最新刊のご案内

最新刊のご案内
2024/03/27

編纂所だより第62号をアップしました

3月発行の「編纂所だより」第62号をアップしました。以下の記事を掲載しています。こちらよりPDFをご覧いただけます。

 ・拾った財布は町奉行所へ-江戸時代大坂の治安-(吉川潤)
 ・池内大学斬殺さる-海部屋喜兵衛の書き残した「情報」-(尾﨑安啓)
 ・売薬「ホルトス」-後発商品の販売戦略-(中村直人)

「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、年2回発行しています。

10:15 | 編纂所だより
2024/03/26

『新修大阪市史 史料編』第21巻「近代Ⅷ 戦時編」を刊行しました

『新修大阪市史 史料編』第21巻「近代Ⅷ 戦時編」を刊行しました

 

 本書では、1937年の日中戦争開始から1945年の敗戦にかけての大阪市域について、政治・行政、経済、社会、文化・教育、空襲という5つの分野をとりあげ、市の全体的な趨勢と個別の具体的な動向がよくわかる史料を掲載しました。
 大阪市・府が作成した公的な文書を多く収録するとともに、市民の日記のような個人文書や、市内の企業・神社といった法人所蔵文書などの、貴重な私的記録も豊富に紹介しています。

 特に1章分を設けて日米双方の視点から大阪大空襲の実態に迫るなど、80年前の戦争の時代を考える上で重要な素材が盛り沢山です。戦争の過酷さが伝わってくる一方で、困難な状況の中でも市民がたくましく活動し、大阪独自の「発展」を遂げていく様子がうかがえます。

 

『新修大阪市史 史料編』第21巻「近代Ⅷ 戦時編」は、大阪市の各図書館に配架しているほか、大阪市史料調査会で窓口販売・通信販売も行っております(本体価格5,500円、送料実費)。また、一部書店でも取り扱っております。詳しくはこちらをご覧ください


15:52
2023/11/10

大阪市史史料 第94輯『杉村久子日記(一)』を刊行しました

大阪市史史料 第94輯『杉村久子日記-明治四十四年から大正元年(一)-』を刊行しました。
(A5判、130ページ、本体価格1,800円、編集:大阪市史編纂所、発行:大阪市史料調査会)

本書は、大阪中之島に生まれ、船場の商家に嫁いだ一女性・杉村久子が、35年間書き継いだ日記の、記念すべき「最初、筆始め」です。
明治の大阪に大きな足跡を残した実業家・五代友厚の四女として生まれた筆者が、日々の暮らしや、変わりゆく大阪の様子を、女性ならではの視点で綴っています。

大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。
また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館でご覧いただけます。

【販売場所】
ジュンク堂書店(大阪本店、難波店)
大阪市史料調査会(大阪市立中央図書館3階 大阪市史編纂所内)

【郵送の場合】
申込先:大阪市史料調査会
申込方法:郵便振替番号00930-9-82241(郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
送料:実費(1冊の場合は180円 スマートレター利用)

くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。
【問い合わせ先】
大阪市史編纂所・大阪市史料調査会(大阪市立中央図書館3階)   
〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
電話:06-6539-3333
ファックス:06-6539-3330
Osaka Metro 千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7号出口あがる

10:52 | 大阪市史史料
2023/11/10

『大阪の歴史』第95号を刊行しました

市史紀要『大阪の歴史』第95号を刊行しました。
(A5判、100ページ、本体価格700円、編集:大阪市史編纂所、発行:大阪市史料調査会

論文「大坂三郷の大工集団-天満大工組を中心に-」、「近代大阪の「不良住宅地区」における健康と救療-旧豊崎村を事例に-」などを収録しています。
表紙は、江戸時代の大工の仕事風景を描いた「士農工商之内 工」(三代歌川豊国画、国立国会図書館デジタルコレクション)の一部です。

目 次
論 文
・田坪 賢人「大坂三郷の大工集団-天満大工組を中心に-」

史料紹介
・加藤真生「明治末期における一兵卒の上等看護卒への道のり-「森田義雄氏関係資料」を材料に-」

論 文
・井ノ元ほのか「近代大阪の「不良住宅地区」における健康と救療-旧豊崎村を事例に-」

歴史こぼればなし
・野高宏之「惣年寄の寄会所-東寄会所と西寄会所-」

大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。
また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館でご覧いただけます。

ご購入を希望される方は、こちらをご覧下さい。


10:11 | 大阪の歴史
2023/09/25

編纂所だより第61号をアップしました

9月発行の「編纂所だより」第61号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。


 ・香具波志神社のパンフレット -昭和戦前期における神社の自己認識-(平良聡弘)
 ・「即席料理 素人包丁」-江戸時代の家庭料理レシピ-(白杉一葉)
 ・暮らしのなかの「新体制」-モデルとしての「大和一家」-(桑田翔)
  
「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、年2回発行しております。

13:34 | 編纂所だより
2023/04/03

『大阪の歴史』第94号を刊行しました

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第94号(A5判、92ページ、本体価格700円)を刊行しました。
論文「淀藩による河内国渋川郡・若江郡飛地領の支配について-幕末期の「上淀(じょうてん)」の分析を中心に-」、史料紹介「寛政十年 本商人取扱新仕法一件」などを収録しています。
表紙は「大坂八軒家」の図です。「澱川両岸一覧」暁春翁(鐘成)著・松川半山画(大阪市立中央図書館所蔵)

ご購入を希望される方は、こちらをご覧下さい。 『大阪の歴史』第94号

目 次
論 文
・吉川 潤「淀藩による河内国渋川郡・若江郡飛地領の支配について-幕末期の「上淀(じょうてん)」の分析を中心に-」

史料紹介
・野高 宏之「寛政十年 本商人取扱新仕法一件」

大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。
また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館でご覧いただけます。


14:08 | 大阪の歴史
2023/03/23

編纂所だより第60号をアップしました

3月に発行の「編纂所だより」第60号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。

 ・二十一人討死之碑(井ノ元ほのか)
 ・納庄屋の江戸土産(吉川潤)
  
「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、年2回発行しております

16:14 | 編纂所だより
2023/03/10

大阪市史史料 第93輯『御用録(中)』を刊行しました

大阪市史史料 第93輯『御用録(中)』を刊行いたしました。

(A5判、141ページ、本体価格1,800円、編集:大阪市史編纂所、発行:大阪市史料調査会)

 本書は大阪市史編纂所が所蔵する『御用録』を翻刻したものです。
この『御用録』には、明和元年(1764)7月から天明3年(1783)3月までの約20年間の組触 814件が、ほぼ編年順に5冊の折本にまとめられています。
記録したのは、大坂東町奉行組与力の八田五郎左衛門父子(六代目、七代目)です。
 今回は全5冊のうち、第3、第4冊目(明和8年8月~安永8年7月)を収めています。
大阪市史史料第93輯表紙
大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。
また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館でご覧いただけます。

【販売場所】
ジュンク堂書店(大阪本店、難波店)
大阪市史料調査会(大阪市立中央図書館3階 大阪市史編纂所内)

【郵送の場合】
申込先:大阪市史料調査会
申込方法:郵便振替番号00930-9-82241(郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
送料:実費(1冊の場合は180円 スマートレター利用)

くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。
御用録(全5冊)表紙【問い合わせ先】
大阪市史編纂所・大阪市史料調査会(大阪市立中央図書館3階)   
〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
電話:06-6539-3333
ファックス:06-6539-3330
Osaka Metro 千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7号出口あがる

09:56 | 大阪市史史料
2023/03/01

『大阪の歴史』第93号を刊行しました

大阪市史編纂所では、紀要『大阪の歴史』第93号(A5判、90ページ、本体価格700円)を刊行しました。
論文2編「一七世紀における海運世界の様相と世界観-「元和以来船方御定書並諸方聞書」の分析を中心にして-」「近鉄前史に於ける吉野観光開発戦略の展開-大鉄と大軌の鉄道競争-」や史料紹介などを収録しています。
表紙は、國員画「安治川ばし」(『浪花百景』大阪市立中央図書館所蔵)です。

ご購入を希望される方は、こちらをご覧下さい。 大阪の歴史93号

目 次
論 文
・森元 純一「一七世紀における海運世界の様相と世界観-「元和以来船方御定書並諸方聞書」の分析を中心にして-」
・宇田 正「近鉄前史に於ける吉野観光開発戦略の展開-大鉄と大軌の鉄道競争-」

史料紹介
・白杉 一葉「幕長戦争における幕領村夫役の様相-大坂代官手代三杦義良の日記「手控」の翻刻と紹介-」

大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。
また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館でご覧いただけます。

16:29 | 大阪の歴史
2022/11/30

大阪市史史料 第92輯『南木芳太郎日記 五』を刊行しました

大阪市史史料  第92輯『南木芳太郎日記 五-大阪郷土研究の先覚者(パイオニア)-』を令和4(2022)年11月25日に発行しました。

(A5判、95ページ、本体価格1,800円、編集:大阪市史編纂所、発行:大阪市史料調査会)
 
 本書は郷土雑誌『上方』の編集発行人である南木芳太郎氏が遺した『南木芳太郎日記』(大阪市史編纂所所蔵)全15冊の内より、昭和16年と南木氏死去の前年である昭和19年の2冊分を翻刻したものです。昭和5年から昭和19年までの日記を順次、翻刻し、刊行してまいりました。本書は同シリーズの最終巻です。
 近代大阪の歴史文化研究に多大な事績を残した雑誌『上方』。その編集と発行に心血を注いだ南木氏の仕事ぶりが伺い知れるほか、防空演習や警戒警報の発令・解除、隣組の会合などの記述も増え、戦争が人々の暮らしに及ぼした様々な影響も伝えています。
大阪市史史料第92輯表紙
大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。
また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館でご覧いただけます。

・『南木芳太郎日記』の刊行については下記のとおりです。
『南木芳太郎日記 一』昭和5年分を翻刻 『大阪市史史料』第74輯 2009年12月刊 
『南木芳太郎日記 二』昭和6年から11年分を翻刻(昭和10年欠)『大阪市史史料』第77輯 2011年12月刊
『南木芳太郎日記 三』昭和12年・13年分を翻刻『大阪市史史料』第80輯 2014年8月刊
『南木芳太郎日記 四』昭和14年・15年分を翻刻『大阪市史史料』第89輯 2020年9月刊


【販売場所】
ジュンク堂書店(大阪本店、難波店)
大阪市史料調査会(大阪市立中央図書館3階 大阪市史編纂所内)
南木芳太郎日記原本                      
【郵送の場合】
申込先:大阪市史料調査会
申込方法:郵便振替番号00930-9-82241(郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
送料:実費(1冊の場合は180円 スマートレター利用)

くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。
【問い合わせ先】
大阪市史編纂所・大阪市史料調査会(大阪市立中央図書館3階)   
〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
電話:06-6539-3333
ファックス:06-6539-3330
Osaka Metro 千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7号出口あがる

16:20 | 大阪市史史料
2022/10/19

編纂所だより第59号をアップしました

10月に発行の「編纂所だより」第59号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。

 ・大阪市立市民病院(井ノ元ほのか)
 ・コレラ流行と大坂(中村直人)
 ・第四師団軍楽隊-市民に愛された西洋音楽の担い手-(白杉一葉)
 
