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  1. 『新修大阪市史 史料編』第12巻「近世Ⅶ村落2」を刊行いたしました

『新修大阪市史 史料編』第12巻「近世Ⅶ村落2」を刊行いたしました

『新修大阪市史 史料編』第12巻「近世Ⅶ村落2」を刊行いたしました

本書には、近世大坂の村々の内、東成郡(ひがしなりぐん)・茨田郡(まったぐん)・渋川郡(しぶかわぐん)・住吉郡(すみよしぐん)・丹北郡(たんぼくぐん)の村々の史料を収録しております。この5つの郡には、幕府領(ばくふりょう)・藩領(はんりょう)・旗本(はたもと)知行所(ちぎょうしょ)・寺社領(じしゃりょう)など、さまざまな領主を持つ村々が入り組み、南部を流れる大和川や東部を流れる平野川は農業用水として、あるいは川船による物資の運漕(うんそう)ルートとして、村人の生活と強く結び付いていました。幕末の政治状況下における村々の行動を示す、重要な史料も多く確認されています。

本書では、これらの史料を次の8章に分けて掲載しました。
第1章:領主の支配
第2章:村の様相
第3章:村の運営と郡中
第4章:事件と災害
第5章:水利と治水
第6章:村のなりわい
第7章:村の生活文化
第8章:幕末期の村々

市域にあった村々の内、残る西成郡(にしなりぐん)の村を取り上げた第11巻「近世Ⅵ村落1」と合わせてご覧いただくことで、江戸時代の大坂の村々と村人の暮らしについて、より詳しく知っていただけることと思います。
『新修大阪市史 史料編』第12巻「近世Ⅶ村落2」は、大阪市の各図書館に配架しているほか、大阪市史料調査会で窓口販売・通信販売も行っております(本体価格5,500円、送料実費)。また、一部書店でも取り扱っております。詳しくはこちらをご覧ください

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