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2016/07/09

[終了報告]【中央】大阪連続講座第1回

Tweet ThisSend to Facebook | by 中央図書館


【終了報告・中央】平成28年度大阪連続講座 第1回「町人学者間重富と近世大坂の天文学」

【講師】:嘉数次人氏(大阪市立科学館 学芸担当課長)
【日時】:平成2879日(土)14時から16
【場所】:中央図書館5階大会議室

 79日(土曜日)に平成28年度大阪連続講座 第1回「町人学者間重富と近世大坂の天文学」を開催し、多くの方にご来場いただきました。
 理系というと難しく思われがちですが、講師の柔らかな物腰の説明がわかりやすく面白かったと好評いただきました。現在とは考え方や内容がかなり違っていた江戸時代の天文学や暦のお話から、近世大坂においては町人たちの間での学問が盛んであったことや、知られざる大坂の偉人・間重富をはじめとする様々な町人学者たちのお話までを、受講された方々も興味深く聞いておられました。

講演会終了後にインタビューした内容は、大阪市立図書館メールマガジン第31号(2016721日発信)の「市立図書館バックステージ通信26回(2)嘉数次人さんに聞きました!」に掲載しています。
メールマガジン最新号およびバックナンバー

※嘉数氏の著作をお読みになりたい方は下記をごらんください。

●『天文学者たちの江戸時代 : 暦・宇宙観の大転換』嘉数次人/著 筑摩書房, 2016.7

  http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0014132411

●「天文学者としての間重富」:下記資料に所収されています。
[
雑誌]『大阪の歴史 20068月号/ 68号』大阪市史編纂所/編 大阪市史料調査会,2006.8

  http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/5111269812

●『木村蒹葭堂 : なにわ知の巨人 : 特別展没後200年記念』大阪歴史博物館/編 思文閣出版, 2003.1

  http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0010459658

●『伊能忠敬測量隊』渡辺一郎/編著 小学館,2003.8

  http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0010580991

●『江戸時代の天文学(大阪市立科学館ミニブック)』嘉数次人/著 大阪市立科学館 大阪科学振興協会, 2015.1

  http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0014081084

●『静電気博士になろう : なにわの静電気博士・橋本宗吉にチャレンジ!(大阪市立科学館ミニブック)大倉/ ;嘉数次人/著 大阪市立科学館 大阪科学振興協会 2014.3

  http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0013449425

●『渋川春海と江戸時代の天文学 : 「天地明察」の時代(大阪市立科学館ミニブック)』嘉数次人/著 大阪市立科学館 大阪科学振興協会, 2012.9

  http://web.oml.city.osaka.lg.jp/webopac_i_ja/0013449410


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【中央】平成28年度大阪連続講座「近世おおさか理系図鑑」

【終了】第1回 「町人学者間重富と近世大坂の天文学」*終了しました


【講師】:嘉数次人氏(大阪市立科学館学芸担当課長)
【日時】:平成28(2016)年7月9日(土)14時から16時(開場13時30分)
【場所】 大阪市立中央図書館5階大会議室
【定員】 300名(当日先着順) 入場無料
【お問合わせ】 大阪市立中央図書館 利用サービス担当 電話06-6539-3302


 近世後期の大阪では天文学の研究が盛んでした。その中で代表的な天文学者が間重富です。質屋を営む間重富は、幕府天文方に出仕して寛政暦への改暦に従事したほか、観測機器の開発に携わるなど大きな活躍をします。講演では間重富の業績をはじめ、大阪に伝わる間重富関係資料についてもお話しいただきます。


『彗星概説』間重富より画像
     『彗星概説』[間重富 1811] (「間重富・間家関係文書」より)
    ※当館で所蔵している「間重富・間家関係文書」が今年、重要文化財に指定されることになりました。


【講師紹介】
嘉数次人(かず・つぐと) 氏(大阪市立科学館学芸担当課長)
1965年、大阪生まれ。1990年、大阪教育大学大学院修了。同年より大阪市立科学館学芸員。
科学館ではプラネタリウムの投影や企画をはじめとした科学普及の業務に携わりながら、専門の科学史について調査研究を行っている。特に江戸期の天文学者たちがどのような研究を行っていたのか、当時の人々がどのような宇宙観をもっていたのかなどについて興味を持っている。

Webギャラリー「没後200年 間重富とその時代」も公開中です。
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