「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、年2回発行しております。

13:21 | 編纂所だより
2022/04/04

編纂所だより第58号をアップしました

3月に発行の「編纂所だより」第58号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。

 ・江戸時代の大坂の村々(吉川潤)
 ・明治大正大阪市史編纂日誌(上・下)について(尾﨑安啓)
 ・浪華の粋(すい)な洒落遊び-画口合(えくちあい)のこと(小田直寿)
 
「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、年2回発行しております。


13:33 | 編纂所だより
2022/04/04

『新修大阪市史 史料編』第12巻「近世Ⅶ村落2」を刊行いたしました

『新修大阪市史 史料編』第12巻「近世Ⅶ村落2」を刊行いたしました


本書には、近世大坂の村々の内、東成郡(ひがしなりぐん)・茨田郡(まったぐん)・渋川郡(しぶかわぐん)・住吉郡(すみよしぐん)・丹北郡(たんぼくぐん)の村々の史料を収録しております。この5つの郡には、幕府領(ばくふりょう)・藩領(はんりょう)・旗本(はたもと)知行所(ちぎょうしょ)・寺社領(じしゃりょう)など、さまざまな領主を持つ村々が入り組み、南部を流れる大和川や東部を流れる平野川は農業用水として、あるいは川船による物資の運漕(うんそう)ルートとして、村人の生活と強く結び付いていました。幕末の政治状況下における村々の行動を示す、重要な史料も多く確認されています。

本書では、これらの史料を次の8章に分けて掲載しました。 新修大阪市史史料編第12巻
第1章:領主の支配
第2章:村の様相
第3章:村の運営と郡中
第4章:事件と災害
第5章:水利と治水
第6章:村のなりわい
第7章:村の生活文化
第8章:幕末期の村々
市域にあった村々の内、残る西成郡(にしなりぐん)の村を取り上げた第11巻「近世Ⅵ村落1」と合わせてご覧いただくことで、江戸時代の大坂の村々と村人の暮らしについて、より詳しく知っていただけることと思います。

『新修大阪市史 史料編』第12巻「近世Ⅶ村落2」は、大阪市の各図書館に配架しているほか、大阪市史料調査会で窓口販売・通信販売も行っております(本体価格5,500円、送料実費)。また、一部書店でも取り扱っております。詳しくはこちらをご覧ください
10:54 | 新修大阪市史 史料編
2022/03/03

大阪市史史料 第91輯『明治大正大阪市史編纂日誌(下)』を刊行しました

大阪市史史料 第91輯『明治大正大阪市史編纂日誌(下)』を令和4(2022)年2月25日に発行しました。

(A5判、146ページ、本体価格1,800円、編集:大阪市史編纂所、発行:大阪市史料調査会)

本書は『明治大正大阪市史』編纂時の編纂事務局が作成した編纂日誌を翻刻したもので、上下二分冊として刊行したものの下巻です。
明治大正大阪市史編纂日誌は、昭和2(1927)年4月30日から昭和10(1935)年4月8日にかけて手書きで記された5冊綴りの史料です。
下巻(第91輯)には、昭和4(1929)年7月1日から昭和10(1935)年4月8日までの記事を収載しました。

大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。
また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館でご覧いただけます。
大阪市史史料第91輯表紙
【販売場所】
ジュンク堂書店(大阪本店、難波店)
大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内大阪市立中央図書館3階)
                      
【郵送の場合】
申込先:大阪市史料調査会
申込方法:郵便振替番号00930-9-82241(郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
送料:実費(1冊の場合は180円 スマートレター利用)

くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。
【問い合わせ先】
大阪市史編纂所・大阪市史料調査会(大阪市立中央図書館3階)   
〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
電話:06-6539-3333
ファックス:06-6539-3330
Osaka Metro 千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7号出口あがる


09:41 | 大阪市史史料
2021/10/01

編纂所だより第57号をアップしました

10月に発行の「編纂所だより」第57号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。

 ・1920年代の病気の罹患事例-スペイン・インフルエンザー(井ノ元ほのか)
 ・「天狗」になったペリー(白杉一葉)
 ・安政南海地震と大坂(中村直人)
 
「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、年2回発行しております。

17:09 | 編纂所だより
2021/07/15

『大阪の歴史』第92号を刊行しました

大阪市史編纂所では、紀要『大阪の歴史』第92号(A5判、112ページ、本体価格700円)を刊行しました。
論文2編「大阪市立図書館 一区一館への道のり」・「楠葉の「山師」-河内楠葉村中井家と秋田藩・幕府・大坂-」や史料紹介などを収録しています。
表紙の写真は、昭和47年頃の東住吉図書館(のちの平野図書館)での読み聞かせ風景です。
大阪の歴史92号表紙
ご購入を希望される方は、こちらをご覧下さい。

目 次
論 文
・宮田 英二「大阪市立図書館 一区一館への道のり」
・窪田 頌「楠葉の「山師」-河内楠葉村中井家と秋田藩・幕府・大坂-」

史料紹介
・野高 宏之「摂州大坂之内 野畑改帳写-玉造の吉右衛門肝煎地の土地台帳-」

大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。
また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館でご覧いただけます。

09:00 | 大阪の歴史
2021/03/15

大阪市史史料 第90輯『明治大正大阪市史編纂日誌 上』を刊行しました

このたび大阪市史史料 第90輯『明治大正大阪市史編纂日誌 上』を刊行いたしました。
大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売しています。
 本書は、『明治大正大阪市史』編纂時の編纂事務局が作成した編纂日誌を翻刻したものです。本史料は、昭和2年(1927)4月30日から
昭和10年(1935)4月8日にかけて記されたもので、上巻には、昭和2年(1927)4月30日から昭和4年(1929)6月29日までの記事を収載
しています。


編集・発行
 編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会 
定 価
 本体価格 1,800円

販売場所
 ジュンク堂書店(大阪本店、難波店)
 大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)      
 
                      
郵送の場合
 申込先  大阪市史料調査会
 申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
 (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
 送料 実費(1冊の場合 180円 スマートレター利用)

くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。
問い合わせ先
   大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
    (大阪市立中央図書館3階)
    〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
     電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
     地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる


10:00 | 大阪市史史料
2021/03/01

「大阪の歴史」第91号を刊行しました

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第91号(A5判、96ページ、本体価格700円)を刊行しました。
大阪にかかわる論文4編や展示の記録などを収録しています。表紙は絵はがき「大阪中ノ島公園ヲ望」です。

ご購入を希望される方は、こちらをご覧下さい。

目 次
論 文
・佐藤 悠 「南北朝内乱と摂津国所在の石造物の紀年銘」
・川北 奈美「愛染堂勝鬘院に伝わる勝鬘夫人像・十一面観音菩薩像と女性の信仰」
・小田 直寿「明治前期に至る中興系大阪俳壇における気韻と雅興
                               -附・藤田雅笑蔵 蘇室久安『蕉風談』筆写本の翻刻-」
・石原 佳子「大正初年の変わりゆく大阪、武石浩玻飛行会と葬列をめぐって」

報 告
・中村 直人「歴史を未来に-大阪市修史事業120年のあゆみと収集史料」展の記録


大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。
また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。


16:00 | 大阪の歴史
2021/01/27

編纂所だより第56号をアップしました

1月に発行の「編纂所だより」第56号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。


 ・大阪市修史事業120周年に当たって(中央図書館長 三木信夫)
 ・大阪市史編纂事業の果たした役割・成果・課題・展望について(編纂所長 尾﨑安啓)
 ・市史編纂の120年-進歩した技術、受け継がれる編纂方法-(吉川潤)
  ・編纂所からのお知らせ


「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、年2回発行しております。


11:10 | 編纂所だより
2020/11/06

「大阪の歴史」第90号を刊行しました

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第90号(A5判、114ページ、本体価格700円)を刊行しました。大阪市は日本最初の市史である『大阪市史』の編纂を明治34(1901)年2月に開始しました。今号は大阪市編纂事業開始から120年を記念した特集号になっています。特集以外にも大阪にかかわる論文や研究ノートなどを収録しています。表紙は「大宮神社 豊国大明神像」です。
                                                                                                                                                                     
ご購入を希望される方は、こちらをご覧下さい。

目 次
講演記録
・堀田 暁生「大阪市史編纂所40年の思い出」
大阪市修史事業120年を記念して
・北崎 豊二「『新修大阪市史』の編纂に携わって」
・前田 豊邦「大阪市史編纂事業120周年を記念して」
・武知 京三「『新修大阪市史』の断片」
・植木 佳子「大阪市史編纂120周年を祝して-『新修大阪市史』編集、史料収集と保存について-」
・堀田 暁生「大阪市修史事業120年に際して」
・尾﨑 安啓「大阪市史編纂事業・自治体史編纂事業の展望について」
論 文
・川北 奈美「大阪・大宮神社の豊国大明神像」
研究ノート
・小田 直寿「大阪の一「戦争未亡人」の半生について」

大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。


17:00 | 大阪の歴史
2020/09/28

編纂所だより第55号をアップしました。

9月に発行の「編纂所だより」第55号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。


 ・大塩平八郎の漢詩について(小田直寿)
 ・ええもん!おおさか-菅笠-(白杉一葉)
 ・流行病の予防策-スペイン・インフルエンザの流行から-(中村直人)
   ・編纂所からのお知らせ


「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、年2回発行しております。


16:40
2020/09/19

大阪市史史料 第89輯『南木芳太郎日記 四』を刊行しました

  このたび大阪市史史料 第89輯『南木芳太郎日記 四』を刊行いたしました。
大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。
また、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売しています。
 本輯では昭和14、5年の2年分を翻刻しています。『上方』は100号を迎え、南木さんを讃えて盛大な記念祝賀会が開かれました。
一方、戦争が徐々に『上方』運営に影を落としはじめます。そうした状況下、上方文化の灯火を掲げ続ける南木さんの姿を
日記は伝えています。


編集・発行
 編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会

定 価
 本体価格 1,800円販売場所
 ジュンク堂書店(大阪本店、難波店)
 大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)
 
                      
郵送の場合
 申込先  大阪市史料調査会
 申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
 (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
 送料 実費(1冊の場合 180円 スマートレター利用)
くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。
問い合わせ先
   大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
    (大阪市立中央図書館3階)
    〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
     電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
     地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる



14:00 | 大阪市史史料
2020/04/01

「大阪の歴史」第89号を刊行しました

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第89号(A5判、98ページ、本体価格700円)を刊行しました。
大阪にかかわる論文や史料紹介など、4編を収録しています。表紙は「見性寺 木造阿弥陀如来坐像」です。





ご購入を希望される方は、こちらをご覧下さい。
目 次
論 文
・川北 奈美「南都北室大仏師宗印の事績-大阪・見性寺阿弥陀如来坐像の調査から-」
・相馬 和将「聖護院門跡所蔵「四天王寺別当職文書集」と中世前期の四天王寺別当」
・前田 豊邦「古代における摂津と丹波を結ぶ長尾道」
史料紹介
・笠井 純一、笠井津加佐「箏曲家:初世菊田歌雄関係史料」
大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。





15:17 | 大阪の歴史
2020/03/27

編纂所だより第54号をアップしました。

3月に発行の「編纂所だより」第54号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。

 ・「砂場」蕎麦のこと-摂津名所図会から-(尾﨑安啓)
 ・沖行く船の無事を祈って灯をかざす ~幻の木津川灯台~(古川武志)
 ・江戸時代の豆腐料理の味は? ~「豆腐百珍」と胡椒~(吉川潤)

