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<2021年8月19日 発信>
大阪市立図書館メールマガジン 第92号
<目次>
■中央図書館は、平日20時に閉館しています
■第8回One Book One OSAKAの投票を受付中です
■催し物のご案内
■当館所蔵「地籍図」が大阪市指定文化財に指定されました
■図書館の便利な使いかた 第92回 まちの思い出を図書館で残すプロジェクト「思い出のこし」Web公開中!
■市立図書館バックステージ通信 第79回 ライトノベル作家の安道(あんどう)やすみち先生に聞きました!
■今日は何の日

<本文>
■中央図書館は、平日20時に閉館しています
緊急事態宣言にともない、中央図書館は平日の開館時間を30分短縮し、20時に閉館しています。土曜日・日曜日・祝休日および地域図書館の開館時間は通常どおりです。
最新の開館状況については、図書館ホームページをご覧ください。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/

■第8回One Book One OSAKAの投票を受付中です
みなさんの投票をもとに大阪の一冊のえほん"One Book One OSAKA"を決定します。
各図書館などにある投票用紙または、インターネットの投票フォームでお気に入りの1冊を投票してください。
12月28日(火曜日)まで受け付けています。たくさんのご応募をお待ちしております!
投票フォームはこちらのページをご覧ください。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?page_id=1407

■催し物のご案内
◎中央図書館
・図書館ビジネス講座元気塾
“学ぶ!体験する!ものづくり企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略”第1回
「なにこれ?IoTってもうかるやん!」
ものづくり企業のIoT活用事例や、DXについてご説明いただきます。
9月25日(土曜日)14時から15時 事前申込(応募多数の場合は抽選)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?key=jou36drs7-510#_510

◎地域図書館
・住之江図書館
ミニ図書展示「セレッソ大阪選手と社長のおすすめ本!」展
Jリーグ セレッソ大阪の選手と社長におすすめしてもらった本を展示しています。
8月31日(火曜日)まで
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?key=jo525m1io-510#_510
・阿倍野図書館
大阪市立工芸高等学校展
「デザインと美術が学べる公立高校」の作品を展示しています。
9月15日(水曜日)まで
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?key=joqo7lspw-510#_510
・浪速図書館
「ぐるーぷ ぬ!」の人形劇の世界展
浪速区内の人形劇グループ「ぐるーぷ ぬ!」が演じた演目「カエルかんがえる」「バスにのって」の一場面を展示しています。
9月15日(水曜日)まで
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?key=jo4elb2ty-510#_510

■当館所蔵「地籍図」が大阪市指定文化財に指定されました
令和3年3月26日に市指定有形文化財に指定された市立図書館所蔵資料「民有地図(南区役所旧蔵地籍図)」について、Q&A方式で解説します。

Q:大阪市指定文化財とは?
A:大阪の歴史と文化を理解するうえで、重要な意味をもつ文化財を大切に守り、未来へ確実に伝えていくため、平成11年2月に大阪市文化財保護条例が制定されました。この条例に基づき、国や府によって指定された以外の文化財に対して、平成11年度から文化財を指定しています。

Q:「民有地図」とはどんなもの?
A:今回、大阪市の文化財に指定されたものは、南区(現中央区)役所より図書館に移管された「地籍図」で、一筆(区画)ごとに間口、奥行、面積、地番などが書かれた75点の資料です。明治9年(1876年)の市街地地租改正に伴う測量の成果を反映しています。和紙に墨書きで作成されたもので、建設局が保管している647点と一括して指定されました。当時は「地所名称区分」により「官有地(のちの国有地)」と「民有地」に区分されていました。

Q:資料の作製年代は?
A:建設局保管のものは大阪市の大区小区(明治9から12年)で記載されているものが多いですが、図書館所蔵のものは明治12年以降の四区制の表記があることなどから、南区役所所蔵時に写したものであると考えられます。明治時代前半期における近代化の歴史の一端を示す資料として極めて貴重であるとして文化財指定されました。

Q:図書館には「民有地図」以外の市指定文化財はある?
A:今回の「民有地図」のほか、「御用瓦師寺島家文書」(平成22年4月指定)、「大阪市立中央図書館所蔵の水帳群」(27年3月指定)があります。「御用瓦師寺島家文書」は江戸幕府の御用瓦師を務めた寺島家全般にかかるものであり、屋敷地周辺である瓦屋町の水帳および絵図、坪数帳などを含んでいます。また、26年度指定の水帳群は大坂市中の北組・南組のものを所蔵しています。

Q:「水帳」とは?
A:江戸時代の土地台帳のことです。図書館所蔵の新しい帳面では、明治の半ば頃まで更新されているものもあります。地積が屋敷地一筆ごとに表間口と裏行の間数で示されていて、持主名と捺印があり、持主が変わると前の持主名と捺印の上に、新しい持主名を書いて捺印した紙を貼って名義の変更としていました。付箋が多く取扱いに注意が必要な資料です。

Q:どんなものか見ることはできる?
A:デジタルアーカイブで公開しているものもありますので、ご自宅からでもご覧いただけます。デジタルアーカイブではほかにも、国の重要文化財指定をうけた「間重富・間家関係文書」、明治から大正期の「引札」、明治期から昭和戦前期にかけての大阪の名所、風景、建築物を写した写真や絵はがきなどもご覧いただけます。
くわしくは、以下の「デジタルアーカイブについて」のページをご覧ください。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1635

