いつ頃 昭和28(1953)-29(1954)年頃
思い出 　小学生低学年のころ、台風が襲来し大阪に大雨が降った折、夜中の時間は覚えていませんが市の広報車が来て、枚方の方で堤防が決壊しそうなので至急避難して下さいとのアナウンスがあり、寝ているところを起こされ、家族みんなで近所にあった大阪大学のクラブ(鉄筋コンクリート建物)の2階に避難しました。結果、堤防は決壊せず避難は無事解除されました。
場所 　現在は大阪市立東高等学校
補足・追加情報 　昭和28(1953)年9月25日に台風13号が襲来し、23時15分淀川枚方の水位が6.97ｍに達し、堤防決壊による氾濫の危機に見舞われましたが、実際に決壊したのは上流宇治川左岸向島堤及び右支川、芥川、桧尾川等だったため、このあたりは被害を免れました。
　大阪工業大学東野田学舎の敷地西南隅にあった「大阪工業倶楽部会館」については、思い出「大阪大学工学部(東野田学舎)」をご覧ください。
参考文献
受付日 2017年4月4日
利用条件 「CC-BY-SA」ライセンス画像オープンデータとして、CC（クリエイティブコモンズ）ライセンスにおけるCC BY-SA 4.0で提供いたします。大阪市立図書館オープンデータの取り扱いについては、オープンデータについてページをご覧ください。
・都島区
昭和20年代まで(1926-1954)
災害
タイトル 大阪大学工学部(東野田学舎)
投稿者 昭和20(1945)年生
いつ頃 昭和28(1953)-29(1954)年頃
思い出 　小学生のころ住んでいた家の近くに大阪大学工学部がありました。その構内に小さな池があり、そこでよく友達とメダカやおたまじゃくしをとって遊びました。しかしそこは子ども立ち入り禁止になっており、よく大学の守衛さんに怒られて追っかけられました。正門から入るとすぐにみつかるので、現在東高校グラウンド門のところに大学クラブの建物があり、そこは誰もいないので、そこからよく中に入れました。
場所 　現在は大阪市立東高等学校
補足・追加情報 　現在大阪市立東高等学校の場所にあった、大阪大学工学部東野田学舎ですが、昭和28(1953)年3月、旧制最後、新制1回目の卒業式があり、新旧卒業生がいまや一坪の緑の蔭もなくなった学舎に緑化の一歩として総額18711円を預金し、カロリナ、ポプラなど46本を記念植樹したそうです。
　敷地の西南隅にあった「大阪工業倶楽部会館」は、大正12(1923)年5月に同窓会記念館として建てられ、瀟洒な近世復古式鉄筋コンクリート2階建で、階下100坪、大広間のある階上が88坪、南側にはヴェランダが備え付けられました。
　大阪大学工学部は昭和43(1968)年から45(1970)年にかけて吹田市へ移転、倶楽部会館も44(1969)年に立ち退きを余儀なくされました。(2018.3.31　都島図書館)
参考文献
受付日 2017年4月4日
利用条件 「CC-BY-SA」ライセンス画像オープンデータとして、CC（クリエイティブコモンズ）ライセンスにおけるCC BY-SA 4.0で提供いたします。大阪市立図書館オープンデータの取り扱いについては、オープンデータについてページをご覧ください。
・都島区
昭和20年代まで(1926-1954)