「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております。

14:18 | 編纂所だより
2020/01/10

『新修大阪市史 史料編』第17巻「近代Ⅳ経済2」を刊行しました


概 要

 大阪市史編纂所では、『新修大阪市史 史料編(全22巻)』の第12回配本として第17巻「近代Ⅳ 経済2」【A5判、810ページ、本体価格5,500 円、ほかに送料実費】を刊行し、令和2年1月から大阪市立中央図書館ほか市内23 館の地域図書館において閲覧に供します。

 また、大阪市内の一部の書店でも販売を取り扱います。

 購入希望の方は、主要書店または大阪市史料調査会(TEL:06-6539-3333)に直接お問い合わせください。

江戸時代より経済都市でした大阪は、近代に入り工業が勃興し、「東洋のマンチェスター」と呼ばれるにいたります。近代大阪の経済の歩みは、産業都市としての経済像をどのように形成するかの試行錯誤の連続でした。それは単に経済上の変化だけに止まらず、街そのものを大きく変貌させ、今日私たちが目にする大阪を形作っていきました。
本巻では、近代大阪経済の骨髄というべき工業を主軸に、流通、交通、築港などを取り上げ、産業都市として経済発展を遂げる大阪の諸相を多様な史料から描き出しています。


   
                                                                                                     
         


16:31 | 新修大阪市史 史料編
2019/10/18

大阪市史史料 第88輯『御用録(上)』を刊行しました


 このたび大阪市史史料 第88輯『御用録(上)』を刊行いたしました。大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売しています。


 本書は大阪市史編纂所が所蔵する『御用録』を翻刻したものです。
 明和元年(1764)7月から天明3年(1783)3月にかけて約20年間の組触 814件を、ほぼ編年順にまとめた『御用録』は、東町奉行組与力六代目八田五郎左衛門が記録を始め、七代目の伴右衛門が書き継いだものと思われます。今回は全5冊のうち、1、2冊目(明和元年~同8年7月)を収めています。




編集・発行
 編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会 

定 価
 本体価格 1,800円


販売場所
 ジュンク堂書店(大阪本店、難波店)
 大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)
 

                      

郵送の場合
 申込先  大阪市史料調査会
 申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
 (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
 送料 実費(1冊の場合 180円 スマートレター利用)


くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。
問い合わせ先
   大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
    (大阪市立中央図書館3階)
    〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
     電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
     地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる


10:05 | 大阪市史史料
2019/09/27

編纂所だより 第53号をアップしました

9月に発行の「編纂所だより」第53号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。


 ・大阪の脱線電車店頭に突入す(尾﨑安啓)
 ・大阪落語の始祖 米澤彦八(古川武志)
 ・大阪城石垣のふるさと(中村直人)


「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております。


14:02 | 編纂所だより
2019/03/29

大阪市史史料 第87輯『楠木正成関係史料(下)』を刊行しました



 このたび大阪市史史料 第87輯『楠木正成関係史料(下)』を刊行いたしました。大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売しています。


 南北朝時代の著名な武将である楠木正成・正行・正儀ら楠木一族に関連する史料を集めました。下巻は、正成の三男である正儀に関する史料と、上巻の補遺となる正成・正行関連の史料を編年順に収録しています。

編集・発行
 編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会 

定 価
 本体価格 1,800円


販売場所
 ジュンク堂書店(大阪本店、難波店)
 大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)
 

                      

郵送の場合
 申込先  大阪市史料調査会
 申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
 (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
 送料 実費(1冊の場合 180円 スマートレター利用)


くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。
問い合わせ先
   大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
    (大阪市立中央図書館3階)
    〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
     電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
     地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる


14:03 | 大阪市史史料
2019/03/25

編纂所だより 第52号をアップしました


3月に発行の「編纂所だより」第52号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。


 ・大阪市史編纂所40年、大阪市史料調査会40年(堀田暁生)
 ・忘れられた寺院-住吉大社の神宮寺-(生駒孝臣)
 ・新刊のご案内
 ・〈絵はがきでみる昔の大阪(30)〉難波ステーション(明治41年、1908年8月1日)(堀田暁生)


「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております。


11:39 | 編纂所だより
2019/02/25

「大阪の歴史」第88号を刊行しました


大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第88号(A5判、102ページ、本体価格700円)を刊行しました。

大阪にかかわる論文や史料紹介など、4編を収録しています。表紙は「伊勢おかげ参り之図」(長谷川貞信画)です。



ご購入を希望される方は、こちらをご覧下さい。

目 次
論 文
・松本  望「天保期大坂における漢詩集の出版をめぐる諸動向-広瀬淡窓『遠思楼詩鈔』初編の検討より-
・吉川真理子「井伊直弼像の変遷-大正期以降の小説と道頓堀上演を中心に-」
大阪歴史散歩・番外編
・草村 克彦「「明治維新の魁」、天誅組の痕跡を市内に辿る」
史料紹介
・内海 寧子「大坂からの伊勢参宮-鴻池家の代参宮記録『御代参宮道中記』-

大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。


11:26 | 大阪の歴史
2019/01/25

大阪市史史料 第86輯 『明治大正大阪市史編纂参考談話集』を刊行しました


 このたび大阪市史史料 第86輯『明治大正大阪市史編纂参考談話集』を刊行いたしました。大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売しています。


 大阪市は、最初の『大阪市史』が幕末迄の記述だったので、その後の明治・大正時代について大阪市の歴史を編纂することになりました。昭和の初めのことです。当時は明治時代に活躍した人も生存していたので、各方面から取材を行っています。本史料集では、その様子が述べられています。

編集・発行
 編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会 

定 価
 本体価格 1,800円


販売場所
 ジュンク堂書店(大阪本店、難波店)
 大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)
 

                      

郵送の場合
 申込先  大阪市史料調査会
 申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
 (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
 送料 実費(1冊の場合 180円 スマートレター利用)


くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。
問い合わせ先
   大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
    (大阪市立中央図書館3階)
    〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
     電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
     地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる


09:43 | 大阪市史史料
2018/10/24

編纂所だより第51号をアップしました

9月に発行の「編纂所だより」第51号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。


 ・西南戦争で亡くなった人のお墓(堀田暁生)
 ・うどんと蕎麦 -大坂と江戸-(内海寧子)
 ・新刊のご案内
 ・〈絵はがきでみる昔の大阪(29)〉天神橋鉄橋(1888~1934)(堀田暁生)


「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております。


15:12 | 編纂所だより
2018/10/10

「大阪の歴史」第87号を刊行しました

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第87号(A5判、98ページ、本体価格700円)を刊行しました。

本号では、論文や史料紹介のほか、これまで本誌に掲載された大阪の地名に関わる「みおつくし集」(新稿「キタとミナミ」1篇を含む)を収録しました。表紙は、住吉大社所蔵の「住吉踊図(生田花朝)」です。



ご購入を希望される方は、こちらをご覧下さい。

目 次
論 文
・井渓 明「藻井家旧宅の須賀蘭林斎筆になる金碧水墨山水図襖について」
・内田吉哉「大阪市史編纂所所蔵の牧村史陽氏撮影写真について-資料的価値の検討とデジタルアーカイブ化の手法-」
史料紹介
・黒田一充「「土橋家文書」に記録された住吉祭の花笠の稚児」
・古川武志「『大阪経済雑誌』にみる明治~大正期梅田風景」

大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)などで販売中です。また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。


10:07 | 大阪の歴史
2018/04/24

編纂所だより第50号をアップしました

3月に発行の「編纂所だより」第50号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。


 ・『新修大阪市史 史料編』第11巻「近世Ⅳ村落1」
 ・西成郡からみる近世畿内の特徴(萬代悠)
 ・「笑都大阪」ショートストーリー 消えた“ゆるキャラ”の元祖 チョロケン(古川武志)
 ・新刊のご案内
 ・〈絵はがきでみる昔の大阪(28)〉新京阪ビルディング(1926年竣工)(堀田暁生)

「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております


14:53 | 編纂所だより
2018/04/05

『新修大阪市史 史料編』第11巻「近世Ⅵ村落1」を刊行しました


概 要

 大阪市史編纂所では、『新修大阪市史 史料編(全22巻)』の第11回配本として第11巻「近世Ⅵ 村落1」【A5判、800ページ、本体価格5,500 円、ほかに送料実費】を刊行し、平成30年4月から大阪市立中央図書館ほか市内23 館の地域図書館において閲覧に供します。

 また、大阪市内の一部の書店でも販売を取り扱います。

 購入希望の方は、主要書店または大阪市史料調査会(TEL:06-6539-3333)に直接お問い合わせください。

本書は、大阪市域の村落のうち西成郡に属した村々の史料を掲載しています。西成郡は郡域が広く、古代以来の歴史を持つ現東淀川区・淀川区の村々や、江戸時代以降に開発された湾岸沿いの新田地域など、それぞれに多様な特性を有していました。そうした地域で暮らす人々の動向を、膨大かつバラエティーに富んだ古文書により、浮き彫りにしています。


   目 次

   第一章 領主とその支配
   第二章 村の様相
   第三章 村政と民衆運動
   第四章 治水・水利
   第五章 大坂川口新田
   第六章 村のなりわい
   第七章 村の生活文化
   第八章 被差別民の諸相


 既刊『新修大阪市史』(本文編)に対応する、
文禄三年 (1594)から明治五年(1872)までの
村落関係史料を掲載しています。


11:16 | 新修大阪市史 史料編
2017/12/05

『大阪の歴史』 第86号を刊行しました

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第86号(A5判、98ページ、本体価格700円)を刊行しました。

本号では、御堂筋完成80年を記念して橋寺知子氏の論文「建物にみる御堂筋の80年」や、關一の遺稿「志乃婦草」などを掲載しました。表紙は、御堂筋の全景を写したものです。



ご購入を希望される方は、こちらをご覧下さい。

目 次
論 文
・橋寺知子「建物にみる御堂筋の80年」
・山口哲史「四天王寺別当の成立と十禅師」
・片山早紀「伊能忠敬の神崎川通測量―大坂・淀川から神崎川へ―」
・武部好伸「日本に初めて映画を持ち込んだ男―大阪の実業家、荒木和一―」

史料紹介
・關一「志乃婦草」(遺稿/解題 堀田暁生)

大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の書店等で販売中です。また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。


17:23 | 大阪の歴史
2017/10/12

編纂所だより第49号をアップしました

今月に発行の「編纂所だより」第49号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。

  • 楠木父子と大阪の川・橋(生駒孝臣)
  • 繁華街のコンクリート建築(相良真理子)
  • 新刊のご案内
  • 〈絵はがきでみる昔の大阪(27)〉住吉大社北祭の船渡御(明治時代末から大正4年)(堀田暁生)

「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております


14:43 | 編纂所だより
2017/08/24

大阪市史史料 第85輯 『楠木正成関係史料(上)』を刊行しました。

 このたび大阪市史史料 第85輯『楠木正成関係史料(上)』を刊行いたしました。大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の一部書店等で販売を行います。

 本史料集は、南北朝時代の著名な武将である楠木正成・正儀ら楠木一族に関連する史料を上下ニ分冊にして集めたものです。上巻は、最近の楠木氏の出自をめぐる新説の根拠となった史料や、正成・正行の大阪市域にとどまらない、摂河泉一円での活動を示す史料を集成しました。

