【研修報告】第2回 学校司書全体研修報告
11月5日(火曜日)、6日(水曜日)の2日、学校司書を対象とした研修を実施しました。内容は、「服務・コンプライアンス研修」「主幹学校司書配置校での実践事例について」でした。主幹学校司書が、それぞれの配置校での実践を報告しました。主幹学校司書は、勤務校での学校図書館運営業務に加えて、学校図書館にかかわる課題管理等の業務も担っており、月1回開催される定例会で実践事例等を作成しています。今回はその中間発表で、それぞれの内容は以下の通りです。
・A班 「オリエンテーション」では、小学生向けのシナリオ作りについて
・B班 「書架見出し」について、見やすい見出しの作り方と留意点
・C班 「児童生徒、教職員との関係づくり」では、委員会活動と専科職員との連携などの事例
・D班「学校図書館の環境整備」は図書展示、新聞活用、図書館レイアウト変更や移転手順など
・E班「読書活動」は、読み聞かせ、アニマシオン、読書週間のイベントなどの事例作成について
・F班「授業・学習支援」は、授業以外での学習への支援などの事例について
研修後の学校司書のアンケートからは「実践している事例について学校司書から直接聞くことで理解が深まった。」「一人で活動していると、他校の状況がわからないので、とても参考になりました。週1回勤務でも取り入れることができそうです。」「実践事例をたくさん紹介して頂いて、まだまだできる楽しいことがいっぱいあるなあとわくわくしました。」「司書一人一人環境は違うが、今後の指針にさせて頂きたいことが多いと感じた。」など実践事例を聞いた学校司書それぞれが、感じるところがあり、何かできることは取り入れよう、といった学びある研修となりました。今後、寄せられた質問や意見を取り入れて事例集を完成させ、全体で共有する予定です。