大阪市立図書館
 
 
大阪市立図書館
画面下にアクセシビリティツールを表示します   

 
共通メニューなどをスキップして本文へ モバイル版トップページへ
 
 
<2023年7月20日 発信>
大阪市立図書館メールマガジン 第115号
<目次>
■夏休みは図書館へ行こう!図書館でわくわくしよう!
■催し物のご案内
■図書館の便利な使いかた 第115回 「としょかんポイント」始まります
■市立図書館バックステージ通信第103回 読書推進プロジェクト
■今日は何の日

<本文>
■夏休みは図書館へ行こう!図書館でわくわくしよう!
7月から8月の大阪市立図書館の子ども向けの催しをご紹介します。
おたのしみ会や工作教室をはじめ、楽しい催しがいっぱいです。
また、地域図書館は毎週月曜日が定例休館日ですが、7月21日から8月31日の間の月曜日は17時まで開館しています。
この夏はぜひお近くの大阪市立図書館へご来館ください。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joe3qra60-510#_510

■催し物のご案内
◎中央図書館
・大阪昔ばなし大学 再話研究会フラオひらかた 夏のおはなし会
むかしばなしなどを語ります。4歳以上くらいのこども向けの行事です。
8月13日(日曜日)13時30分から14時
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joli9uql2-510#_510

・わくわく絵本キッズスマイルブックとえほんであそぼ!
北区の中学校・小学校のおともだち「わくわく絵本キッズスマイルブック」による、夏休みおたのしみ会です。みんな来てね!
8月20日(日曜日)14時から15時
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jodxeo1d2-510#_510

◎地域図書館
・都島図書館
おはなしらんらんの絵本読み語り
ボランティアグループ「おはなしらんらん」のみなさんによる、絵本や紙芝居の時間です。いっしょにたのしみましょう!
7月26日(水曜日)15時30分から16時 当日先着順
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jof0fw70t-510#_510

・生野図書館
夏休み工作教室 エコバッグをつくろう!
バッグに好きな絵をかいて、オリジナルのエコバッグをつくります。
7月29日(土曜日)10時30分から12時 事前申込制
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo0bulw09-510#_510

・島之内図書館
赤ちゃんのおたのしみ会☆スペシャル -親子であそぼ!わらべうた-
わらべうたによる手遊びやふれあい遊びで、赤ちゃんとスキンシップをしながら遊んでみませんか。
8月10日(木曜日)11時から12時 事前申込制
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joodyvh5q-510#_510

・淀川図書館
ケース展示「集まれ! 世界のミニチュア消防車」展
世界の消防車のミニチュアを展示しています。様々な種類の消防車をお楽しみください。
8月16日(水曜日)まで
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo5ngm3n3-510#_510

■図書館の便利な使いかた 第115回 「としょかんポイント」始まります
毎年期間限定で実施している「としょかんポイント」をご存じですか?今年の「としょかんポイント」は7月21日(金曜日)から令和6年1月17日(水曜日)まで実施します。まずは図書館カードを持って、お近くの大阪市立図書館のカウンターで「としょかんポイント」にエントリーすることを伝えてください。
貸出1冊につき1ポイントたまります。来館してタッチパネルの利用者用検索端末(OMLISオムリス)にかざすと自分で1ポイントためることもできます。また、クイズに答えると、50ポイントを進呈します。たまったポイントは館内のOMLISやカウンター、図書館ホームページからログインして確認できます。100ポイント、150ポイント、200ポイントたまった方にはちょっとすてきな記念品を差し上げます(記念品は数に限りがあります)。
くわしくは館内のポスターやチラシ、大阪市立図書館ホームページの「としょかんポイント」ページをご覧ください。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1586

