大阪連続講座第3回 「大大阪」時代の都市政策と住民生活―都市内地域の民衆世界― 中央
開催概要
1925年の第二次市域拡張で誕生した「大大阪」は、関一(せきはじめ)市長が推進した、当時としては最新の都市計画事業や都市社会政策で知られています。しかし、それは、当時の大阪が、貧困をはじめとする最先端の都市社会問題を抱えていたことの現れでもあります。この講演では、1920~30年代に大阪市が進めた都市政策について見るとともに、「大大阪」の都市内部に暮らした民衆の生活世界にも分け入って、都市社会問題の実態も垣間見たいと思います。
日時
令和7(2025)年8月30日(土曜日) 14時から15時30分(開場13時30分)
会場
中央図書館 5階 大会議室
講師
佐賀 朝 氏 (大阪公立大学大学院文学研究科 教授)
プロフィール
1966年、大阪府枚方市生まれ。金沢大学を卒業後、大阪市立大学大学院文学研究科に進学。桃山学院大学経済学部准教授を経て、大阪市立大学大学院文学研究科教授、2022年度より現職。近代大阪の都市社会史のほか、総力戦体制期の国民動員政策と民衆生活、近世~近現代の遊廓社会史を手がける。現在、大阪公立大学大学院文学研究科の研究科長(学部長)も務める。
定員
300名(当日先着順)
対象
どなたでも
その他
手話通訳ご希望の方は申込が必要です。各回とも開催日の2週間前までに、お名前・ご連絡先・講座名・参加回・「手話通訳希望」を明記のうえ、ファックスで お申込みください。(ファックス 06-6539-3335)
ファックスをお持ちでない方は、来館にてお申込みください。
一時保育はありません。
問い合わせ
大阪市立中央図書館 利用サービス担当 電話 06-6539-3302
ちらしは令和7年度大阪連続講座「大阪の100年」(PDF形式:623KB)をご覧ください。