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<2022年8月18日 発信>
大阪市立図書館メールマガジン 第104号
<目次>
■蔵書点検による休館のお知らせ
■ホームページの一部機能・音声応答サービス運用停止のお知らせ
■催し物のご案内
■図書館の便利な使いかた 第104回 としょかんポイントに参加しよう! 
■市立図書館バックステージ通信 第92回 大阪教育大学教育学部教授・小野恭靖さんに聞きました!
■今日は何の日

<本文>
■蔵書点検による休館のお知らせ
蔵書点検等のため、下記の期間を休館します。期間中ご不便をおかけしますが、他の大阪市立の各図書館をご利用いただくなどご理解・ご協力をお願いします。
浪速図書館・西淀川図書館・東住吉図書館
令和4年9月7日(水曜日)から9月12日(月曜日)まで
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=984

■ホームページの一部機能・音声応答サービス運用停止のお知らせ
・9月15日(木曜日)9時30分から12時30分(予定)まで
システムメンテナンスのため、図書館ホームページの一部機能および音声応答サービスがご利用いただけません。なお、ホームページのお知らせや利用案内、横断検索、OMLINサーチはご利用いただけます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jokxpx5yx-510#_510

■催し物のご案内
◎中央図書館
・マルチメディアデイジー図書読書体験会&ユニバーサルおはなし会
こんな特徴に心当たりがあれば、ぜひ、マルチメディアデイジー図書を見にきてください!
☆ 1文字ずつは読めるけど、文章になると読めない。
☆ 何度も同じ所を読んだり、読みとばしたりする。
☆ 教科書などの音読ができない。また集中することがむずかしい。
「ポップコーン」さんによるユニバーサルおはなし会もあります。
静かにできなくても、うろうろしたって平気!みんなで楽しく遊ぶおはなし会です。
8月28日(日曜日)
ユニバーサルおはなし会 14時から14時30分 事前申込、先着順20名
読書体験会 14時30分から16時 当日先着順 20名
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jot467zmo-510#_510

◎地域図書館
・西成図書館
おはなしひろば すくすく -0歳からのおはなし会-
乳幼児を対象に、手遊び・絵本の読み聞かせをするおはなし会です。毎月第4木曜日に開催しています。
8月25日(木曜日)11時から11時30分まで 事前申込制
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jotbp6app-510#_510
・東住吉図書館
8月のだっこのじかん
赤ちゃん向けの絵本のよみきかせや、赤ちゃんと楽しめるふれあい遊びなどをします。
8月25日(木曜日)15時30分から15時45分まで 事前申込制
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo5quu5a6-510#_510
・港図書館
人形劇を楽しもう!  
乳幼児を対象に、えぷろん座のみなさんによる人形劇を開催します。
8月31日(水曜日)11時から11時30分まで 事前申込制
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jomr9ddk6-510#_510
・都島図書館
展示 「毛馬 いまむかし」展
大阪市立図書館で所蔵する本やデジタルアーカイブから「毛馬」に関するものを集めて展示しています。
8月31日(水曜日)まで
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jowgjgdud-510#_510

■図書館の便利な使いかた 第104回 としょかんポイントに参加しよう!
毎年期間限定で実施している「としょかんポイント」をご存じですか?子どもたちの読書活動を推進する取り組みの一つとして始まりましたが、今では大人の方も参加でき、毎年楽しみにしてくださっている方もおられます。今年度は令和5(2023)年1月18日(水曜日)まで実施中です。
としょかんポイントに参加するには、まず、図書館カードを持って、お近くの大阪市立図書館のカウンターで「としょかんポイント」に参加する旨お申し出ください。エントリーシールを図書館カードにお貼りします。あとは来館ごとに自身で来館ポイント(1ポイント)をためたり、貸出で1冊につき1ポイントためることができます。また、クイズに答えると、50ポイントが進呈されます。
たまったポイントは館内にあるタッチパネルの利用者用検索端末(OMLIS(オムリス))やカウンターで確認できます。100ポイント、150ポイント、200ポイントたまった方には図書館から記念品を差し上げます。
今年の記念品は、めいろ、ブックカバー、スポーツチームシール(大阪エヴェッサ、オリックス・バファローズ、セレッソ大阪のいずれか)、大阪市立図書館オリジナル木製コースターです。なお、“ポイント到達記念“ですので、記念品を受け取ってもポイントは減りません。記念品は数に限りがありますので、ポイントのたまった方はお早めにカウンターにお越しください。
くわしくは館内のポスターやチラシ、大阪市立図書館ホームページの「としょかんポイント」ページをご覧ください。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1586
また、自動車文庫では、12月28日(水曜日)までの間、「じどうしゃぶんこスタンプラリー」を実施中です。自動車文庫をご利用の方はぜひご参加ください。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joxb0rolp-510#_510