編集・発行
 編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会 

定 価
 本体価格 1,800円


販売場所
 旭屋書店(天王寺MIO店)、ジュンク堂書店(大阪本店、難波店)
 大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)
 

                      

郵送の場合
 申込先   大阪市史料調査会
 申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
 (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
 送料 実費(1冊の場合 180円 スマートレター利用)


くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。
問い合わせ先
   大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
    (大阪市立中央図書館3階)
    〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
     電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
     地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる


13:15 | 大阪市史史料
2017/04/13

編纂所だより第48号をアップしました

今月に発行の「編纂所だより」第48号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。

  • 堺奉行の河川支配マニュアル(松本望)
  • 江戸時代の桜名所をたどる(内海寧子)
  • 新刊のご案内
  • 〈絵はがきでみる昔の大阪(26)〉市庁舎(大正時代末から昭和初年)(堀田暁生)

「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております


09:56 | 編纂所だより
2017/03/30

大阪市史史料 第84輯『反古篭』を刊行しました

 このたび大阪市史史料 第84輯『反古篭』を刊行いたしました。大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の一部書店等で販売を行います。

 江戸時代後期の大坂の狂歌師西田負米(西田耕悦)が生前に聞き集めた市井の出来事や風聞を、編集してまとめたものです。おおむね享和3年(1803)から天保6年(1835)までの間のことが中心で、当時の世情の動きがよくわかります。

編集・発行
 編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会 

定 価
 本体価格 1,800円


販売場所

 旭屋書店(天王寺MIO店)、ジュンク堂書店(大阪本店、難波店)
 大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)
 

                      

郵送の場合
 申込先   大阪市史料調査会
 申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
 (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
 送料 実費


くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。
問い合わせ先
   大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
    (大阪市立中央図書館3階)
    〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
     電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
     地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる


14:07 | 大阪市史史料
2017/02/16

『大阪の歴史』85号を刊行しました

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第85号(A5判、118ページ、本体価格700円)を刊行しました。
近世の大坂市中を航行して諸国からの商品を運搬した上荷船・茶船に関する論考や、明治から大正・昭和初期にかけて大阪で活躍した新聞作家渡辺霞亭の生涯と思想についての論考などを掲載しています。表紙は、渡辺霞亭ら『大阪朝日新聞』の文士によって1891年(明治24)に刊行された文芸雑誌『なにはがた』の写真です。

ご購入を希望される方は、こちらをご覧ください。

 

目 次

論 文

  •井戸田史子「近世大坂における上荷船・茶船の浜=机場の構造―堀江地域を中心として」


  •相良真理子「大阪の新聞作家渡辺霞亭―生涯と思想―」

 

史料紹介
  •古川武志「『大阪経済雑誌』にみる明治期中之島風景」

  •古川武志「岡本一平「大大阪君似顔の図」(下)」

  •上田長生「国訴をめぐる二点の史料」

大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の書店等で販売中です。また、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。



10:22
2016/10/06

編纂所だより第47号をアップしました

今月に発行の「編纂所だより」第47号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。


  •大阪市の市域拡張(古川武志)
  •摂津国東部の豪農(萬代悠)
  •新刊のご案内
  •〈絵はがきでみる昔の大阪(25)〉堂島取引所(明治40年頃)(堀田暁生)


「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております


 


11:12 | 編纂所だより
2016/09/01

大阪市史史料 第83輯『享保期新大和川支配替関係史料』を刊行しました

 このたび大阪市史史料 第83輯『享保期新大和川支配替関係史料』を刊行いたしました。大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の一部書店等で販売を行います。

 享保3年(1718)7月、畿内河川支配の管轄範囲が変更され、新旧大和川筋・石川筋の管轄は、大坂町奉行から堺奉行に移りました。本書は、新たに河川支配を担うことになった堺奉行による職務マニュアル2点を収めています。享保期幕府中央が相次いで実施した畿内河川支配に関する政策と、それに伴う堺奉行ら畿内幕府役人の動向がわかる史料集です。


編集・発行
 編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会 

定 価
 本体価格 1,800円


販売場所

 旭屋書店(天王寺MIO店)、ジュンク堂書店(大阪本店、難波店)
 大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)
 

                      

郵送の場合
 申込先   大阪市史料調査会
 申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
 (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
 送料 実費


くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。
問い合わせ先
   大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
    (大阪市立中央図書館3階)
    〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
     電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
     地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる


13:15 | 大阪市史史料
2016/08/04

『大阪の歴史』84号を刊行しました

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第84号(A5判、122ページ、本体価格700円)を刊行しました。
大正14年(1925)4月1日、大阪市は第二次市域拡張を行い、全国第1位、世界第6位の人口と面積を持つ巨大都市となりました。いわゆる「大大阪」の誕生です。今号は大大阪から91年を記念した特集号となっています。表紙は心斎橋大丸新館と大阪市中心標です。

ご購入を希望される方は、こちらをご覧ください。

目 次

論 文

  •門上光夫「大阪文化施設教会について」


  •古川武志「思想としての「大大阪」―北尾鐐之助の言説についての一考察―」


  •井東一太郎「大阪労働学校創立の所在地について
         ―安治川教会は西区安治川にあったのか―」


  •古川武志・松岡弘之・川内淳史・野高宏之
   座談会「大大阪九〇年記念―「大大阪」の射程―」


史料紹介
  •古川武志「岡本一平「大大阪君似顔の図」(上)」
  
  •松岡弘之「日本基督教団大阪基督教会所蔵 外島保養院家族教会関係資料」


7月20日(水)以降、大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の書店等で販売するとともに、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。


10:52 | 大阪の歴史
2016/03/05

編纂所だより第46号をアップしました

今月に発行の「編纂所だより」第46号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。

  •『新修大阪市史 史料編』第4巻中世Ⅲ
  •戦国時代のはじまりと大阪 (生駒孝臣)
  •初代中村鴈治郎と新聞作家渡辺霞亭 (相良真理子)
  •〈絵はがきでみる昔の大阪(24)〉大阪市立露天幼稚園(大正時代末期)(堀田暁生)


「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております


11:24
2016/01/12

『新修大阪市史 史料編』 第4巻「中世Ⅲ」を刊行しました

概 要


 大阪市史編纂所では、『新修大阪市史 史料編』(全22巻)の第10回配本として第4巻中世Ⅲ【A5判、722ページ、本体価格5,500円、ほかに送料実費】を刊行し、平成28年1月から大阪市立中央図書館ほか市内23館の地域図書館において閲覧に供します。
 また、市内の一部の書店でも販売を取り扱います。

 ご購入を希望の方は、販売書店または大阪市史料調査会(TEL:06-6539-3333)までお問い合わせください。

 本書は、『新修大阪市史』(本文編)第2巻のうち、室町時代の明徳4年(1393)から戦国時代の天正10年(1582)までの時期を対象に、当時の大阪市域に及んでいた室町幕府による支配の実態、嘉吉の乱・応仁・文明の乱・正覚寺合戦など中央の争乱との関係、四天王寺・住吉社の姿がわかる史料を掲載しています。


主な内容
室町時代の大阪


 明徳3年(1392)に南北両朝が合一されてのち、室町幕府による当時の大阪市域に対する支配が本格的にはじまります。その後、嘉吉元年(1441)の嘉吉の乱後には、西成郡の広い地域が幕府の直轄地に編入されたり、応仁・文明の乱以降は、南北朝時代と同じように戦乱の渦に巻き込まれ、のちのちまで続く畠山氏の抗争が勃発しました。また、明応2年(1493)には、幕府に反抗した畠山基家を討伐するため、正覚寺に布陣する第10代将軍足利義材が捕縛され、将軍職を廃された明応の政変も起こりました。ここでは、そうした戦国時代に突入するまでの史料を掲載しています。


戦国時代の大阪


 戦国時代には、畠山氏の抗争に加えて、明応の政変で幕府の実権を掌握した細川氏内部の権力争いが大阪市域に波及して、さらなる争乱を招いていました。その争乱の中から登場したのが細川氏の被官三好長慶でした。三好長慶は、主家である細川氏や室町幕府将軍をも降し、事実上の「天下人」として大阪市域を含む畿内を制覇しました。三好長慶が打ち立てた三好政権は、長慶の死とその後の織田信長の畿内への侵攻をきっかけに崩壊します。畿内を平定した織田信長は、やがて大坂本願寺と対立し、約十年に及ぶ戦争を繰り広げますが、ここでは信長が当時の大阪市域に及ぼしていた支配の様相を示す史料も掲載しました。


室町・戦国時代の大阪の寺社


 室町時代以降、四天王寺や住吉社の史料はそれまでにくらべて格段に増加します。ここでは、四天王寺・住吉社の運営や所領支配がわかる史料、それ以外の大阪市域に所在した寺社に関する史料を掲載しました。また、住吉社関係の史料では、これまで活字化されていない「住吉雑々記」「国順御神拝始之記」といった同社の儀式等について記した記録や、同社の社司である津守氏昭の日記「津守氏昭記」の全文を翻刻掲載しました。

・関連の催し物


刊行にあわせて以下の講演会・展示を開催します。(詳細はこちら)
・平成27年度 史料でたどる「おおさか」講演会「中世の終焉と「大坂」の誕生」
日 時 2016年1月16日(土) 14:00-16:00(開場 13:30)
講 師 生駒 孝臣(大阪市史料調査会・調査員)
定 員 300名(当日先着順・入場無料)
会 場 大阪市立中央図書館 5階 大会議室

(*講演会は終了しました。多数のご来場ありがとうございました。)











・関連企画展示「室町・戦国時代の大阪-史跡と伝承-」

大阪市域に点在する室町から戦国時代にかけての史跡と伝承に関する展示を開催します。
期 間  2016年1月22日(金)~3月31日(木)
場 所  大阪市立中央図書館3階 エレベーター前 
催し物に関するお問い合せは 大阪市立図書館利用サービス担当(電話06-6539-3302)までお願いいたします。



09:00 | 新修大阪市史 史料編
2015/09/17

編纂所だより第45号をアップしました

今月に発行の「編纂所だより」第45号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。

  •二つの加島屋 (松本望)
  •モノが語るお産の文化―平野郷の奥野家文書から― (内海寧子)

  •新刊のご案内
  •〈絵はがきでみる昔の大阪(23)〉西成大橋(明治41年12月竣工) (堀田暁生)


【訂正とお詫び】

 「二つの加島屋」の記事中、「同25年には大同生命を設立し」とあるのは、「同35年」の誤りでした。
 お詫びして訂正します。

「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております


09:30 | 編纂所だより
2015/08/25

大阪市史史料第82輯 『「大大阪」の面影』を刊行しました

 このたび大阪市史史料第82輯『「大大阪」の面影』を刊行いたしました。平成27年8月31日から大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の一部書店等で販売を行います。


 大正14年(1925)4月1日、大阪市は第二次市域拡張を行い、全国第1位、世界第6位の人口と面積を持つ巨大都市となりました。いわゆる「大大阪」の誕生です。この第二次市域拡張から90年の節目を迎えるにあたり、本輯では、大正期から戦後直後にかけて、さまざまな論者によって捉えられた「大大阪」の諸相がうかがえる22の随筆・評論を紹介しています。「大大阪」をテーマに近代都市として変貌を遂げる大阪の姿を多角的に捉えた画期的な史料集です。                               

 


編集・発行

   編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会大大阪

定 価

 

