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大阪市立図書館メールマガジン第126号

<2024年6月20日 発信>
大阪市立図書館メールマガジン 第126号
<目次>
■蔵書点検による休館のお知らせ
■催し物のご案内
■図書館の便利な使いかた 第126回 資格取得や語学学習に電子書籍 EBSCO eBooksをご利用ください
■市立図書館バックステージ通信 第113回 山口哲司さん・石田惣さんに聞きました!
■今日は何の日

<本文>
■蔵書点検による休館のお知らせ
蔵書点検等のため、下記の期間を休館します。期間中ご不便をおかけしますが、他の大阪市立の各図書館をご利用いただくなどご理解・ご協力をお願いします。
島之内図書館・浪速図書館
7月3日(水曜日)から7月8日(月曜日)まで
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=984

■催し物のご案内
特に指定のないものは当日先着順です。
◎中央図書館
・図書館120%活用術 官報再発見!
株式会社かんぽうの講師が、官報の基礎知識や商用データベース「官報情報検索サービス」の使用方法などをご紹介します。
6月27日(木曜日)14時から15時まで
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo80aa6m5-510#_510
・図書館ビジネス講座元気塾「情報探索の基礎知識」
インターネットでの情報検索にまだ慣れていない方などを対象に、大阪市立図書館司書が検索を上手に行うコツや情報入手に役立つ図書館サービスをご紹介します。
6月29日(土曜日)14時から15時30分まで
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo2abprh6-6714
・図書館連携講座・大阪市出前講座「図書館120%活用術」
図書館の利用方法や蔵書検索のポイントのほか、ご自宅でも利用できる電子書籍や音楽配信サービス、デジタルアーカイブなど図書館をもっとお得に使えるコツを、図書館職員がお話しします。
会場は大阪市立難波市民学習センター。事前申込制、応募多数の場合は抽選となります。
7月12日(金曜日)14時から15時30分まで
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joaqrj4hg-510#_510
・令和6年度大阪連続講座「大阪で暮らす ―いまむかし―」
今年度の大阪連続講座は、旧家より伝わる古文書、市井の人々の暮らしぶりを伝える民具、そして、現代に生きる大阪の人々の話から、大阪の暮らしを考えます。
第1回 7月13日(土曜日)「『生活史』聞き書きのすすめ  ―個人から見た大阪の記録―」
講師:岸政彦 氏(京都大学大学院文学研究科教授)
第2回 7月27日(土曜日)「大阪の長屋 借家人のくらし」
講師:深田智恵子 氏(大阪くらしの今昔館学芸員)
第3回 8月3日(土曜日)「モノが語る人びとのコト ―民具・景観から考えるおおさかの暮らし―」
講師:俵和馬 氏(大阪歴史博物館学芸員)
各回とも 14時から15時30分まで(開場13時30分) 300名
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jongndj5g-510#_510

◎地域図書館
・城東図書館
育ちが気になる子どものためのおたのしみ会
絵本の読み聞かせや手あそびなどを楽しみませんか?お部屋の中を歩いたって、声が出たって大丈夫!こどもたちが自分のペースで楽しむおたのしみ会です。
6月22日(土曜日)14時から15時
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jor3nsojp-510#_510
・西淀川図書館
川だいすき ―川とむしのおはなし―
写真や標本を見ながら水生生物のおはなしを聞き、川と虫と人との関係を考える講座です。
6月29日(土曜日)11時から12時まで
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo99w1t5b-510#_510
・東住吉図書館
パレットの初夏のおはなし会
「あさからよるまで」「おはようからおやすみまで」をテーマに午前と午後に別の内容で2回、おはなし会を行います。
6月29日(土曜日) 11時から12時まで(午前の部)、14時から15時まで(午後の部)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joh985le4-510#_510
・淀川図書館
資産形成をはじめる前に
資産形成の入門として、リスクとリターンや長期・積立・分散投資などの基礎的な知識に加え、NISA、iDeCo制度の概要をお伝えします。
7月16日(火曜日) 13時30分から15時まで 事前申込制
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joife8ej9-510#_510