■市立図書館バックステージ通信 第92回 大阪教育大学教育学部教授・小野恭靖さんに聞きました!
7月16日に、令和4年度大阪連続講座「なにわの言葉-古代から現代へ語り継ぐ大阪弁-」第2回「なにわのことば遊び-『浪花みやげ』の豊饒な世界へ-」を開催しました。講座終了後、講師の小野恭靖さんにお話を伺いました。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jovy7bgpt-510#_510
図書館:『浪花みやげ』はことば遊び等の瓦版を冊子にまとめたもので、当館も所蔵しており、当館デジタルアーカイブWebギャラリー「なにわの言葉」でも紹介しています。今日のお話でこの資料の内容がとてもよく分かりました。
小野さん:現代には通用しないことば遊びも結構あるんですよ。どこが面白いのか私でも分からないことがあります。
図書館:アンケートでも「頭の体操になりました、楽しかったです」「昔の人は脳トレが上手だったのですね」といった感想が寄せられました。
小野さん: 昔の人はあまり娯楽がなく、こうしたことば遊びで楽しんだ。とても優雅でレベルが高い遊びですね。
図書館:大阪発祥の文化だと知ることができ、「大阪の魅力を再発見でき誇りに思います」との感想もありました。『浪花みやげ』の現物もたくさんご紹介くださいました。貴重な資料だと思いますが、どうやって集めたのですか?
小野さん:古書店の目録などで買い集めました。以前は市場によく出ていたのですが、買い尽くされたのか、今では『浪花みやげ』はほとんど出ません。私もかなり集めましたが、他にもコレクターがおられるのかもしれませんね。最初の頃は一冊四、五千円だったのに一万円ほどにまで値上がりしていました。
図書館:当館のほか、大阪府立中之島図書館でも所蔵されています。
小野さん:日本で一番所蔵数が多いのはこの大阪市立中央図書館、大阪府立中之島図書館、そして私(笑)。この三か所が最もたくさん持っていると思います。東大の史料編纂所と総合図書館、国立国会図書館にも所蔵があります。東京都立中央図書館の特別文庫室には『江戸自慢』という、『浪花みやげ』を真似て作ったものがあります。
図書館:江戸で真似されるほど人気だったとは嬉しいですね。
小野さん:漢字による文字遊びの一つ「鈍字(どんじ)」でお話した「田中十内」(口の字を、田の字の中に十がないことから、当時典型的な武士の名前「田中十内」と読解)は、尾張、今の名古屋のあたりのわらべ歌を集めた小寺玉晁『尾張童遊集』という本にも出てくるんですよ。
『浪花みやげ』が尾張にも広がり、子どもたちがクイズのようにして遊んでいたんです。当時の大坂のことば遊び文化は各地域に向けてとても発信力があった。
図書館:今日の講座で子どもから大人まで楽しめるものだと実感しました。
小野さん:それがことば遊びの魅力ですね、子どもとおじいちゃんおばあちゃんが一緒になって楽しめる。家族団らんで世代を超えて楽しめて、しかもお金もかからない(笑)。
図書館:絵と文学の関係や、歌謡についても幅広くご研究されていて、ご著書の中の「歌謡を伝えることはその時代に生きた人々の心の歴史を残すことになる」という一節に感動しました。中世を研究されている理由もそのあたりにあるのでしょうか。
小野さん:昔は録音の手段など無かったですから、まさに歌は消えていくものでした。中世は激動の時代ですが、特にそうした戦乱の時代には人々の心を反映した歌が多く生まれます。
日本の歌謡史には二つ大きな山があって、一つ目は平安時代末期、源平合戦の頃の今様という流行歌がありますが、それを集成した歌集が『梁塵秘抄』で、後白河法皇が自ら編んでいます。当時の人々の生き様や、何を大事にしていたか、死生観が詰まっていて、仏教歌謡が多く、現世はつらいばかりだが来世こそ何の苦しみもない極楽へ生まれたいという切実な思いが歌われています。
二つ目の山は戦国時代の「室町小歌」です。その中には「隆達節」という歌群があります。恋歌が多いんですけれども、当時の人々の思いが歌われています。
図書館:講座ではギャル文字についても触れられていて驚きました!
小野さん:若者のことばにも興味があるので、大学でも学生たちがどういうことばをしゃべっているか関心を持っています。日本語は時代によって変わっていきます。今この時代の日本語の魅力もありますが、どの時代にも残る一貫した日本語の魅力や特徴もあって、そのひとつがことば遊びなんです。
図書館:参加者から「シリーズでまた聞きたい」という感想もいただきました。お忙しい中、貴重な楽しいお話を本当にありがとうございました。
当日の記録動画を、大阪市教育委員会YouTubeチャンネルで公開予定ですので、ぜひご覧ください。

■今日は何の日(8月18日)
・秀吉没 - (1598年)
・大阪南港に人工海水浴場開設 - (1979年)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=muxfyx0ax
*大阪市史編纂所のホームページでは、「今日は何の日」として、『新修大阪市史』第10巻に掲載された歴史年表の「市域関連事項」を一部修正し、日付ごとにまとめなおしたものを紹介しています。
下記のページからご覧いただくことができます。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1151
また毎日、その日の「今日は何の日」をトップページに表示しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の配信は2022年9月15日(木曜日)の予定です。
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