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大阪に関するよくある質問
図書館に寄せられるよくお尋ねのある質問と回答をまとめてみました。
大阪に関するよくある質問
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質問
「天王寺七名水」の各井泉の名称と現在のどこにあるのか知りたい
回答
天王寺の七名水は、「逢坂七清水」とも呼ばれ、『天王寺区史』(p403)*1『大阪史蹟辞典』(p236)*2によると、「亀井・逢坂・玉手・安井・増井・有栖・金龍」の七つの井戸のことを指します。しかし『てんのうじ探訪』(p39)*3によると、記録によっては、「亀井」の替わりに「本清水(谷の清水)」を入れるものや、「岸の水・大江の岸水・金竜・銀竜・増井・逢坂・玉手」を指すなどの異説もあるとされています。また、この『てんのうじ探訪』では、現存するものをはじめ、現在には姿を消しているものを含めた各井戸の、所在と由来、現在の様子を写真入りで詳しく紹介しています。
亀井(かめい)は、天王寺区四天王寺1丁目、四天王寺内にあります。大きな石造りの亀の口から、竹筒を通して水がでています。『大阪史蹟辞典』(p236)*2によると、この池は「四天王寺が建つ前は荒陵池と呼ばれ、大きな青龍がすんでいたが、聖徳太子が龍を封じ、小さな池にして白石玉出水と呼んだ」との由来が紹介されています。四天王寺参詣の際には、先祖の供養として、この水で「経木流し」を行うので、彼岸には大いににぎわいます。
逢坂(おうさか)は、かつては安居神社南鳥居前付近の「逢坂」の途中にありましたが、度重なる付近の道路工事のため、現在の天王寺区四天王寺1丁目、四天王寺内に移されました。この現在地には、井桁とそれを取り巻く10本の石柱が残されています。『てんのうじ探訪』(p40)*3には、「玉出の水」「小坂清水」「相坂清水」などの別称もあるとされています。
玉手(たまで)は、天王寺区逢坂2丁目8、四恩学園内にあります。現在、湧水はありませんが、「玉出の水旧跡」と刻まれた自然石の碑が建立されています。『てんのうじ探訪』(p40)*3によると、「かつて当時の住宅内にあった湧水を、住人が洒落で命名した」との説があげられています。
安井(やすい)は、天王寺区逢坂2丁目3、安居神社社務所下にあります。こちらも現在、湧水はありません。大きな「かんしずめ水」石碑と、1メートルほどの空穴とそれを取り巻く玉垣が残っています。その由来は『てんのうじ探訪』(p41)*3によると、「菅原道真が大宰府に左遷される途中、この大江の岸に滞留し安居(あんご)の法を納められ」たが、その時、「疳気を催されひとつの井戸を掘り、その水で癒された」との記述があります。『大阪史蹟辞典』(p607)*2を見ると、「道真が休憩(やすい)したのに因んで」という説もあるようです。
増井(ますい)は、天王寺区伶人町5-35にあり、大阪市顕彰史跡に指定されています。こちらも断水しており、元井戸は2ヵ所あったようですが、現在はひとつの屋形を残すのみとなっています。
有栖(ありす)は、天王寺区下寺町2丁目4-15付近、清水坂の上がり口にあったとされています。現在は石碑などもなく、その場所を特定することはできません。『大阪夕陽丘歴史散策ガイド』(p152)*4によると、「土佐清水」、「観音清水」などの呼び方もあり、「土佐藩がこの水を最高の水として地面を買い、4面を囲んで錠をおろし、土佐藩御用水の標札を打った」ためと紹介されています。
金龍(きんりゅう)は、天王寺区下寺町2丁目4-10、泰聖寺内にあります。現在は、金龍水井桁と屋形のみが残り、断水しています。『大阪夕陽丘歴史散策ガイド』(p115)*4には、「この水で洗眼すると眼病によく効くと伝えられ」、また、良質の水は茶の湯に適していたと紹介されています。
さらに、これらの井戸は、『大阪夕陽丘歴史散策ガイド』*4の各項目において所在地を確認できます。また『上町台地を歩く』*5でも、「上町名水筒お散歩マップ」と称した、「七名水」のおおまかな所在地図を一覧することができます。『天王寺』(p48)*6にもわずかに紹介があります。同内容ですが、インターネットでは天王寺区のホームページの『天王寺七名水』*7で調べることができます。また、『上方68号』*8(p48〜60)には「天王寺の名水巡り」という記事があり、昭和11年ごろの各名水の様子等が詳しく紹介されています。
参考文献
*1 『天王寺区史』川端直正編 天王寺区創立三十周年記念事業委員会 1955 書誌ID 0000244950
*2 『大阪史蹟辞典』三善貞司編 清文堂出版 1986 書誌ID 0000214926
*3 『てんのうじ探訪 : 天王寺区史跡ガイドブック : 歴史と文化のまち』天王寺区役所 2003 書誌ID 0010719007
*4 『大阪夕陽丘歴史散策ガイド』 三善貞司著 新風書房 2004 書誌ID 0010729186
*5 『上町台地を歩く = uemachIDaichi guIDe book : 歴史の魅力あふれる大阪のふるさと』 読売新聞大阪本社 大阪観光コンベンション協会編集 読売新聞大阪本社 大阪観光コンベンション協会 2007 書誌ID 0011403712
*6 『天王寺 : 天王寺区創設80周年記念』天王寺区創設80周年記念事業実行委員会 2005 書誌ID 0011121598
*7 『天王寺七名水』 http://www.city.osaka.lg.jp/tennoji/page/0000070756.html (2017年3月5日確認)
天王寺区役所トップページ
http://www.city.osaka.lg.jp/tennoji/
*8 『上方 : 郷土研究 6』上方郷土研究会編 新和出版社 1970 書誌ID 0000245417
天王寺区
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