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  1. [終了報告]【中央】大子連公開講座「公共図書館に対話的空間をつくる」

[終了報告]【中央】大子連公開講座「公共図書館に対話的空間をつくる」 中央


終了報告
開講座
公共図書館に対話的空間をつくる-図書館のこれからを考える-

 

10月8日、「公共図書館に対話的空間をつくる-図書館のこれからを考える-」と題し、東京学芸大学名誉教授の山口源治郎氏をお迎えし、講演会を開催しました。
公共図書館の現状や課題、東京と比較した大阪の公共図書館のいまの状況をふまえながら、これからの公共図書館に対話的空間を作ることの大切さをお話しいただきました。
図書館は、多様な思想、表現、感性の満ちあふれた空間であり、公共図書館は、市民にとって情報を入手する(知る)場にとどまらず、情報を共有し、対話し、議論する場であること、また、現在の図書資料のみならず、過去の図書資料との対話を通して、未来を創造する空間だというお話が印象的でした。
参加された皆さんは、ユーモアを交えた山口氏のお話に時折笑い声をあげたり、メモをとられたりして熱心に耳を傾けておられました。
午後の交流会では、午前の講演内容に対する質問を参加者からつのり、丁寧にご対応いただきました。
参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

大子連公開講座風景

 

以下は、本イベントの開催のおしらせです。

図書館は、知の拠点であり、市民の生きる力を支える重要な役割があります。そして大阪府下の図書館は市民と図書館員が共に作り上げてきた長年にわたる歴史があります。しかし、2014年より国の政策として各自治体の「公共施設等総合管理計画」の策定がすすめられ、それに基づき「公共施設再編計画」として、大阪だけではなく、全国で図書館の統廃合が進められています。

参加者の皆さんと、利用者が望む図書館、市民とともに育ち、発展する図書館について考えましょう。午後は、参加者の皆さんと意見交流を行います。

【日時】令和6(2024)年10月8日(火曜日)10時から15時 終了しました
【会場】中央図書館 5階 大会議室
【定員】300人(当日先着順)
【持ち物】資料費 100円
【内容】

  • 第1部 講演会 10時から12時(開場9時30分)

   講師
   山口 源治郎氏(東京学芸大学名誉教授)

  • 第2部 交流会 13時から15時

【主催】大阪府子ども文庫連絡会
【共催】大阪市立中央図書館
【後援】大阪府教育委員会
【問い合わせ】中央図書館 利用サービス担当 電話 06-6539-3326

ちらしは大子連公開講座「公共図書館に対話的空間をつくるー図書館のこれからを考えるー」ちらし(PDF形式:334KB)をご覧ください。

<参考>
「大阪府子ども文庫連絡会」(通称  大子連)は、「どの子にもよい本を、よい読書環境を」を目的とし、1976年に設立されました。乳幼児、子どもの本、図書館、子どもをとりまく社会環境などの問題を、市町村の枠をこえて話し合い、自主的に運営されています。児童文化講座をはじめ、各市町村の情報交換、交流等を行っています。

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