【終了報告】第28回大阪市図書館フェスティバル 中高生のための人形浄瑠璃文楽ワークショップ 11月16日 中央
終了報告
11月16日(日曜日)、「中高生のための人形浄瑠璃文楽ワークショップ」を開催しました。
オペラ演出家の奥村啓吾さんをお迎えし、太夫、三味線、人形の解説と、子どもたちをまじえたワークショップを行いました。
太夫の豊竹睦太夫さんは、一人ですべての登場人物を語る語り分けや、座り方、声の出し方の解説を行い、みんなで「伊達娘恋緋鹿子ー火の見櫓の段」の一節を、節をつけて歌いました。
三味線の鶴澤清𠀋さんは、「太棹(ふとざお)」と呼ばれる三味線の一弦づつの弾き方や、伴奏だけでなく登場人物の心理を描き出す三味線の効果について実演を交えながら解説しました。
人形の桐竹紋臣さんは、人形のしくみや、人形一体を三人の人形遣いで操るそれぞれの役割や方法を解説し、子どもたちと一人遣いの人形を使って刀を切り結ぶ様子を実演しました。
奥村さんからは、オペラと文楽の演じ方について似ている点があること、どちらも歴史を超えて人々に愛されていることが語られました。
最後には、ミニ公演として「伊達娘恋緋鹿子ー火の見櫓の段」が上演され、みんなで大迫力の舞台を楽しみました。
参加した子どもたちからは「初めてだったけれど、上手にできて楽しかった」、「人形が重いのに平気そうに操っていてすごい」という感想が聞かれました。
出演者のみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。

開催概要

大阪生まれの世界遺産、伝統芸能「人形浄瑠璃文楽(にんぎょうじょうるりぶんらく)」。
その伝統芸能を担っているのは、今を生きている人たちです。
難しいイメージの「文楽」をわかりやすく紹介するワークショップです。
短編ですが文楽らしい名作「伊達娘恋緋鹿子ー火の見櫓の段(だてむすめこいのひがのこーひのみやぐらのだん)」もご覧いただけます。
この秋、あなたも「文楽」に挑戦してみませんか?
日時
令和7(2025)年11月16日(日曜日) 終了しました
【1回目】13時から14時(開場12時30分)
【2回目】15時から16時(開場14時30分)
(注)1回目と2回目は同じ内容です。
会場
中央図書館 5階 大会議室
主な出演者
太夫
豊竹睦太夫(とよたけ むつみだゆう)さん
三味線
鶴澤清𠀋(つるざわ せいじょう)さん
人形
桐竹紋臣(きりたけ もんとみ)さん
ナビゲーター
奥村啓吾(おくむら けいご)さん(オペラ演出家)
プログラム
- 太夫、三味線、人形遣いについて解説
- 人形の体験
- ミニ公演「伊達娘恋緋鹿子-火の見櫓の段」上演
定員
各回60名程度(事前申込・申込多数の場合は抽選)
対象
12歳から18歳のみなさん(男女は問いません)
申込先
文楽を中心とした古典芸能振興事業実行委員会(別ウィンドウが開きます)
申込方法
【メール】artsinteg◎gmail.com (注)「◎」を「@」に変更してください。
【FAX】06-6372-3691
【WEBフォーム】応募フォーム x.gd/LcI5S
以下の内容を明記のうえ、ご応募ください。
- お名前(よみがな)
- 電話番号
- FAX番号
- メールアドレス
- 参加人数(2名まで)
- 参加希望時間(1回目または2回目)
申込期間
令和7(2025)年10月1日(水曜日)から11月7日(金曜日)まで
(注)11月10日(月曜日)に当選者のみ通知します。
主催
大阪市、文楽を中心とした伝統芸能振興事業実行委員会
企画運営
伝統芸能創出事業体(一般社団法人日本の伝統芸能、一般社団法人アーツインテグレート)
問い合わせ
イベント・申込について
一般社団法人アーツインテグレート 電話 06-6372-6707(平日10時から17時30分まで)
会場について
大阪市立中央図書館 利用サービス担当 電話 06-6539-3326
ちらしは「中高生のための人形浄瑠璃文楽ワークショップ(表面)(JPG形式:1,166KB)」「中高生のための人形浄瑠璃文楽ワークショップ(裏面)(JPG形式:1,401KB)」をご覧ください。

第28回大阪市図書館フェスティバルについて
大阪市立図書館全24館と自動車文庫でイベントを開催します。
詳しくは「第28回大阪市図書館フェスティバルを開催します!」をご覧ください。

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