■市立図書館バックステージ通信第103回 読書推進プロジェクト
セレッソ大阪とは、これまで巡回展示の実施やオリジナルしおりの配布などを協働で取り組んでまいりましたが、2019年より「読書推進プロジェクト」の一環として、読書手帳を作成いただき、市立小学校の児童のみなさんにお渡ししています。選手のおすすめ本が掲載された楽しい読書手帳は、子どもたちが本を手にとるきっかけとなっています。セレッソ大阪で「読書推進プロジェクト」を立ち上げから担当されている伊藤さんにお話をお伺いしました。
図書館:
図書館と一緒に取組をしてみようと思われたきっかけをお教えください。
伊藤さん:
大阪市立図書館とは、以前から巡回展示やイベントなどで協働させていただいてきましたが、担当者の方とたまたま雑談をしていた際に、若年層の活字離れが著しく、それは国語力低下にもつながることと危惧しているというお話を聞きました。その際、「読書手帳」についてもお伺いし、サッカーの会社ではありますが、何かお力になれることがないかと考えました。
ただ、大阪市立小学校の児童12万人に配布する手帳を制作しようとすると、どうしても大きなコストがかかります。クラブだけでは実現できないとあきらめかけましたが、営業担当に相談したところ、興味をもって協力してくださる企業があるかもしれないと既存のスポンサー各社へ声がけしてくれました。それが現在ご協力いただいている株式会社ダイレクトマーケティングミックス様、東洋シール株式会社様、株式会社ヘソプロダクション様、読売新聞社様となります。これらの企業が快く協力してくださったことで、図書館、セレッソ大阪だけでは成し得なかったことを実現することができ、さらに活動が広がりつつあります。
図書館:
今年で5年目を迎え、読書手帳が届くのを心待ちにしている子どもたちが増えてきています。これまで「読書推進プロジェクト」を続けてこられて、苦労したことや印象に残っていることをお教えください。
伊藤さん:
やはり1年目がとても大変でした。一から手帳を制作するということで、内容やデザインをどのようにするのか、図書館の担当者の方とかなり話をしました。感想文をたくさん書けるスペースがあった方がいいのか?それが負担になって途中でやめてしまうのであれば、小さいスペースでもいいのではないか。また、手放さずに使い続けていただくためのデザインは?など。デザインについては、絵本のコンクールで最優秀賞を受賞されたこともある株式会社ヘソプロダクションのデザイナー様に手掛けていただいたことで、小学生の皆様にも好評をいただき、うれしい限りです。
また、図書館と協働で実施した、ヤンマースタジアム長居での読書会は、たくさんの方に参加いただくことができました。スタジアムのピッチ周辺やベンチ、ロッカールームなど読書とはかけ離れた場所で自由に読書してみようという試みでしたが、短い時間であったにもかかわらず、参加者の皆さんがとても真剣に読書に没頭されている姿が印象的でした。また機会があればぜひ実施したいと思います。
図書館:
読書手帳に掲載された選手のおすすめ本をきっかけに、読書の楽しさを知ったお子さんもおられます。特に読書が好きな選手はおられますか。
伊藤さん:
意外(笑)に思われる方は多いと思いますが、読書をする選手は本当にたくさんいます。シーズンがはじまると、隔週、多いときには月に3~4回遠征で移動するのですが、多くの選手が新幹線や飛行機、また乗り換え時の待合の時間などを使って読書をしています。スマホを見ているなと思ったら、実は電子書籍を読んでいたり。ジャンルも多岐にわたります。はやりの小説であったり、推理小説、啓発本など、移動時間も有効に活用しているようです。以前、図書館の方に「読書とは、本を読むことで誰かの体験を疑似体験することなので、それがマンガであっても問題ない」というお話を聞いたことがありますので、マンガを読んでいる選手も「読書している」といえますね!
図書館:
サッカーやセレッソ大阪、Jリーグについて知りたい人のために、伊藤さんおすすめのサッカー本をお教えください。
伊藤さん:
セレッソ大阪のことを知っていただくには、やはりこちらがおすすめです。『セレッソ・アイデンティティ ―育成型クラブが歩んできた20年―』(横井素子/著 幻冬舎)。
セレッソ大阪をスタッフとして間近で見てきた方が、育成型クラブとしてどのように多くの有名選手を世に送り出してきたのかなどを記した本です。セレッソ大阪は今年の12月に30周年を迎えますが、この本が出版されてからの10年でセレッソ大阪がどのように成長したかを考えながら読んでいただいても面白いと思います。
また、今年、12年半ぶりに古巣セレッソ大阪へ復帰した香川真司選手の『心が震えるか、否か。』(香川真司/著 幻冬舎)もぜひ読んでいただきたいです。日本代表や海外でのプレーなど華やかな姿ばかりが目につきますが、その陰でどれだけ努力をしてきたかがよくわかります。これを読んだ上で、ヨドコウ桜スタジアムでプレーする姿を改めてご覧いただければと思います。
図書館:
読書推進プロジェクトに参加してくれている子どもたちに、セレッソ大阪の試合をより楽しんでもらうポイントはどんなところでしょうか。
伊藤さん:
このプロジェクトを通して初めてセレッソ大阪、サッカーを知ったという方も多いと聞きます。まずは「楽しむ」ことが第一だと思います。細かいルールは知らなくても、相手のゴールにボールを入れるためにチームあるいは選手が全力でがんばる姿を楽しんでいただければと思います。
それにはやはり、スタジアムでの生の観戦が一番です。テレビでの観戦とは違い、選手たちのスピード感や力強さが伝わってきますし、サポーターの声援や手拍子が、さらに楽しさを増幅させます。セレッソ大阪の選手がゴールを決めたときには、きっと心震えるような感動を味わっていただけることでしょう。また行きたい、応援したいと病みつきになっていただけると思います(笑)。そうしてサッカーに興味がわいてきたら、そこでルールを学んでみて遅くないと思います。図書館にもサッカーの本がたくさんあるので、ぜひ手に取ってみてください!
図書館:
最後にプロジェクトについて伊藤さんの一押しポイントや今後考えておられることをお教えください。
伊藤さん:
図書館の皆様のご協力もあって、この取り組みで「令和4年度子供の読書活動優秀実践団体文部科学大臣表彰」を受賞することができました。これまでやってきたことが認められたようで、とてもうれしく、森島寛晃社長をはじめクラブ、また協力いただいているスポンサーの皆様にも本当に喜んでいただけました。しかし、これがゴールではないと思っています。これまでやってきたことをさらに発展、拡大させ、長く継続させることに意味があると考えています。
うれしいことに、読書手帳の「ご褒美」を受け取りに来られる方が年々増え、取りに来られるまでの期間も短くなっていると聞いています。もうじき、プロジェクトの最初の年に1年生だった児童が6年生になって卒業していきます。継続して読書を続けてきた子どもたちが、どのような中学生になるのか、とても楽しみです。今後、中学生や高校生、大学生といった、さらに上の年代の方々に向けたイベントなども企画していければと考えています。
図書館:
ありがとうございます。7月14日(金曜日)には、森島寛晃代表取締役社長がマスコットキャラクターのロビーとともに当館をご訪問くださいました!これからも大阪市立図書館はセレッソ大阪と連携して子どもの読書推進に取り組んでまいります。
・大阪市立図書館×セレッソ大阪「2023読書推進プロジェクト」を実施します
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joebc77f5-510#_510
・セレッソ大阪による中央図書館訪問がありました
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jomxlgi53-510#_510