   本体価格1,800円                     

販売場所

   旭屋書店(天王寺MIO店)、ジュンク堂書店(大阪本店、千日前店、難波店)、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)


郵送の場合

   申込先   大阪市史料調査会
   申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
    (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
   送料 実費

くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。

問い合わせ先

   大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
    (大阪市立中央図書館3階)

    〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
     電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
     地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる


09:54 | 大阪市史史料
2015/08/15

大阪市史史料第82輯『「大大阪」の面影』を近日刊行します

《近日刊行》大阪市史史料第82輯 『「大大阪」の面影』

大正14年(1925)4月1日、大阪市は第二次市域拡張を行い、全国第1位、世界第6位の人口と面積を持つ巨大都市となりました。いわゆる「大大阪」の誕生です。本書は「大大阪」をテーマに近代都市として変貌を遂げる大阪の姿を多角的に捉えた画期的な史料集です。 

 

編集・発行

編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会


定 価
 

本体価格1,800円

問い合わせ先

大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
 (大阪市立中央図書館3階)

 〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
  電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
  地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる


10:04 | 大阪市史史料
2015/07/14

『大阪の歴史』83号を刊行します

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第83号(A5判、90ページ、本体価格700円)を刊行します。
今号は大坂の陣から400年を記念した特集号となっています。表紙は月岡芳年の錦絵です。

ご購入を希望される方は、こちらをご覧ください。

主な内容の紹介

論 文

  • 内田吉哉
    「豊臣期大坂城南側の様相に関する試論-エッゲンベルク城所蔵『豊臣期大坂図屏風』に描かれた景観から-」
     平成18年(2006)にその存在が確認された、オーストリア・エッゲンベルク城所蔵の「豊臣期大坂図屏風」についての論考です。他に例のない大坂城の南側を描いたこの屏風絵から、城の景観がどのように描かれたのかを読み解きます。

 

  • 曽田めぐみ「描かれた大坂の陣-月岡芳年の錦絵を中心に-」
     明治期、真田幸村らの活躍が描かれた大坂の陣の錦絵のなかから浮世絵師・月岡芳年が描いた錦絵を紹介します。錦絵の下絵と完成品とを比較し、作成の意図にも着目しています。

 

  • 吉田洋子
    「元和改元-徳川家康の国内平定宣言-」
     徳川家康による元和改元の過程とその意義を分析した論考です。「禁中并公家中諸法度」とその制定過程に記された金地院崇伝による覚書から、家康が元和改元をどのように位置づけていたのかを明らかにしています。

 

史料紹介

  • 小出英詞「島津誕生石物語について-島津氏と住吉大社-」
    住吉大社の境内にある「誕生石」に関する史料『島津誕生石物語』の紹介と内容を解説します。

7月17日(金)以降、大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の書店等で販売するとともに、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。



09:15 | 大阪の歴史
2015/03/10

編纂所だより第44号をアップしました

今月に発行の「編纂所だより」第44号をアップしました。以下の記事を掲載しております。こちらよりPDFをご覧いただけます。

  • 人形浄瑠璃 文楽の番付 (内海寧子)
  • 江戸時代の大坂の妖怪 (生駒孝臣)
  • 新刊のご案内
  • 〈絵はがきでみる昔の大阪(22)〉大阪府立梅田高等女学校(大正7年10月) (堀田暁生)

「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております。








10:00 | 編纂所だより
2015/01/07

大阪市史史料第81輯『明治期大阪市電関係史料』を刊行しました

 大阪市史編纂所では、昭和54年度から大阪市史編纂のために収集・整理された史料を紹介するため『大阪市史史料』を刊行しておりますが、このたび第81輯『―『大阪経済雑誌』にみる―明治期大阪市電関係史料』を刊行いたしました。平成27年1月8日から大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また、大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の一部書店等で販売を行います。

市史史料81輯表紙 本輯には、大阪市史編纂所が所蔵する『大阪経済雑誌』に掲載された市電関係の記事などを収録しております。市電第2期・第3期線をめぐり、明治39年(1906)には、市会・経済団体・地元団体など各方面で大いに議論が巻き起こりました。市内の交通インフラ整備をめぐり、近代都市に変貌を遂げようとする大阪の姿を浮き彫りにする史料集です。

 

編集・発行

編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会

定 価 

本体価格1,800円

販売場所

旭屋書店(天王寺MIO店)、ジュンク堂書店(大阪本店、千日前店、難波店)、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)

郵送の場合

申込先   大阪市史料調査会
申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
 (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
送料 実費
 くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。

問い合わせ先

大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
 (大阪市立中央図書館3階)

 〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
  電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
  地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる

13:00 | 大阪市史史料
2014/10/23

『大阪の歴史』82号を刊行します

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第82号(A5判、148ページ、本体価格700円)を刊行します。来週月曜27日以降、大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の書店等で販売するとともに、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。今号では創立以来の近鉄の経営史に関する論考や、大阪で最初の美術館である大阪府立博物場美術館の天井画に関する論考、幕末の大坂騒擾に関する論考を掲載しました。表紙は昭和初期の大阪鉄道の沿線案内パンフレットです。

ご購入を希望される方は、こちらをご覧ください。


 

主な内容の紹介

論 文82号表紙

  • 武知 京三「近畿日本鉄道成立史の一断面」
    • 大阪電気軌道の設立から現在の近鉄へと至る過程について、主として三人の経営者に焦点をあてながら、その軌跡と経営のあり方を検討した論考です。

  • 橋爪 節也「明治二十一年の巨獣たち―大阪府立博物場美術館の天井画群―」
    • 明治21年(1888)に開設された大阪で最初の美術館「大阪府立博物場美術館」の天井画についての紹介、ならびにその分析がなされた論考です。

  • 澤井 廣次「慶応二年大坂騒擾と戦時下の社会変容」
    • 慶応2年(1866)に発生した大坂騒擾について多方面より検討することで、研究史に新たな一石を投じた論考です。

史料紹介

  • 横山 篤夫「大阪地方世話部「陸軍墓地ニ関スル書類綴」について」(下)
    • 旧・真田山陸軍墓地(天王寺区)が第二次世界大戦後、軍から大阪市へと引き継がれる過程を記録した公文書を紹介します(『大阪の歴史』第81号に(上)を掲載しています)。




14:19 | 大阪の歴史
2014/09/22

編纂所だより43号をアップしました

今月に発行の「編纂所だより」43号をアップしました。以下の記事を掲載しており、こちらよりPDFをご覧いただけます。

  • 史料集を刊行するということ~埼玉県で見つかった大坂町奉行関係史料~ (松本望)
  • 渡邊邸の古文書~残された地域の記憶~ (川内淳史)
  • 新刊のご案内
  • 近刊&催し物のご案内
  • 大阪淀川橋鉄橋(明治34年~昭和3年)〈絵はがきでみる昔の大阪(21)〉 (堀田暁生)

編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております。


10:00 | 編纂所だより
2014/08/01

大阪市史史料第80輯『南木芳太郎日記 三』を刊行しました

 大阪市史編纂所では、昭和54年度から大阪市史編纂のために収集・整理された史料を紹介するため『大阪市史史料』を刊行しておりますが、このたび第80輯『南木芳太郎日記 三』を刊行しました。平成26年8月5日から大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また、大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の一部書店等で販売を行います。

 本輯では昭和十二、三年の二年分を翻刻しています。初代中村雁治郎亡き後の大阪歌舞伎界の動向や、かつての曾根崎新地の名妓佐藤くにの死亡など、次第に消えゆく「浪華の粋」文化についての貴重な記録となっています。また南木さんに迫り来る雑誌刊行の経営難や病魔との戦いを日記は伝えています。


編集・発行

編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会

定 価 

本体価格1,800円

販売場所

旭屋書店(天王寺MIO店)、ジュンク堂書店(大阪本店、千日前店、難波店)、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)

郵送の場合大阪市史史料第80輯

申込先   大阪市史料調査会
申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
 (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
送料 実費
 くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。

問い合わせ先

大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
 (大阪市立中央図書館3階)

 〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
  電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
  地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる

09:00 | 大阪市史史料
2014/03/01

編纂所だより42号をアップしました

今月に発行の「編纂所だより」42号をアップしました。以下の記事を掲載しており、こちらよりPDFをご覧いただけます。

  • 一枚の辞令 (松岡弘之)
  • 百歳を迎えた戎橋筋商店街 (古川武志)
  • 大阪市立図書館のWebサイトが新しくなりました
  • 新刊のご案内
  • 天王寺公園の池上四郎像(昭和10年~17年)〈絵はがきでみる昔の大阪(20)〉 (堀田暁生)

「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております。
10:00
2014/01/31

大阪市史史料第79輯『大坂町奉行着任時関係史料』を刊行しました

 大阪市史編纂所では、昭和54年度から大阪市史編纂のために収集・整理された史料を紹介するため『大阪市史史料』を刊行しております。

 このたび第79輯『大坂町奉行着任時関係史料』を刊行しました。2月1日より大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の一部書店等で販売を行います。

79輯 今回刊行しました第79輯『大坂町奉行着任時関係史料』には大坂町奉行の着任に関わる史料をおさめています。大坂町奉行が着任に際して作成した文書、江戸から大坂に至る道中での動きと大坂に着いてからの諸対応、また大坂町奉行を出迎える役目を担った与力・同心の動きがわかります。さらにこれまで実態がよくわかっていなかった大坂町奉行の家臣の動向がわかる史料も収録しました。

編集・発行

編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会

定 価 

1冊1,800円(本体価格)

販売場所

旭屋書店(天王寺MIO店)、ジュンク堂書店(大阪本店、千日前店、難波店)、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)

通信販売

電話、または教育委員会問い合わせ先一覧(下から7番目)の、中央図書館大阪市史編纂所専用のメール送信フォームよりお申し込みください。担当者より送料等を含む支払金額をご案内しますので、郵便局振替用紙等でお支払いください。詳しくはこちらをご覧いただくか、下記までお問い合わせください。

問い合わせ先

大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
 (大阪市立中央図書館3階)

 〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
  電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
  地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる

10:00 | 大阪市史史料
2013/12/25

編纂所だより41号をアップしました

9月に発行しました「編纂所だより」41号をアップしました。以下の記事を掲載しており、こちらよりPDFをご覧いただけます。

  • 中野操文庫が大阪市の指定文化財になりました (堀田暁生)
  • 北野村のいまむかし (内海寧子)
  • 新刊のご案内
  • 大阪松島八千代座(昭和6年)〈絵はがきでみる昔の大阪(19)〉 (堀田暁生)

「編纂所だより」は市の歴史に関するさまざまな事項をコラムふうに紹介するリーフレットで、9月と3月の年2回発行しております。
10:00 | 編纂所だより
2013/11/15

『新修大阪市史 史料編』 第15巻 「近代Ⅱ 行政2」を刊行しました

概 要

新修大阪市史史料編 第15巻 大阪市史編纂所では、『新修大阪市史史料編(全22巻)』の第9回配本として第15巻「近代Ⅱ 行政2」【A5判、802ページ、本体価格5,500 円、送料実費】を刊行し、平成25年11月15日から大阪市立中央図書館ほか市内23館の地域図書館において閲覧に供します。
 また、大阪市内の一部の書店でも販売を取り扱います(本体価格に消費税が課税されます)。

