由良家文書の寄贈を受けました
由良家文書の寄贈を受けました(令和8年4月20日)
由良暁子氏より、同家所蔵の史料1,449点のご寄贈を受けました。
由良家は、代々「丹波屋七兵衛」を名乗り、近世前期から大坂の船場で木綿問屋を営んでいました。同家文書には、おもに江戸時代後期から明治十年代までの史料が残っています。
由良家は、別家を多く抱えて、西日本の木綿産地と商いをしていました。その取引状況がわかるものはわずかですが、商家経営に重要な家訓・店則や人事管理の手法がわかる史料はまとまって残っています。潤沢な資本を背景に、取引のある西国大名に対し、木綿を担保に貸金を行っていたことも注目されます。
また、幕末には、町人茶人として知られた当主(由良了祐)も輩出しており、表千家との関係や所蔵の茶道具がわかる史料は、茶道研究において重要なものとなっています。
今後、これらの貴重な史料を末永く保存するとともに、大阪市史編纂事業のために活用してまいります。

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