━2015/06/18発信━━━━━━━━━━━大阪市立図書館メールマガジン 第18号━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━メールマガジン第18号をお届けします。梅雨入りし、あじさいの色が目にあざやかな季節となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。今月の内容です。<目次>■教科書見本の展示会を開催しています■中央図書館の司書がNHKの若者向け番組に出演しました■図書館の便利な使いかた 第18回 「ビジネス支援のページ」をご存じですか?■蔵書点検による休館のお知らせ■催し物のご案内■市立図書館バックステージ通信 第13回 (1)依田知子さんに聞きました!(2)金尾恵子さんに聞きました!■今日は何の日‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■教科書見本の展示会を開催しています大阪市立図書館では、9館が「教科書センター」に指定されており、来年度使用教科書の展示会を開催中です。期間中は教科書見本の貸出はできません。また、会場に備え付けのアンケートでご意見を募集中です。期間 6月2日(火曜日)から7月4日(土曜日)https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jolo9uw1m-510#_510教科書センタ―については下記をご覧ください。https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=223また、区役所など、図書館以外の教科書センタ―でも展示会を行っています。展示期間や時間は会場により異なります。詳しくはこちらをご覧ください。http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000310604.html‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■中央図書館の司書がNHKの若者向け番組に出演しました「学校再発見バラエティー あほやねん すきやねん」平成27年6月13日(土曜日)放送で中央図書館ヤングコーナー担当司書が本の紹介をしました。今回は「女の子におすすめの本」をテーマに本を選びました。『武士道シックスティーン』 誉田哲也 著 文藝春秋 2007 http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0011466320文春文庫 2010 http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0012018150この本の主人公たちは女子高生です。かたや宮本武蔵に心酔し、竹刀を片時も放さない磯山香織、かたや日舞から剣道に転身し、勝ち負けより剣道の雰囲気が好きという西荻早苗。性格も剣道に対する思いも全く違う二人が、剣道を通してぶつかり合い、やがてお互いになくてはならない存在になっていく様子がとてもコミカルに描かれています。続編に『武士道セブンティーン』『武士道エイティーン』があります。番組でご紹介した本は「学校再発見バラエティ あほやねん すきやねん で紹介した本展」と題しまして、平成28年3月31日(木曜日)まで展示をしています。ぜひご覧ください。https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joi6j42uv-510#_510‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■図書館の便利な使いかた 第18回 「ビジネス支援のページ」をご存知ですか?図書館ではビジネスシーンに役立つ様々なサービスを行っています。ビジネス書コーナーの設置のほか、ビジネス講座の開催、情報収集に役立つデータベースの提供を行っています。図書館ホームページ内にて紹介していますので、新しくなったビジネス支援のページをぜひご覧ください。●中央図書館のビジネス支援https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=499 ・ビジネス書コーナーhttps://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=461・ビジネス調査コーナーhttps://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=462#_1459・図書館ビジネス講座「元気塾」https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=865●商用データベースは、大阪市立図書館全館でご利用いただけますhttps://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=498‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■蔵書点検による休館のお知らせ蔵書点検等のため、下記の期間を休館させていただきます。ご不便をおかけしますが、その間は、大阪市内の他の各図書館をご利用いただきますよう、お願いいたします。