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住吉区山之内・平野区長原などの発掘調査で、今から10万年前のナウマンゾウの足跡が化石で発見されています。3万年前には、人間も住むようになっていました。そのころは今よりも気温がずっと低い「氷期」で、海面も今より100メートル以上低く、大阪湾も陸地でした。日本とユーラシア大陸も陸続きだったので、ゾウも人間も大陸から歩いてわたってきたものと考えられています。
人びとは石でつくった道具(石器)でけものをしとめたり、木の実などを採って食料にしていました。平野区の長原遺跡では、石器をつくっていた工房の跡がみつかっており、石器に適したサヌカイトと呼ばれる石を、大阪府と奈良県の境にある二上山からわざわざとってきて使っていたことがわかっています。
こちら(大阪市立自然史博物館)をあわせてごらんください。
人びとは石でつくった道具(石器)でけものをしとめたり、木の実などを採って食料にしていました。平野区の長原遺跡では、石器をつくっていた工房の跡がみつかっており、石器に適したサヌカイトと呼ばれる石を、大阪府と奈良県の境にある二上山からわざわざとってきて使っていたことがわかっています。
こちら(大阪市立自然史博物館)をあわせてごらんください。