 ご購入を希望の方は販売書店または大阪市史料調査会(TEL:06-6539-3333)までお問い合わせください。

 本書は、明治時代を扱った第14巻「近代Ⅰ 行政1」に続き、大正時代から日中戦争が全面化する昭和12年(1937)までの市民と市政のあゆみをたどるものです。 この時期、大阪市は第一次世界大戦を経て経済的にも大きく成長する一方、無秩序な開発や米騒動の発生など都市問題は深刻化していました。その後、大阪市は大正14年(1925)の第二次市域拡張が実現したことで、人口は211万人に達し、日本最大の都市となりました。この「大大阪」のもとで展開した、都市計画や社会事業、特別市制の要求など、まちづくりをめぐるさまざまな取り組みについて、行政内部やまちに暮らす人々、それぞれの側の記録230点を収録しています。『新修大阪市史』(本文編)第6巻第7巻とあわせてご覧ください。


構 成

  • 第1章 大正期の市政 ―肝付・池上市政
  • 第2章 大正末期から昭和初期の市政 ―関市政
  • 第3章 準戦時体制下の市政 ―加々美・坂間市政

主な内容

都市問題への対応

写真・大阪市役所庁舎都市の無秩序な開発を防ぐため、市では御堂筋の拡幅を含む第一次大阪都市計画事業(大正10年)を策定し、大規模な都市の改造に乗り出しました。また、米騒動のあとには、大阪府が方面委員(現在の民生委員)制度を設けました。これに対して市では住宅・浴場・職業紹介所や市民館など、さまざま施設を設置して全国の施策をリードしました。都市計画の改良の根拠法制定を求めた「大阪市街改良法草案」(大正7年)や実際に方面委員としての活動の様子を記録した手帳(大正9年)なども収録しています。


日本最大の都市の誕生

関東大震災後、都市計画の策定と連動して市域の拡張が急がれることになりました。当初、内務省は大阪市の大拡張に難色を示したものの、大正13年11月に東成郡・西成郡全域の編入が決定しました。大正14年4月、第二次市域拡張が実現したことで人口は211万人に達しますが、これは東京市を上回る日本最大のものでした。大阪市会の委員が合併案を検討した「市域変更調査会議事録」(大正10年)や、大阪市への編入に反対した依羅村の答申書(大正13年)などを収録しています。 


地域と行政の関わり

写真・南区での募金活動の記録(個人蔵)大阪市では小学校設置区域である「学区」が昭和2年まで独自の財産を持って学校運営を担っており、人々の社会生活にとって重要な意味を持っていました。関東大震災の際に地域で取り組まれた募金活動の記録(大正12年)や、町内会の結成を進めようとした市の方針を示した文書(昭和12年)などから、実際にまちに暮らした人々がどう大阪や社会全体の課題に取り組もうとしたか、また行政は施策をどうすみずみまで伝えようとしていたかがうかがえます。


地域と軍隊

第一次世界大戦後から昭和6年に満州事変が始まるまで、日本は列強との関係を重視して対外膨張を抑制していましたが、この間も大阪では捕虜収容所の設置や、特別演習の際の軍隊への応接、在郷軍人会のさまざまな活動など、地域と軍隊に関わりを示した多くの記録が残されていました。また、満州事変後の大日本国防婦人会の結成(昭和7年)や、ゴー・ストップ事件(昭和8年)など、軍が社会のなかで大きな影響力を持つようになる時期を捉えた史料も収録しました。


関連の催し物

刊行にあわせて次のような催し物を開催します。
  • ケース展示「大正・昭和戦前の大阪」
    • 2013年12月20日(金)~2014年4月2日(水)(予定) 大阪市立中央図書館 3F
      • 大正~昭和戦前の市政と市民の関わりについて展示します
  • 史料でたどる「おおさか」講演会「「大大阪」が問うもの―都市行政と市民をめぐって」
    • 日時 2014年1月18日(土) 14:00-16:00 大阪市立中央図書館 5F大会議室
      • 大正から昭和戦前の市政のあゆみについての講演会を開催します
    • 講師 松岡弘之(大阪市史料調査会) 
    • 定員 300名(当日先着順、入場無料)
  • 催し物に関するお問い合せは 大阪市立図書館利用サービス担当(電話06-6539-3302)までお願いいたします。

12:00 | 新修大阪市史 史料編
2013/11/01

『大阪の歴史』81号を刊行します

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第81号(A5判、126ページ、本体価格700円)を刊行します。2013年11月上旬以降、大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の書店等で販売するとともに、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。今号では、今年百周年を迎えた戎橋筋商店街についての論考や、江戸時代末期に谷町代官をつとめた竹垣直道に関する論考を掲載しました。表紙は石垣東山の「谷町山茱萸」(『浪華勝槩帖』・大阪歴史博物館蔵)です。

ご購入を希望される方は、こちらをご覧ください。


主な内容の紹介

論 文

大阪の歴史81号
  • 古川 武志「―戎橋筋商店街百周年―画像に見る戎橋・戎橋筋」
    • 木橋、鉄橋など時代とともに姿をかえた戎橋、戎橋筋を描いた多くの画像・写真を紹介、検討します。

  • 内海 寧子「『浪華勝槩帖』と大坂代官竹垣直道―在坂武士の文化交流―
    • 大坂の風景・風俗など描いた『浪華勝槩帖』を手がかりに在坂武士の文化交流について考察します。

  • 松本 望「大坂代官竹垣直道の文事交流」
    • 竹垣が残した47冊の日記のうち、懐徳堂での講釈や詠歌といった文事活動について分析しています。

史料紹介

  • 横山 篤夫「大阪地方世話部「陸軍墓地ニ関スル書類綴」について」(上)
    • 旧・真田山陸軍墓地(天王寺区)が第二次世界大戦後、軍から大阪市へと引き継がれる過程を記録した公文書を紹介します。


特別先行販売のお知らせ

11月4日に開催される「講演会&シンポジウム「賑わいとふれあいの街・戎橋筋」」の会場にて特別先行販売を実施いたします。ぜひご来場ください。
  • 日時:11月4日(月・休) 14:00~16:00(開場13:30)
  • 会場:大阪市立中央図書館 5階大会議室
  • 第1部:講演会「大阪案内人が語る戎橋界わい歴史散歩」
    • 講師:西俣稔(大阪案内人・毎日新聞「わが町に歴史あり」の案内人)
  • 第2部:シンポジウム「~歴史と賑わいをはしわたす~戎橋筋商店街の魅力」
    • パネラー: 成瀬國晴(イラストレーター)・橋爪節也(大阪大学総合学術博物館館長)・池上淳子(戎橋筋商店街振興組合理事長)
    • 司会:古川武志(大阪市史料調査会)
  • 定員:300 名(当日先着順) 入場無料

12:00 | 大阪の歴史
2013/07/05

『大阪の歴史』80号を刊行します

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第80号(A5判、118ページ、本体価格700円)を刊行します。2013年7月上旬以降、大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の書店等で販売するとともに、大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。今号は、2013年に生誕百周年を迎えた大阪を代表する作家・織田作之助(1913-1947)を特集しております。表紙は田村孝之介が描き、藤澤恒夫が題字を書いた織田作之助「夫婦善哉」(創元社・1940年)です。

ご購入を希望される方は、こちらをご覧ください。


主な内容の紹介

論 文

大阪の歴史80号
  • 三島 佑一「織田作之助と大阪を考える」
    • 織田作之助の生きた時代とその活躍の舞台となった大阪の風土を考察します。

  • 高橋 俊郎「織田作之助の原風景―生まれ育った路地から見た町こそ大阪の真髄か―」
    • 作家の生活空間や、題材とした長屋の風景などを手がかりに「大阪的な小説家」の作品を読み解きます。

  • 宮川 康「梶井基次郎・武田麟太郎・織田作之助―大阪的リアリズム文学の系譜、その一断片―」
    • 梶井基次郎(1901-1932)、武田麟太郎(1904-1946)と織田という大阪にゆかりの作家たちをとりあげ、その文学的なつながりを検討します。

  • 小笠原弘之「『織田文庫』書簡に見る昭和二十一年の織田作之助」
    • 大阪府立中之島図書館所蔵の織田文庫には織田作之助宛の400通の書簡が残されており、このうち1946年の書簡を紹介します。多忙な作家の日常や作家をとりまく戦後の出版情勢がうかがわれます。


特別先行販売のお知らせ

今年度の図書館連続講座で執筆者の三島佑一さん(四天王寺大学名誉教授・船場大阪を語る会会長)が講演されることになりました。当日会場にて特別先行販売を実施いたします。ぜひご来場ください。
  • 日時:2013年7月6日(土) 14:00-16:00(開場13:30)
  • 会場:大阪市立中央図書館 5F大会議室
  • 講演:三島佑一「近代大阪の文学と(大)大阪」
  • 定員:300名(当日先着順)
  • 講演会のお問い合わせ先:大阪市立中央図書館 利用サービス担当 電話06-6539-3302

12:00 | 大阪の歴史
2012/12/01

大阪市史史料第78輯『小出楢重の手紙―石濱純太郎宛書翰集―』を刊行

 大阪市史編纂所では、昭和54年度から大阪市史編纂のために収集・整理された史料を紹介するため『大阪市史史料』を刊行しております。
 このたび第78輯『小出楢重の手紙―石濱純太郎宛書翰集―』を刊行しました。大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の一部書店等で販売を行います。

 今回刊行しました第78輯『小出楢重の手紙―石濱純太郎宛書翰集―』は、大阪を代表する洋画家小出楢重が、旧制中学の同級生の石濱純太郎に宛てた留学中の書翰を中心に、現在知り得た全てを網羅しました。心やすい親友に宛てた書翰として自由奔放な語り口で記され、古く伝統ある油絵と新しい西洋の美術をいかに取り入れて克服するかを大阪人らしい微妙な心のひだでとらえています。

 また、本書の刊行にあわせて、大阪市立中央図書館3階で企画展示「大阪の洋画家 小出楢重 ―石濵家文書を中心に―」を開催しております。会期は平成25年1月16日までです。こちらもぜひご観覧下さい。
大阪市史史料78輯


編集・発行

編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会

定 価 

本体価格1,800円

販売場所

旭屋書店(天王寺MIO店)、ジュンク堂書店(大阪本店、千日前店、難波店)、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)

通信販売

電話、または教育委員会問い合わせ先一覧(下から7番目)の、中央図書館大阪市史編纂所専用のメール送信フォームよりお申し込みください。担当者より送料等を含む支払金額をご案内しますので、郵便局振替用紙等でお支払いください。詳しくはこちらをご覧いただくか、下記までお問い合わせください。

問い合わせ先

大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
 (大阪市立中央図書館3階)

 〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
  電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
  地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる

12:00 | 大阪市史史料
2012/11/01

『大阪の歴史』79号を刊行しました

大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第79号(A5判、128ページ、本体価格700円)を刊行しました。大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の書店等で販売しています。また、本書は大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。表紙は堀虎造が描いた「道頓堀松竹座 春のおどり」です。

ご購入を希望される方は、こちらをご覧ください。


主な内容の紹介

論 文

大阪の歴史79号
  • 野高 宏之「引合書の成立と展開」
    • 大坂町奉行の方針により18世紀後半以降、在地での紛争調停のために作成された「引合書」の内容・様式を検討したものです。

  • 相良 真理子「大正期の道頓堀五座と菊池幽芳」
    • 明治中期から大正期にかけて多くの新聞小説を手がけた菊池幽芳の作品が新派劇として上演された際の反応等について考察します。