また、文化財に指定された記念に中央図書館で講演会と企画展示を開催します。
◎大阪市指定文化財の指定記念講演会&企画展示
「大阪市に伝来する「民有地図」と明治の大阪」
・講演会 10月2日(土曜日)14時から15時 事前申込(応募多数の場合は抽選)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?key=jokx6r15t-510#_510

■図書館の便利な使いかた 第92回 まちの思い出を図書館で残すプロジェクト「思い出のこし」Web公開中!
大阪市立図書館では、市内各区の人々の思い出を記録として残すプロジェクト「思い出のこし」を全館で実施しています。市民の方々からお寄せいただいた思い出に、図書館資料などによる情報を付け加えて館内およびホームページで公開しています。
ホームページでは、年代や公園・川・橋などのカテゴリで一覧表示したり、キーワードで検索したりすることができます。身近な地域を知るツールとしてぜひご活用ください。
思い出のこしプロジェクト
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1301

■市立図書館バックステージ通信 第79回 ライトノベル作家の安道(あんどう)やすみち先生に聞きました!
「教えて先輩オンライン!ラノベ作家のお仕事」
各界のプロをお呼びして10代に向けてお仕事の魅力を語っていただくティーンズコーナー講演会「教えて先輩」。今年はライトノベル作家で大阪アミューズメントメディア専門学校講師の安道(あんどう)やすみち先生にオンラインでお話をお聞きしました。講演動画は近日公開予定です。裏話満載のバックステージ・インタビューもティーンズのページで公開予定!https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=877
その一部をお届けいたします。
図書館:
ペンネームの由来は?
安道先生:
本名が安道(あんどう)なので「株式会社グループSNE」(ゲームデザイナー・作家集団)に入ったときに「やすみち」って呼ばれてそれが定着しちゃって。最初に短編を書いた時にペンネームを考えることになって、地元(大阪市在住だが生まれ育ったのは鳥取)の地名を使ったペンネームを出したら「難しくて読めないからダメ!」って返されて…
図書館:
それはどんなお名前だったのですか?
安道先生:
「那岐(なぎ)」っていう土地が大好きで使いたかったのだけれど…「お前はやすみちって呼ばれてるんやから安道やすみちでええやろ。」とグループSNEの社長さんに言われて決まりました(笑)。ちなみに、那岐ってそう読めないか?とか、どういう土地なんだろう? と気になって故郷を調べ始めたんです。なかなか面白い土地で、自信を持つきっかけになりました。それが自分を好きになることにもつながりましたね。
図書館:
講演でははじめは音楽の道を志していたというお話もありましたが、本もお好きだったのでしょうか。初めて物語を書いた時のことは覚えておられますか?
安道先生:
幼児期から絵本を読んでもらうのが好きだったみたいです。初めて書いたのは二次創作なんですけど、ゲームの「ドラゴンクエスト」のスライムが活躍する話でした。
図書館:
それは小説ですか?
安道先生:
いえ、漫画です。小説は中学でも書いていたかな? 高校では確実に書いていました。中学、高校は創作物といえば音楽の方でしたが、その合間に小説や絵、漫画も描いていました。音楽は好きだったのに練習にあまり情熱をかけられなくて。最初先輩に教えてもらったことをすぐできてしまったのがよくなかったのかも。
図書館:
物語の奥深さのほうが難しさにつながってかえって挑戦したくなったのでしょうか。
安道先生:
そうですね。できなかったからチャレンジしたくなるところはありますね。だから例えば「面白い」ってどういうことなのか、理屈を考え抜きましたね。ざっくり言うと「面白いっていうことは生存戦略」って感じなんですが…
図書館:
面白い=人の記憶の中でどれだけ生き残れるか、というお話でしょうか?
安道先生:
いえ、面白いと感じることは、私たち人間が生きるために必要なシステムだ、ということなんですが、詳しく話すとめっちゃ長いんですよ。
図書館:
詳しい話は専門学校へ行けば聞けるというわけですね!安道先生は子どもの頃から図書館を使っていましたか?
安道先生:
小学校の図書室にはわりと入りびたっていました。今も普段は近くの図書館に仕事や散歩でよく行きます。
図書館:
電子書籍なども使われますか?
安道先生:
漫画は電子書籍で買うようになり、今は(電子書籍だけで)1700冊くらいはあります。
図書館:
ご自身の作品で特に気に入っているキャラクターやシーンはありますか?
安道先生:
やはり『婚活刑事』(こんかつでか)の米子(よねこ)です。どのシーンにも思い入れがあって、元々ゆかりのある場所を選んで書いてるんです。…(続く)
☆大阪の思い出がつまった制作秘話などまだまだ広がるインタビューの続きはティーンズのページで!お楽しみに!

■今日は何の日(8月19日)
・徳川家光、23日まで大坂城に滞在 - (1623年)
・阪神電鉄、野田―天神橋筋6丁目間開業 - (1914年)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?key=mur6agey3
*大阪市史編纂所のホームページでは、「今日は何の日」として、『新修大阪市史』第10巻に掲載された歴史年表の「市域関連事項」を一部修正し、日付ごとにまとめなおしたものをご紹介しています。
下記のページからご覧いただくことができます。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1151
また毎日、その日の「今日は何の日」をトップページに表示しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の配信は2021年9月16日(木曜日)の予定です。
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