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大阪に関するよくある質問
図書館に寄せられるよくお尋ねのある質問と回答をまとめてみました。
大阪に関するよくある質問
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質問
熊野古道の「九十九王子」は、天王寺区内にもあるのか? 遺跡はあるか?
回答
「王子」とは、『国史大辞典4』*1(p.868)によると、「京都を発し、本宮を経、新宮・那智に至る参詣路沿道の所々に、三山の遙祠が建設された。これを熊野王子(王子社とも)と」いい、各祠を総称して「熊野九十九王子」と呼ぶ、とされています。
『大阪史蹟辞典』*2(p.563〜564)によると、天王寺区内にある王子は「熊野第一王子」と「上野王子」の二つとなっています。
「熊野第一王子」
堀越神社境内に「熊野第一王子之宮」と記された小社があります。(大阪市天王寺区茶臼山町1-8)
『大阪史蹟辞典』*2(p.563)には、「この小社が、「熊野九十九王子」の第一の王子である」との記述があります。しかし、「元来熊野第一王子は「窪津(別に渡辺)王子」と呼ばれ、この王子は現在の坐摩神社行宮(東区石町二丁目 ※現在…大阪市中央区久太郎町四丁目渡辺3号)の地にあった」とされています。しかし『和漢三才図会』になると、その場所は「天王寺鳥居前に在り」と書かれ、王子についても、そこにあった「光宮」と呼ぶ小祠のことを指すと変わっています。その光宮は大正14年に「堀越神社に合祀され、こうして堀越神社の小社が熊野第一王子になった」と記されています。
「上野王子」
「上之宮台ハイツ」というマンションの入り口軒下に「上宮之跡」と刻まれた石碑があり、ここが上野王子の跡地とされていますが、はっきりとしません。(大阪市天王寺区上之宮町4-40)
『大阪史蹟辞典』*2(p.49・p.564)によると、「上野王子は上之宮のことだという」(上之宮…聖徳太子が四天王寺の鎮守として創祀した神社のひとつ)との記述があります。しかし「王子の祭神は天照皇大神で、上之宮は欽明天皇であるからおかしい」との疑問点があげられています。また『天王寺区史』*3(p.51)では、「熊野九十九王子」の第四の王子であると紹介がされています。しかし場所に関しては、「天王寺中町欽明天皇神祠または上之宮にあったといわれる説と、生野国分町聖武天皇社であるとの二説」があるとされ、こちらでもはっきりとしません。雑誌「上方」141号(p.10)にも同様の二説の記述があります。上之宮は明治40年に大江神社に合祀され、現在残っているのはこの「上宮之跡」の石碑のみとなっています。
このふたつの王子の所在地・様子の写真は、以下の資料などから見ることができます。
『大阪府下の熊野古道と王子社 地図編』[月山 渉著] 月山渉 [2001] 書誌ID 0010045692
『熊野古道を歩く』(p73〜75)宇江 敏勝監修 山と渓谷社 2005 書誌ID 0011008667
『熊野古道 : 九十九王子を辿る』(p14〜20)海部要三著 海部多賀子著 蟷螂舎 2004 書誌ID 0010974512
参考文献
*1 『国史大辞典4』国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1984 書誌ID 0000167103
*2 『大阪史蹟辞典』三善貞司編 清文堂出版 1986 書誌ID 0000214926
*3 『天王寺区史』川端直正編 天王寺区創立三十周年記念事業委員会 1955 書誌ID 0000244950
以下の資料にも関連する記述があります。
『日本歴史大辞典4』日本歴史大辞典編集委員会編 河出書房新社 1985 書誌ID 0000163436
『大阪府下の熊野古道と王子社』月山渉著 [月山渉] 2001 書誌ID 0010045691
『大阪人58巻9号』大阪都市協会 2004 書誌ID 5110808604
天王寺区
神社仏閣
記入者:
おおさか資料室管理者
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