  • 岡本 澄「OSK日本歌劇団の九〇年」
    • 1922年、松竹楽劇部として誕生し、今日にいたるOSK日本歌劇団の足跡をたどります。

史料紹介

  • 天野 忠幸・生駒 孝臣「『松雲公採集遺編類纂』所収「渡辺文書」について」
    • 中世武士団として知られる渡辺家について、金沢藩主・前田綱紀が筆写させた南北朝から戦国期の文書38点を紹介したものです。

  • 上田 長生「近世初期大坂の地子収取と惣代―新出史料の紹介」
    • 近世初期の土地課税やそれに関する惣代の役割に再考を迫る、内平野町・天野屋九郎兵衛についての新出史料を紹介しています。


12:00 | 大阪の歴史
2012/03/21

『大阪の歴史』77号を刊行しました

大阪の歴史77号大阪市史編纂所では、市史紀要『大阪の歴史』第77号(A5判、184ページ、頒価735円)を刊行しました。大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の書店等で販売しています。また、本書は大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館で閲覧することができます。
第77号では「平野方面」と題して、平野の歴史を特集しています。表紙は大念仏寺の万部おねりの図です。

ご購入を希望される方は、こちらをご覧ください。


主な内容の紹介

論 文

  • 佐藤 孝之「平野郷町にみる触書伝達システムと諸文書の授受・作成 ―貞享五年「今井久右衛門様御下知并諸事書上留帳」を素材として―」
    • 平野郷町における廻状や諸文書のうけわたし・作成のあり方から、京都町奉行所・大坂町奉行の上方支配の一端にせまります。

  • 松永 友和「天保十二年天王寺村の徒党・打ちこわしについて」
    • 1841年に発生した事件を分析し、その背景に飢饉と大坂町奉行所の施策による米不足、「町続在領」の危機を見ます。

史料紹介

  • 野高 宏之「平野庄下代官の一代記①―長井宗左衛門覚書―」
    • 大坂の陣ののち平野の復興に代官下役として尽力した長井宗左衛門長重(ながしげ)の記録を紹介します。

  • 山中 浩之「永代小日記」
    • 紀野家に伝えられた、文化7年から文久3年にかけての年代記で、特に大念仏寺に関する記録を多く含みます。

  • 上田 長生「元禄期の大坂目付(下) ―若狭藩浅野家文書の大坂目付関係史料の紹介―」
    • 前号に引き続き、大坂・京都で幕府役人を監察した旗本役「大坂目付」の実態を初めて明らかにした浅野家文書を紹介します。

12:00 | 大阪の歴史
2012/01/25

『新修大阪市史 史料編』 第7巻 「近世Ⅱ 政治2」を刊行します

概 要

新修大阪市史史料編 第7巻 大阪市史編纂所では、『新修大阪市史史料編(全22巻)』の第8回配本として第7巻「近世Ⅱ 政治2」【A5判、900ページ、本体価格5,500 円、ほかに送料実費】を刊行し、平成24年2月から大阪市立中央図書館ほか市内23 館の地域図書館において閲覧に供します。

 また、大阪市内の一部の書店でも販売を取り扱います。

 購入希望の方は、主要書店または大阪市史料調査会(TEL:06-6539-3333)に直接お問い合わせください。

本書は、『新修大阪市史』(本文編)第3巻第4巻のうち、元和5年(1619)から慶応4年(1868)までの時期を対象に、町奉行とその下僚である与力・同心、代官、蔵屋敷の政治的機能がわかる史料約520点を掲載しています。


主な内容

大坂町奉行の職務と日常

 大坂が幕府の直轄地となった元和5年(1619)、大坂町奉行が設置されました。大坂町奉行の基本職務は、大坂市中(三郷)支配であり、民政一般のほか、治安・警察、裁判、消防などを担当しました。また大坂市中を越えて、畿内・西国(中国・四国・九州)にまでおよぶ広域支配をも行いました。その内容は、地論・山論や金銀出入、寺社および河川支配など、広範囲にわたります。これら大坂町奉行の職務とともに、町奉行所の機能や運営に関する史料を多数掲載しました。 また町奉行所の日常を語る史料として、年中行事の記録と、幕末期に大坂町奉行を務めた川村修就の日記も紹介しています。


大坂町奉行所の与力・同心

 大坂町奉行の職務を実際に執り行ったのが、与力・同心たちです。与力の職務は多岐にわたり、寺社役・川役・御普請役などの役掛を分担してつとめました。与力が職務をつとめた様子がわかる各職務の勤書や職務日記などの史料を掲載しました。また与力や同心たちに生活統制を促す史料や与力に関する風聞書、文武に励む与力の様子がわかる史料など、与力・同心たちの生活の一端がうかがえる史料も掲載しています。 天保8年(1837)2月19日に乱を起こした大塩平八郎は、元大坂東町奉行所の与力です。大塩の乱に関わる史料についても数多く掲載しています。


大坂代官

 大坂代官は、摂津・河内・和泉・播磨に散在する幕領の村々を支配した幕府役人です。代官の一般的な職務は、年貢徴収や民政を中心とする地方と、治安・訴訟を中心とする公事方が主となります。さらに大坂代官の場合は、堤方と廻船方の職務が加わります。堤方は摂津・河内の諸河川の堤や樋の普請・保全につとめました。廻船方は、全国各地の幕領から江戸や大坂に年貢米を回漕する城米船を手配するものです。これらの職務の様相を幕府記録や地方文書など多種多様な文書から浮き彫りにしました。また、代官の下僚である手付・手代や、役宅に関する史料も掲載しました。


蔵屋敷の政治的機能

 蔵屋敷は、各藩から大坂に送られてきた米や特産物を販売・換金し、藩の運営資金を調達する役割を担っていました。一方、幕領であった大坂には、城代や町奉行をはじめとする幕府役人が多数在勤したことや、諸藩の蔵屋敷が集まっていたことから、蔵屋敷は藩邸として政治的な役割を有するようになりました。本書では西国諸藩の藩政史料から、蔵屋敷の統括者である留守居が、城代や町奉行ら幕府役人と折衝したり、諸藩との情報交換を行っている様子がわかる史料を掲載しました。
12:00 | 新修大阪市史 史料編
2011/12/01

大阪市史史料第77輯『南木芳太郎日記 二』を刊行

大阪市史編纂所では、昭和54年度から大阪市史編纂のために収集・整理された史料を紹介するため『大阪市史史料』を刊行しておりますが、このたび第77輯『南木芳太郎日記 二』を刊行しました。平成23年12月1日から大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また、同日より大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の一部書店等で販売を行います。

 本輯は、郷土雑誌『上方』の編集発行人南木芳太郎の日記です。第74輯に引き続き、彼が遺した日記の中から『上方』が発行された昭和6年(1931)から11年までの6年間、5冊分を一冊にまとめました。『上方』出版の紆余曲折や、郷土史家としての活動、東奔西走する町人学者の姿が鮮やかによみがえります。旧き良き大阪の姿や、そこに生きた人々の生活史としても貴重な記録です。


編集・発行

編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会

定 価 

本体価格1,800円

販売場所

旭屋書店(天王寺MIO店)、ジュンク堂書店(大阪本店、千日前店、難波店)、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)

郵送の場合大阪市史史料77輯

申込先   大阪市史料調査会
申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
 (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
送料 実費
 くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。

問い合わせ先

大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
 (大阪市立中央図書館3階)

 〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
  電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
  地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる

12:00 | 大阪市史史料
2011/09/15

大阪市史史料第76輯『大坂御陣覚書』を刊行

 大阪市史編纂所では、昭和54年度から大阪市史編纂のために収集・整理された史料を紹介するため『大阪市史史料』を刊行しておりますが、このたび第76輯『大坂御陣覚書』を刊行しました。平成23年9月から大阪市立中央図書館ほか市内23館の市立図書館において閲覧できます。また、大阪市立中央図書館3階の大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内)や大阪市内の一部書店等で販売を行います。

 本輯におさめた『大坂御陣覚書』は、延宝5年(1677)に成立した、大坂冬・夏両陣の軍記です。執筆者は紀州藩軍学者の宇佐美定祐。彼は紀州藩主頼宣の援助をえて、合戦参加者から多くの体験談を集め、軍記にいかしました。
 その結果、大坂の陣をあつかう軍談・軍記のなかで、本書はもっとも臨場感のあふれる描写に成功しています。


編集・発行

編集 大阪市史編纂所 発行 大阪市史料調査会

定 価 

本体価格1,800円

販売場所

旭屋書店(天王寺MIO店)、ジュンク堂書店(大阪本店、千日前店、難波店)、大阪市史料調査会(大阪市史編纂所内=大阪市立中央図書館3階)


郵送の場合大阪市史史料76輯

申込先   大阪市史料調査会
申込方法 郵便振替番号 00930-9-82241
 (郵便局にある青色振込用紙をご利用ください)
送料 実費
 くわしくはこちらをご参照いただくか、下記までお問い合わせください。

問い合わせ先

大阪市史編纂所・大阪市史料調査会
 (大阪市立中央図書館3階)

 〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
  電話:06-6539-3333 Fax:06-6539-3330
  地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」下車 7番出口あがる

12:00 | 大阪市史史料
2009/12/17

『新修大阪市史 史料編』 第3巻 「中世Ⅱ」を刊行します(第7回配本)

新修大阪市史史料編 第3巻 大阪市史編纂所では、『新修大阪市史史料編(全22巻)』の第7回配本として第3巻「中世Ⅱ」【A5判、840ページ、本体価格5,500円、送料実費】を刊行し、平成22年1月16日(土)から大阪市立中央図書館ほか大阪市内23館の地域図書館において閲覧に供します。 また、市内の一部の書店でも販売を取り扱います。

 ご購入を希望の方は、販売書店または大阪市史料調査会(TEL:06-6539-3333)までお問い合わせください。本書は『新修大阪市史』(本文編)を補完するという観点から、本文編第2巻のうち、保元の乱(1156)から南北朝合一(1392)までの中世大阪に関する史料を掲載しています。


具体的な内容

  • 第1章は保元の乱(1156年)から平家の滅亡(1185)までを扱います。この内乱では、大阪湾岸の水上交通をおさえた武士団渡辺党が源氏方に加わり活躍します。また四天王寺別当職をめぐる延暦寺と園城寺の対立、阿倍野をめぐる四天王寺と住吉社の抗争、渡辺党惣官職をめぐる源姓と遠藤性の主導権争いは、この時期から始まり、鎌倉期まで続きます。
  • 第2章は承久の乱(1221)までを扱います。法皇や上皇が四天王寺参詣をくり返します。四天王寺も念仏信仰・舎利信仰・聖徳太子信仰など、さまざまな手立てを使って勢力の拡大につとめました。また渡辺党の一部は後鳥羽上皇に仕え、承久の乱では京武者として活躍します。
  • 第3章は弘安の役(モンゴルの襲来、1281年)までを扱います。渡辺党はいくつかに分かれ、四天王寺の兵士や渡辺津の海賊となる者、現在の大阪天満宮から太融寺辺りに拠点を置く一族が現れます。藤原家隆が天王寺を往生の地と定めるなど、貴族の四天王寺信仰は健在でした。
  • 第4章はモンゴル襲来の翌年(1282年)から鎌倉幕府の滅亡(1333年)を経て、後醍醐天皇の政権が崩壊する建武2年(1335年)までの約50年間を扱います。亀山上皇が四天王寺に参詣したとき、境内の安井殿(現在の安居神社にあたる)を行宮としました。また鎌倉末期には、津守氏や渡辺党、大阪市域の悪党などが後醍醐天皇との関係を深めていきます。
  • 第5章は北朝と南朝の分裂(1336年)から、両朝の合一(1392年)までを扱います。南北朝の内乱期、大阪市域は渡辺や天王寺周辺から住吉にかけての地域が主戦場となりました。渡辺党惣官家や住吉社神主津守氏は南朝方に付きました。後醍醐天皇の子、後村上天皇が住吉神主津守国夏の館を行宮として以来(1360年)、天皇が没するまで(1368年)、住吉社は南朝の拠点となりました。また北畠顕家が南朝軍を率いて渡辺・天王寺・阿倍野で行った合戦の記録は全国に残っています。
  • 第6章は渡辺党・住吉神社神主津守氏など、中世の大阪で活躍した人々の系図を載せています。とりわけ「堺禅通寺蔵渡辺系図」は、初めて全文を紹介します。数種類現存する渡辺氏系図の中でも、多くの人物や注記が載っています。この他、平野区長宝寺の歴代住持を記した「長宝寺系図」や、四天王寺に伝わる舞曲がどのように伝授されたかを記した「催馬楽師伝相承」を収録しています。

