古来より、まちとまちを結び、人や物を運ぶ大動脈の役割を担ってきた淀川、その川床には、さまざまな時代の、さまざまな遺物が眠っています。古代の須恵器(すえき)に土師器(はじき)、近世のくらわんか茶碗など、川底から採取された遺物を写真パネルと共に展示します。淀川が庶民のくらしに密着していたことが伝わる内容です。当館の資料『古地図・道中図で辿る東海道中膝栗毛の旅』では、弥次さん喜多さんが、くらわんか舟に乗る場面を古地図や浮世絵と共に楽しく解説しています。併せて展示していますので、ぜひご覧ください!