都島図書館・大正図書館・天王寺図書館・西成図書館平成27年6月24日(水曜日)から6月29日(月曜日)https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=984‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■催し物のご案内◎中央図書館・健康相談会「まちの保健室」看護師さんや保健師さんによる健康チェックと健康相談が受けられます。6月25日(木曜日)14時から16時まで 毎月第4木曜日に開催しています。場所:1階おはなしのへやhttps://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jozl1pq3v-510#_510・図書館ビジネス講座「元気塾」「創業ステップアップ講座―ビジネスを軌道に乗せるポイント―」6月27日(土曜日)14時から15時30分(開場13時30分) 5階大会議室https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=979・平成27年度古文書からみる大阪講座 8月26日(水曜日)から全6回くずし字解読を中心に、古文書の基礎的なことを学びます。8月26日、9月2日、9日、16日、23日、30日いずれも水曜日 10時から12時 (開場:9時30分)5階中会議室定員40人(事前申込・応募多数の場合は抽選)大阪市内在住、在勤、在学の初心者の方を対象とします。※全6回通してご参加ください。https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joxi5ql4d-510#_510◎地域図書館・東住吉図書館図書展示・ケース展示「生誕85年 開高健をめぐる人々」展東住吉区ゆかりの作家、開高健。少年期から青年期にかけて東住吉区で過ごしています。生誕85年を記念して、開高健に関する図書や限定出版された図書資料(なにわの海の時空館旧蔵資料)などを展示します。6月19日(金曜日)から7月15日(水曜日) までhttps://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joe4wfj86-510#_510https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo7p5wfoy-510#_510
・浪速図書館大阪市立自然史博物館の特別展「たまごとたね -いのちのはじまりと不思議-」にさきがけ、同館のご協力により、卵に関する展示をします。6月19日(金曜日)から7月15日(水曜日) まで https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo33515mk-510#_510‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■市立図書館バックステージ通信 第13回 (1)依田知子さんに聞きました!4月19日(日曜日)、福島図書館において、フィンランドで社会福祉を学ばれた依田知子さんによる講演会「意外と知らないムーミンの話」を開催しました。 講演会後、依田知子さんにインタビューさせていただきました。図書館:先生は何年あちらにいらっしゃいましたか?依田さん:4年数か月いました。トーベ・ヤンソンさんに会ったことがあります。彼女は浮世絵が好きで自分の絵を「浮世絵に似ているでしょ?」と言ったけど、そこにいたみんなは「フーム」と、どちらともつかない返事をしました。図書館:先生のご専門はなんでしょうか?依田さん:ヘルシンキ大学の院で「社会福祉」を研究しました。日本語講師はアルバイトみたいな感覚でした。それまでは名だたる方々が代々日本語講師をされていて、なぜ私にきたのかと思いました。フィンランドでは、赤ちゃんは生まれた次の日に退院しますが、そのおくるみに祖父母にあてた手紙が入っています。「私のことを大事に思うのなら、甘いものは食べさせないでね。」と。3歳まで甘いものを食べないとその後もケーキなどの甘いお菓子を食べたくなくなるんですよ。虫歯の子どもはほとんどいません。福祉国家なので予防医学が進んでいます。歯の治療費は19歳まで無料です。図書館:先生のお子さんは日本のお生まれですか?依田さん:そうですが、11歳のときから準備して13歳から一人でむこうに渡りました。フィンランドでは、子どもたちは14歳で進路を決定し、高校を卒業すると進学認定のスコアをもって行きたい大学にトライできます。銀行にかけあい、その子の素質でお金を借りて大学に進み勉強を続けます。いつまでも親に面倒をみてもらうのではありません。図書館:フィンランドでの教育や生活の知恵、言語など興味深いお話の種は尽きません。どうかぜひまたお越しいただいて、皆さんに楽しいお話をお聞かせください。依田知子さん、どうもありがとうございました。(2)金尾恵子さんに聞きました!東淀川図書館で5月9日(土曜日)に開催しました「科学絵本を楽しむ」講座の内容やインタビューをお伝えします。講座ではボランティアによる『のぼれのぼれ』http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0010919470 の原画を使っての読み聞かせで始まり、絵本をどのように作られていったかを金尾さんがお話してくださいました。貴重なスケッチブックも会場内で回覧され、生き生きとしたタッチにみんなうっとりでした。https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo1sqg4ei-510#_510図書館:絵本作家になったきっかけは?