令和元年(2019年)12月以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は世界中に拡大し、各地に大きな影響をもたらしました。
日本では令和2(2020)年1月16日に感染者が国内で初めて確認され、1月30日に世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言したことを受けて、2月1日に指定感染症に指定する政令が施行されました。都道府県などが相談窓口を設置するといった対応を実施する一方で、各地のイベントや行事は中止となるなど、その影響が徐々に広がりました。政府は2月25日に基本方針を発表。2月27日には安倍総理大臣が全国の小中高校と特別支援学校に対して臨時休校を要請。さらに4月7日に大阪を含む7都府県に緊急事態宣言(5月21日までで解除)が出されました。
大阪市立図書館では、感染拡大防止のため、3月2日から当面3月20日までの期間、臨時休館を実施しました。その後、臨時休館は4月3日まで延長。さらに5月6日まで休館は延長しつつ、4月4日から利用者への取り置きが完了した予約資料の受け取りを開始しました。しかし、4月7日に出された緊急事態宣言により、この予約資料の受け取りも中止となりました。臨時休館は5月15日まで続きましたが、大阪府・大阪市の新型コロナウイルス対策本部の方針に基づいて5月16日から一部のサービスを制限しつつ、開館しました。なお、同館では令和2(2020)年5月15日付でこうした対応の経緯をまとめた「新型コロナウイルス感染症拡大防止にかかる当館対応の経緯について」をウェブサイトで公開しています。(2020.6.10 城東図書館)
この思い出および補足・追加情報の公開にあたって補足をします。上記補足・追加情報は2020年6月10日に書いたものであり、上記では触れていませんが、小学校等は6月1日から授業を再開しました。(2022.4.9 城東図書館)
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