■図書館の便利な使いかた 第126回 資格取得や語学学習に電子書籍 EBSCO eBooksをご利用ください
スマートフォンやパソコン、タブレットなどで、いつでもどこでも読むことができる電子書籍 EBSCO eBooksをご紹介します。
ITパスポートやTOEIC、管理栄養士など、さまざまな資格の試験対策本を揃えています。返却期限を気にせず、じっくり勉強したい人におすすめです。また、就活向けの「SPI」や「一般常識」など、通勤通学の移動中にさくっと勉強してみませんか?
大阪市立図書館の図書館カードとパスワードをお持ちでしたら、どなたでもすぐに読むことができます。
利用方法などの詳細は、以下のページをご覧ください。大阪市教育委員会YouTubeチャンネルにて利用方法の動画も公開しています。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1592

■市立図書館バックステージ通信 第113回 山口哲司さん・石田惣さんに聞きました!
5月3日(金曜日・祝日) 令和6年度 子ども読書の日記念事業
「絵本作家×自然史博物館学芸員 トークイベント ~ちいさなかがくのとも『みちてはひいて』のイラストレーションができるまで~」を開催しました。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jod7yoa9v-510#_510
講演会では、絵本作家の山口哲司さんと大阪市立自然史博物館学芸員の石田惣さんをお招きし、山口さんがイラストを描かれ、石田さんが監修をされた「ちいさなかがくのとも」2023年2月号『みちてはひいて』(澤口たまみ/文、山口哲司/絵、福音館書店) https://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0015304982 についてを中心に、絵を制作する過程や取材時のお話をたっぷりお聞かせいただきました。
イベント終了後のインタビューをお届けします。
図書館:本日はありがとうございました。イベントトークを終えられて率直な感想はいかがですか。
山口さん:無事にすんでよかったなというのが一番の感想です(笑)。
初めての講演会だったのでどうなるかと思いましたけど、サイン会の時にいろいろ感想をいただいて、楽しんでいただけたようなので良かったかなと思っています。
石田さん:私の方も、いろいろとかけあいできたので楽しかったです。
図書館:絵本で、絵の親しみやすさというのは大事だと思いますが、科学絵本ということで正確さも重視したとおっしゃられていました。山口さんの『みちてはひいて』を石田さんが監修されたときに、具体的にどのようなご指摘があったのでしょうか。
石田さん:全体の監修というよりは、主には生き物の絵のチェックをさせいただいたんです。どうしても絵本だから、デフォルメはしないといけないとは思うんですけど、デフォルメをしつつも、それぞれの生き物の、この種をかいているんだなということがわかるようになるのがベストかなと思うので、そういう視点でコメントをつけさせていただきました。例えば、ウノアシだったら笠形をしている左右対称の殻の形、キクノハナガイだったら白い筋だった形をしてますよとか。
図書館:山口さんは、それを受けられて、何か、えっ?!と思うことはありましたか。
山口さん:えっ?! というのは一切なくて、僕も生き物は好きなんですけど、やっぱり細かいところまで見きれていなかったり、今回のこの絵本に関しては、磯の中だけじゃなくて、漁港や砂浜、岩場など他の要素がたくさんあったので、ここはこうした方がいいですよ、とおっしゃられたのが、すごく助かりました。
図書館:取材の中でとくに印象的なエピソードなどはありますか。
山口さん:寒かったですね(笑)。
石田さん:2月ですからね。なぜ2月……と、ずっと話してましたからね(笑)。
図書館:それはとりあげる生き物の活動時期が2月がよいということで?
山口さん:基本的には福音館書店様が2月号に設定されたのですが、結果的には海藻も多く磯もきれいな時期だったので良かったと思います。
図書館:石田さんも貝をご専門に研究されていますが、イラストはふだんから描かれたりしますか? 先日、大阪市立自然史博物館の特別展「自然史のイラストレーション」で、いろいろな方が描かれたイラストを見たのですが、描かれるときに何か気をつけておられることはありますか。