金尾さん:本を読むことが好きで、絵というよりも落書きをいっぱい描いていました。薮内正幸さんの『くちばし』をみて、こんな本を描く人になりたいなと思いました。頼まれてもいないのに作品を描いて、東京の出版社を回りました。福音館書店に行くと、薮内さんがいらして、ご自宅にうかがうと描いているところを見せてくれました。それを見ながら勉強しました。薮内さんに出会わなければ、動物を描いていなかったかもしれません。図書館:どのくらいの期間で絵本ができますか?金尾さん:取材に一番時間をかけます。季節ごとに取材するので1年は必要です。画ができて本として世の中に出るのは3年目ぐらい。写真で見たらいいや、というのはよくないと思っています。実物を見て何度も通って観察して描きます。研究者の方と一緒に取材に行って、描いた後も間違いがないかチェックしてもらいます。『せなかにのぼれ』http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0012746101 ではかいつぶりの親子を描きましたが、身近にいる鳥なのに小さくて見つけにくい。けれども生まれて10日間ぐらいは背中に子どもを乗せて育てるので、遠くからでもそのシルエットでわかります。知らないことも多くていっぱい発見する楽しさがあります。図書館:ご自宅でも生き物を飼っていたとか。金尾さん:ヤドカリとかカメとか。おもしろいですよ。ヤドカリはその名のとおり宿にする貝をさがすために生きている。貝の形に好き嫌いがあって、巻きが多いのが好き、でも大きすぎるとだめで、自分にぴったりの貝を探しています。気に入った貝があればぶつかっていって宿主を追い出したり。潮溜まりでヤドカリどうしがぶつかっている音も聞こえるんですよ。図書館:子どもたちとのワークショップもされているとか。金尾さん:幼稚園でも話をしますが、イモリやカメを持っていくと子どもは大喜び。科学絵本のいいところは、絵本にとどまらず外の世界へ広がっていくところ。ぜひ子どもたちには外へ出て自然と親しんでほしいです。外の世界にはいっぱい面白いことがある。ここも淀川が近いですし、生き物もたくさんいます。子どもたちと絵本作りをすることもあります。写真などを貼り合わせて作ります。一緒に作っていると楽しいですよ。若い人には、本当にやりたいことがあるなら、「できるよ、夢さえもっていたらきっとかなうよ」と言ってあげたい。私はかなったから、本当に。図書館:金尾恵子さん、どうもありがとうございました。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥■今日は何の日(6月18日)•大阪市、桜宮に市営浴場を開設 - (1919年) •弾圧反対・安保反対大阪府民大会開催。御堂筋をふさぐ「フランス式デモ」 - (1960年) •豊田商事の会長が報道関係者の目前で殺害される事件起こる - (1985年)https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=mutzrqfr2*大阪市史編纂所のホームページでは、「今日は何の日」として、『新修大阪市史』第10巻に掲載された歴史年表の「市域関連事項」を一部修正し、日付ごとにまとめなおしたものをご紹介しています。下記のページからご覧いただくことができます。https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1151毎日、その日の「今日は何の日」をトップページに表示しています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回の配信は2015年7月16日(木曜日)の予定です。*メールマガジンの配信停止・アドレス変更はこちらからhttps://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=605*図書館の本などの検索はこちらからパソコン版 他の図書館や電子書籍などを含めた検索ができます。https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=266ノンフレーム版 操作が簡単で読み上げソフトに対応しています。https://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac/nonidf.doモバイル版 携帯電話やスマートフォン・タブレット用の画面です。https://web.oml.city.osaka.lg.jp/mb/*このメールはコンピュータから自動送信しておりますので、返信をいただいてもお答えができません。お手数ですが、お問合せは最寄の大阪市立図書館へお願いいたします。「大阪市立図書館の一覧」https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=858━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━発行:大阪市立中央図書館〒550-0014 大阪市西区北堀江4-3-2TEL:06-6539-3300(インフォメーション)FAX:06-6539-3335 https://www.oml.city.osaka.lg.jp/大阪市立図書館ツイッター https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=419━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━