■今日は何の日(7月20日)
•長堀川の埋め立完了 – (1973年)
•天保山ハーバービレッジ、海遊館オープン – (1990年)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=mure1legc
*大阪市史編纂所のホームページでは、「今日は何の日」として、『新修大阪市史』第10巻に掲載された歴史年表の「市域関連事項」を一部修正し、日付ごとにまとめなおしたものをご紹介しています。下記のページから全体をご覧いただくことができます。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1151
また毎日、その日の「今日は何の日」をトップページに表示しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の配信は2023年8月17日(木曜日)の予定です。

*メールマガジンの配信停止・アドレス変更はこちらから
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=605
*図書館の本などの検索はこちらから
パソコン版 他の図書館や電子書籍などを含めた検索ができます。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=266
ノンフレーム版 操作が簡単で読み上げソフトに対応しています。
https://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac/nonidf.do
モバイル版 スマートフォン・タブレット用の画面です。
https://web.oml.city.osaka.lg.jp/mb/
*このメールはコンピュータから自動送信しておりますので、返信をいただいてもお答えができません。お手数ですが、お問合せは最寄りの大阪市立図書館へお願いいたします。
「大阪市立図書館の一覧」https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=858

発行 大阪市立中央図書館
〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2
TEL  06-6539-3300(インフォメーション)
FAX  06-6539-3335
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/
大阪市立図書館ツイッターhttps://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=419
大阪市立図書館フェイスブックhttps://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1582