12:00 | 新修大阪市史 史料編
2008/12/15

『新修大阪市史 史料編』 第16巻 「近代Ⅲ経済1」を刊行します

新修大阪市史史料編 第16巻 大阪市史編纂所では、『新修大阪市史史料編(全22巻)』の第6回配本として第16巻「近代Ⅲ経済1」【A5判、788ページ、本体価格5,500円、送料実費】を刊行し、平成21年1月8日(木)から大阪市立中央図書館ほか大阪内23館の地域図書館において閲覧に供します。

 また、市内の一部の書店でも販売を取り扱います。
 ご購入を希望の方は、販売書店または大阪市史料調査会(TEL:06-6539-3333)までお問い合わせください。

 本書は『新修大阪市史』(本文編)を補完するという観点から、本文編第5巻第6巻第7巻、すなわち明治維新から昭和初期までの時代における大阪経済に関する史料166点を掲載しています。
 主な内容は、明治時代以降(近代)の大阪での経済活動がどのように整備され行われてきたのか、またそれにともなってまちの姿はどのように移り変わってきたのかを知る史料を集めました。
マクロ経済としては、金融や商業活動、外国との窓口であった居留地交易、近代的な商法整備と経済界をつくった大阪商法会議所、近代的なまちづくりの始まりである第五回内国勧業博覧会などを取り上げました。その一方でわたしたちの日常的なミクロの経済活動として個々の商店や商店街の史料も掲載し、わたしたちが日々接する「お買い物の場」としての大阪の原風景を知ってもらえるようなユニークな史料集となっています。

 なお本書刊行を記念して、下記のとおり講演会・史料展示を開催します。

  • 講演会 史料でたどる「おおさか」

    • 日時 平成21年1月17日(土) 14:00~16:00(開場13:30)
    • 会場 大阪市立中央図書館 5階大会議室
    • 講師 大阪市史料調査会調査員 古川武志
    • 定員 300人(当日先着順、入場無料)
  • 展示 資料にみる大阪経済史

    • 期間 平成21年1月5日(月)~2月26 日(木) 各金曜日と1月31日は休館
    • 場所 大阪市立中央図書館3 階展示ケース(入場無料)

12:00 | 新修大阪市史 史料編
2007/12/14

江戸幕府と大坂!『新修大阪市史 史料編』 第6巻 「近世Ⅰ政治1」

新修大阪市史史料編 第6巻 このたび、『新修大阪市史 史料編』(全22巻)の第6巻「近世Ⅰ政治1」(A5判、950ぺ一ジ)を刊行しました。大阪市立中央図書館ほか大阪市内23館の地域図書館において閲覧することができます。

 本書は、『新修大阪市史』(本文編)を補完するという観点から、本文編第3巻第4巻に関連する史料約550項目を収載しています。

 主な内容は、江戸幕府の政治や軍事のなかで、大坂城がどのような役割を担っていたのか、また大坂の町の人々がそれにどのようにかかわっていたのかに関する史料です。

 ロシア艦ディアナ号の来航や長州戦争、15代将軍徳川慶喜の大坂退去など、幕末の政局にかかわる史料も取り上げています。

  • 主な内容
    • 第1章 大坂の直轄化と諸役の設置
    • 第2章 諸役の職務
    • 第3章 大坂城および諸蔵の維持経営
    • 第4章 朝鮮通信使・琉球使節と大坂
    • 第5章 在坂役人を支える人々
    • 第6章 幕末期の大坂

 「近世Ⅰ政治1」は、本体価格5,500円(送料実費)で大阪市史料調査会から発売します。ご希望の方は、こちらをご参照ください。また大阪市内の一部の書店でも販売を取り扱っています。


12:00 | 新修大阪市史 史料編
2006/12/15

初の"大坂城史料集"!『新修大阪市史史料編』 第5巻 「大坂城編」

新修大阪市史史料編 第5巻 このたび、『新修大阪市史 史料編』(全22巻)の第5巻「大坂城編」(A5判、762ぺ一ジ)を刊行しました。大阪市立中央図書館ほか大阪市内23館の地域図書館において閲覧することができます。

 本書は、『新修大阪市史』(本文編)を補完するという観点から、本文編第2巻第3巻に関連する史料約900項目を収載しています。

主な内容は、戦国時代に浄土真宗寺院の「寺内町」として、「大坂」という名の町が初めて歴史にあらわれてから、羽柴(豊臣)秀吉によって大坂城とその城下町がつくられ、それが大坂の陣で灰燼(かいじん)に帰するまでの、町の誕生と成長にまつわる史料です。

 これまで、大坂城に関する書籍は多数出版されてきましたが、歴史を記す材料となるさまざまな史料を集成した総合的な史料集は、一度もつくられたことがありませんでした。今回が、初の刊行になります。

  • 主な内容
    • 第1章 大坂本願寺と寺内町
    • 第2章 大坂城とその城下町
    • 第3章 大坂の陣
    • 第4章 巻末史料

 「大坂城編」は、本体価格5,500円(ほか送料実費)で大阪市史料調査会から発売します。ご希望の方は、こちらをご参照ください。また大阪市内の一部の書店でも販売を敢り扱っています。

 大阪市史史料第71輯『大坂城再築関係史料』(2008年)もあわせてご覧ください。


12:00 | 新修大阪市史 史料編
2005/12/15

『新修大阪市史 史料編』 第14巻 「近代Ⅰ行政1」を刊行

新修大阪市史史料編 第14巻 このたび、『新修大阪市史 史料編』(全22巻)の第14巻「近代Ⅰ行政1」(A5判、850ぺ一ジ)を刊行しました。平成17年1月12日(水)から大阪市立中央図書館ほか大阪市内23館の地域図書館において閲覧することができます。

 今回の第14巻は、本文編第5巻第6巻のうち、慶応4年(1868)から明治45年(1912)にかけての行政関係史料約500項目を収載しています。この時期は動乱の時代であり、行政機構の変革が次々と起こり、市民生活に大きく関わってきます。公文書、個人の日記、新聞史料など、当時の大阪について記した関連史料を通して、「近代都市大阪」成立への過程を具体的に明らかにしています。

  • 主な内容
    • 第1章 明治維新と大阪
    • 第2章 明治前期の行財政
    • 第3章 大阪市の成立(明治22年4月1日)
    • 第4章 市制特例の廃止と諸事業
    • 第5章 大阪の軍隊と日清・日露戦争

 『新修大阪市史』は、昭和54年度から市制100周年事業の一環として編纂を始め、古代から今日までの大阪市の歴史を政治・経済・文化・社会等あらゆる分野にわたって明らかにするためのもので、すでに「本文編」全10巻の刊行を終えています。その後「本文編」の記述を跡づけ、補完する「史料編」の編纂に取り組み、全22巻の刊行計画のもと、平成16年までに第1巻「考古資料編」、第2巻「古代・中世Ⅰ」を刊行しています。

 1月中旬から、大阪市内の一部の書店でも販売を敢り扱っています【本体価格7,048円】。ご購入を希望の方は大阪市史編纂所、販売書店もしくは発売元である(株)ぎょうせい(TEL:06-4790-9351)にお問い合わせください。


12:00 | 新修大阪市史 史料編
2005/01/05

『新修大阪市史 史料編』 第2巻 「古代・中世Ⅰ」を刊行

新修大阪市史史料編 第2巻このたび、『新修大阪市史 史料編』(全22巻)の第2巻「古代・中世Ⅰ」(A5判、874ぺ一ジ)を刊行しました。平成17年1月12日(水)から大阪市立中央図書館ほか市内23館の地域図書館において閲覧することができます。

 今回の「古代・中世Ⅰ」は、大阪の古代・中世についての、初の本格的な史料集です。古代の「古事記」「日本書紀」をはじめ、久寿2(1155)年までの各種の文献史料約500件から、大阪市域に関係する記述を抽出して、編年順に約1,200件の項目に整理し、綱文(史料内容を端的に説明した文章)を付けてまとめてあります。古文書・古記録のみならず、当時の仏教関係、国文学関係(和歌・説話・物語など)の史料からも、大阪市域に関する記述を多数採録しています。

『新修大阪市史』は、昭和54年度から市制100周年事業の一環として編纂を始め、古代から今日までの大阪市の歴史を政治・経済・文化・社会等あらゆる分野にわたって明らかにするためのもので、すでに「本文編」全10巻の刊行を終えています。その後「本文編」の記述を裏づけ、補完する「史料編」の編纂に取り組み、全22巻の刊行計画のもと、平成15年に第1巻目として「考古資料編」を刊行しています。

 1月中旬から、大阪市内の一部の書店でも販売を敢り扱っています【頒布価格7,048円(税込)】。ご購入を希望の方は、大阪市史編纂所、販売書店または発売元である(株)ぎょうせい(TEL:06-4790-9351)にお問い合わせください。


12:00 | 新修大阪市史 史料編
2004/01/30

『新修大阪市史 史料編』 第1巻 考古資料編を刊行

新修大阪市史史料編 第1巻このたび、『新修大阪市史 史料編』(全22巻)の第1巻「考古資料編」(A5判、約800ぺ一ジ)が刊行されました。平成16年2月12日(木)から大阪市立中央図書館ほか市内23館の地域図書館において閲覧することができます。

 今回の「考古資料編」は、大阪市では唯一・最初の考古資料辞典とも言えるもので、大阪市域内の旧石器持代から近世までの遺跡や遺物など考古資料を図(374枚)や写真(280点)等を多数使って30名の執筆者が分かりやすく解説・紹介しています。 自治体史は「本文編」と「史料編」とを一体のものとして刊行するのが通例ですが、『新修大阪市史』は、「市制100周年事業」の一環として「本文編」の刊行が先行し、その後「本文編」の記述を裏づけ、補完する「史料編(全22巻)」の準備を進め、順次刊行いたしております。

2月中旬から大阪市内の一部の書店でも販売を敢り扱っています【本体価格6,572円】。ご購入を希望の方は、大阪市史編纂所、販売書店または発売元である(株)ぎょうせい(TEL:06-4790-9351)にお問い合わせください。



12:00 | 新修大阪市史 史料編