石田さん:そんなにふだんからはしょっちゅうは描かないです。イラストといっても、僕らが描くイラストというのは、例えば生き物の見分け方とかというテーマで描くことが多いですね。そういうのだったら識別点だけ詳しく描くとか、そういう描き方をすることは多いかなと思いますね
図書館:お二人とも生き物に携わっておられますが、生き物を見るときに、こんなところに注意してみたら面白いよという観察のポイントや、おすすめの見方がありましたら、教えてください。
山口さん:私はただ単にかわいいとか、そういう視点でしか見ていなかった(笑)。あとは素直にキレイとか、トゲトゲがすごいなとか、なんじゃ、この形! とかそういうレベルですね。
石田さん:私もそれです(笑)。
図書館:石田さんは貝類がご専門ですが、貝を研究されるようになったきっかけは何ですか。
石田さん:大学に入ってから実習で潮だまりを観察する機会があって、そのときにすごく印象深かったというか。もともとは森林生態学の研究をしてみたいと思っていたのですが、森の中を見るというのは大変なんですよね。でも、潮だまりだったらそこに息づく生態系をひと目で俯瞰(ふかん)的に見られるというのがありました。あとは大学院のときに先輩が貝をやっていたので、というのが直接の理由です。
図書館:山口さんがイラストを布に描かれるようになったきっかけは何だったのでしょうか。
山口さん:講演会でもお話させていただきましたが、もともとはイラストレーターでデザイン事務所に務めておりまして、さまざまな画材で、さまざまなタッチのイラストを描いていたのですが、フリーになってから個展の機会をいただきまして。個展となると何を描いていいかわからないと悩んでいたときに、たまたま京都で額装された手拭いを見かけて、面白そうだなと思って始めました。
図書館:布に描くということで、紙とは違う魅力はありますか。
山口さん:キャンバスもどちらかというと布に近いといえば近いんですが、もう少しやわらかい雰囲気がでるというのが、自然のものを描いている私の絵には合っているような気はします。
図書館:山口さんは風景画も描かれていると思うのですが、生き物がやっぱりどこかに入っておられますか。
山口さん:それはもう必ず入れます、入れないと気がすまない(笑)。
図書館:生き物を通じてふだん思っていることや伝えたいこと、こうなったらいいなということがあれば教えていただけますか。
山口さん:オリジナルの作品を描くときもそうですけど、私の場合は身の回りにある自然や生き物を題材にしています。
自然にふれるのは、わざわざ遠い山の中に行かなくても、大阪の街中などでも小さい虫や草花や鳥たちなど、よく見ると自然は存在するので、そういう身近な自然を表現していきたいですね。
石田さん:今言っていただいたとおりかなと思います。大阪の街中でも、遠くに行かなくても自然というのはあって、博物館ではそういう観察会をしているので、ぜひ申し込んで参加いただけたらなと思っています。
図書館:これからお二人の予定されている企画や、近々こんなことをされようとしているということがありましたら教えてください。
山口さん:今、中央図書館や自然史博物館で展示させてもらっていますが(6月20日現在終了しています)、それが終わると次は芦屋市立図書館で展示があり、秋には毎年やっている個展があります。
石田さん:来年の2月から貝の特別展をやりますので、そろそろ準備をしています。
図書館:本日は長い時間、いろいろな楽しいお話を聞かせていただき、どうもありがとうございました。

■今日は何の日(6月20日)
・7月にかけて、玉造稲荷砂持大にぎわい - (1789年)
・西野田と阿波座に大阪市立図書館開館-(1921年) https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=mueftrg76
*大阪市史編纂所のホームページでは、「今日は何の日」として、『新修大阪市史』第10巻に掲載された歴史年表の「市域関連事項」を一部修正し、日付ごとにまとめなおしたものをご紹介しています。下記のページから全体をご覧いただくことができます。
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1151
また毎日、その日の「今日は何の日」をトップページに表示しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の配信は2024年7月18日(木曜日)の予定です。

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